『スパイダーマン:ホームカミング』のジャパンプレミアに出席した、主演のトム・ホランド
2017年夏の超話題作『スパイダーマン:ホームカミング』がいよいよ日本にやってくる!! 8月11日公開に先駆け、新スパイダーマンを演じたトム・ホランドと監督のジョン・ワッツが新宿で行われたジャパンプレミアに出席しました。
日本ならではの「夏祭り」をスパイダーマンがジャック!?
スパイダーマンが乗った神輿登場とともにスタートした同イベント。日本ならではの夏祭りをスパイダーマンがジャックし、会場は大盛り上がり! 神輿上で投げキッスをしたりスマホで自撮りをするスパイダーマンはめちゃくちゃレアで、会場は熱気の渦に巻き込まれました。
その後、トムとジョンが登壇し、黄色い声援が会場を埋め尽くします! 「初めまして」と日本語で挨拶してくれた二人。雨も気にせず熱狂するファンに感激したトムは、「僕たちの映画はスーパーヒーローだけど、君たちはスーパーファンだね。ありがとう!僕たちも一緒に濡れるよ!」とジョンとともに自ら屋根の外へ行き、ファンを気遣う一面もありました。
ちなみに二人は、今回が初来日。「ご飯も美味しいし、人も優しい!住んでみたい!」と日本を大絶賛。スパイダーマンカラーの法被も着用し、トムは「Thank you so much !」と少年のような眼差しで喜んでいました(かわいい)。
今回のスパイダーマンが「史上最高」と評価されるワケ。
新シリーズのスパイダーマンは、2016年に公開された『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』でも披露されていましたが、マーベルの映画化プロジェクト「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」には、本作から本格参加! スパイダーマンファンはもちろんのこと、マーベルファンが待ちわびていたことが現実になったんです! そんな注目のシリーズでスパイダーマンに大抜擢されたトム。トムは自身もスパイダーマンになりたいと夢をみていた少年の一人だったと語ります。「夢が叶って本当に嬉しいです。本作も楽しんで作ることができたので、みなさんにも楽しんでもらえたら」(トム)。
一方、監督を任されたジョン・ワッツはYouTubeにて無断で「イーライ・ロス製作総指揮」とクレジットを入れたフェイク予告を製作し、それがきっかけでピエロの衣装が脱げなくなっちゃった異色ホラー『クラウン』(14)の監督を務め、その後『COP CAR/コップ・カー』で高い評価を得たという、すごい経歴の持ち主。ジョンは、本作での監督抜擢について「いまだに新しいスパイダーマン作品の監督に抜擢されたことは信じられないよ」とコメント。
ピーター・パーカーと同じティーンエイジャーのトムだからこそできた演技。
これまでのトビー・マグワイア、アンドリュー・ガー・フィールドを主演に迎えた『スパイダーマン』シリーズはどれも日本で大ヒットしましたよね。私も何度見返したことか。しかし、今回の主演であるトムは、撮影当初20代だったトビーやアンドリューと違い、ピーター・パーカーと同じティーンエイジャー! しかも幼い頃に器械体操をやっており、スタントをほぼ使わず、自分でスーツをきてアクションしたのだとか。「本作を観ていただいたらわかると思いますが、本当に正気の沙汰じゃない、クレイジーなスタントだったんです」と撮影当時を振り返ります。一方ジョン監督は「大事な主演俳優を高い所から吊るしたり穴の中に落としたり......ナーバスになることが多々あった」と笑いながらコメント。
さらにピーター・パーカーの魅力について聞かれたトムは「トニー・スタークは実業家で、マイティ・ソーは神様だけど、ピーターは本当にただの若者。普通の子どもだからこそ親しみを感じられると思う」。
トム、日本での愛称「トムホ」をすでに知っていた!
日本では、ジョニー・デップのことを「ジョニデ」、ブラット・ピットのことを「ブラビ」など、話題になった俳優の名前が省略されて呼ばれますが、自身もまた「トムホ」という愛称で日本人から親しまれていることは以前から知っていたのだとか。会場全体からの「トムホーーー!!!! 」コールに「ありがとう!すばらしい気分です!」と感激していた様子。
その後も和太鼓に初挑戦したり、雨が小降りになるとファンサービスを続けるためにレッドカーペットへ戻ったり。彼らの日本愛が伝わるほっこりとして白熱したイベントでした。
(文/トキエス)
『スパイダーマン:ホームカミング』
2017年8月11日(祝・金)全国ロードショー!
監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランド、ロバート・ダウニーJr.、マイケル・キートン、マリサ・トメイ、ジョン・ファヴロー、ゼンデイヤ、トニー・レヴォロリ、ローラ・ハリアー、ジェイコブ・バタロン 他
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