育ててみたい！　おもしろ野菜大集合

お店では出会えない野菜を作れるのも、家庭菜園の楽しさ。菜園家のチャレンジ心をくすぐる、ユニークな品種＆野菜の魅力を紹介します。

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■フィレンツェ

本名は「ヴィオレッタ・ディ・フィレンツェ」。大きく育てると、ひだが入り、片手に収まらないほどのサイズになるイタリア生まれのナス。皮は柔らかく、果肉は加熱するとトロッとなる。イタリア料理にぜひ！

撮影：成清徹也

■黄色トウガラシ

きれいな黄色からは想像もつかない激辛トウガラシ。6〜7cmの実が、1株に鈴なりに実る。色づく前の緑色のときから辛い。ツヤがあって美しいので、観賞用にしても楽しい。

撮影：上林徳寛

■鹿ケ谷カボチャ

雪だるまにも似たユニークな形の京野菜。高さ約20cm、重さ2〜3kgに育つ。きめ細かくねっとりとした食感で、比較的あっさり味。熟すと皮がオレンジ色に変わる。

撮影：成清徹也

■もってのほか

食用ギクのなかでも、香りと味が群を抜く品種。おひたしや酢の物にすると、鮮やかな色が美しく、おいしい。名前の由来は「天皇家の御紋を食べるなどもってのほか」とも。苗で売られている。

撮影：成清徹也

■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2018年3月号より