多肉栽培は○○を捨てないことが大切!

栽培方法が書かれたもの、手書きのものなど、どれもあとで貴重な資料に。撮影:成清徹也
手間がかからないゆえ、雑に扱いがちな多肉植物。押さえておきたい栽培のポイントを、園芸研究家の長田 研(おさだ・けん)さんが紹介します。

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■その1 名札を捨てない!

世界に数千以上もの種類があるといわれる多肉植物。姿はよく似ているのに同じではない、というものもたくさんあり、見た目だけを手がかりに名前を判断するのが難しいことがあります。
そこで大切なのが、購入時についていた名札を取っておくこと。見た目がイマイチだからと鉢から抜いてしまったり、植え替えのときになくしてしまったりしがちですが、育て方に疑問がわいたときなど、名前がわかればすぐに調べることができます。

■その2 正しい姿を知っておく

多肉植物は、もともと不思議な形をしているものも多いため、「正解」の姿がわかりにくい植物。その珍しさゆえ、トラブルを起こして変形や変色してしまっても、気づかないことがあるのです。買ってきたら写真を撮って初めの状態を記録したり、育てるうちに色や形が変わってきたら購入店で尋ねてみるなど、その植物の正しい姿を知るよう努めましょう。万一病害虫の被害にあっても、早期発見できればダメージを小さく抑えられます。

■その3 元気な株を選ぶ

店頭で購入するときは、鉢をいろいろな角度からよく見ましょう。必ずチェックしたいのは、
〈1〉病害虫がついていない、
〈2〉節間が詰まっている、
〈3〉本来の色をしている、
〈4〉下葉の傷みがない、の4点。上からだけでなく、鉢を少し持ち上げて下から状態を見ることも大切です。前述のように、多肉植物は「正しい姿」がわかりにくいものも多いので、専門店で、お店の人に相談しながら選ぶのが安心です。
購入後は、休眠期以外なら植え替えを。用土は多肉植物専用培養土、もしくは草花用培養土でもOK。すでにいくつか多肉植物を育てているなら、用土は統一すると管理がラクになるのでおすすめです。
■『NHK趣味の園芸』2018年2月号より

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