スマホで使えるのはどのメール?

メールアプリは、スマホの種類や携帯電話会社によって異なるものが搭載されています。どのメールアプリでどのメールを送ることができるかを正しく理解しましょう。タレントでITエンジニアの池澤(いけざわ)あやかさんに教えてもらいました。

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■スマホによって異なるメールアプリを搭載

スマホは機種によって異なるメールアプリを搭載しています。iOSのスマホは「メール」と「メッセージ」の2種類を、Androidは「Eメール」と「Gmail(ジーメール)」のほか、携帯電話会社独自のアプリを備えています。

■iOSは2種類のメールアプリを搭載

メール
GmailやYahoo!メール、自宅のパソコンで使っているメールなどを利用できる。NTTドコモで購入したiOSのスマホの場合、同社のケータイメール「ドコモメール」を使うにはこのアプリを利用する。

 


メッセージ
携帯電話会社が提供するケータイメール(MMS)や、短文を送受信できる「SMS(ショートメッセージサービス)」などを利用できる。iOSのスマホ同士なら、「iMessage」でやりとりすることも可能。



■Androidは3〜4種類のメールアプリを搭載

Eメール(大手携帯電話会社3社共通)
自宅や会社で使用しているパソコンメールを、スマホでも利用できる。アプリを開き、メールアドレスやパスワードなどを入力すると、スマホでそのメールを送受信できる。

 


 
Gmail(大手携帯電話会社3社共通)
検索大手のグーグルが提供するメールサービス「Gmail」を利用するためのアプリ。初期設定時にGoogleアカウントを登録すれば、アプリを起動してすぐに使いはじめられる。

 



■ケータイメールとSMSの違いは?

ケータイメールは、携帯電話会社が提供するメールサービス。メールアドレスの末尾に「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp(@au.com)」「@softbank.ne.jp」などの会社名を示す英字が表示されている。SMSは、電話番号を使って短いメッセージを送受信できるサービスだ。受信は無料だが、送信には1通あたり3〜30円かかる。また、1通で送信できる文字数にも制限がある。
※本誌ではiOS 11を搭載したiPhone7、Android7.0を搭載したXperia XZsを例に解説しています。情報は2017年9月現在のものです。
■『NHK趣味どきっ! はじめようスマホ 』より

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