連載
続・鴇田崇の映画でいっぱいいっぱい!

【TDR35周年】開園記念日にセレモニー開催!35年前のメモリアルな場所で:東京ディズニーリゾート特集

東京ディズニーリゾート史上最大の祭典「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」の開幕を祝うオープニングセレモニーを開催!

4月15日(日)、東京ディズニーランドにて、東京ディズニーリゾート史上最大の祭典「東京ディズニーリゾート35周年"Happiest Celebration!"」の開幕を祝うオープニングセレモニーが開催されました。当日の朝は春の嵐が直撃する荒天でしたが、そのおかげ(?)か、同セレモニーの開催場所が屋根のある場所へ変更に。実はここ、とても特別な場所だったのです。

ウェルカム・グリーティングの様子.jpg

ウェルカム・グリーティングの様子

 まずは、セレモニー前にウェルカム・グリーティングを実施しました。パークが開園すると、セレブレーションストリートでは、35周年のテー
マソングが流れるなか、キャスト約240名がゲストをお出迎え。このセレブレーションストリートがある場所が<ワールドバザール>。みなさんがパークに入ると必ずすぐ通る、夢の世界への出発地点。目抜き通りです。

オープニングセレモニーの様子.jpg

オープニングセレモニーの様子

 実はここ、35年前に東京ディズニーランドが開園した際、そのセレモニーを開催した場所なのです。みなさんもテレビの資料映像などで観たことがあるかもしれませんが、35年前のオープン日も雨だったので、ワールドバザールが会場でした。特設ステージの位置もほぼ同じです。35年前のステージのほうが倍くらいの高さがありましたが、おそらく今回背後のモニュメントが隠れてしまうことを配慮して低めになっていたのでしょう。

DSC07298.JPG

ワールドバザール

 実は、このワールドバザール、目抜き通りに屋根があるパークは東京だけで、雨が多い日本ならではの工夫のたまものなのです。そして東京ディズニーランドにとって特別な場所であるだけに、35周年では特別な演出も。35周年のテーマ曲とともにコンフェティーが舞い、祝祭感いっぱいです。

DSC07901.JPG

夜のワールドバザール

 そして夜になると、その表情も幻想的に変わります。建物の壁にプロジェクションマッピングで映像が映し出され、あっという間にセレブレーションな空間に様変わりします。ワールドバザールでの祝祭感の大規模な演出は35年間でも初めてのことで、お披露目の日はどよめきが起こったほど!

 ちなみに同日、テレビや一部ネットニュース報道で拡張計画が正式に、などと出ましたが、実際のところ発表済みの情報の範囲を出ない事実のみ、つまり特に新しい情報は1ミリもなかったです。ディズニースカイ報道は完全否定されていましたが、そんなことより35周年をお祝いしましょう!

(一部写真・文/鴇田崇)

※すべての情報は変更の可能性があります。紹介したサービス、エンターテインメントの実施を保証するものではありません。予め了承ください。

« 前の記事「続・鴇田崇の映画でいっぱいいっぱい!」記事一覧次の記事 »

鴇田崇(ときた・たかし)

1974年生。国内最大級のアクセスを誇る総合映画情報サイト「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在はフリー。年間延べ250人ほどの来日ゲスト、俳優、監督への取材を行い、雑談のような語り口で相手のホンネを引き出すスタイルは、一部の関係者に定評がある。史上もっともアガッたインタビューは、あのM・ナイト・シャマラン監督に「キミの体からは気が出ている!」とホメられたこと。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。

BOOK STANDプレミアム