多肉植物を美しく撮影するコツ

葉の色や株の形が多種多様でさまざまな品種が出ているエケベリアは、マニア心をくすぐります。撮影:田中雅也
多肉植物ファンなら、自分が育てている株を写真に収めたことが一度や二度はあるはず。多肉植物との生活をもっと楽しみたいあなたへ、植物がぐっと魅力的になる写真のコツを園芸研究家の野里元哉(のざき・もとや)さんが伝授します。

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■美しさの全部を写しとろう

葉の形状や株姿、ほかの株とは違う微妙な色の差、そして植えてある鉢まで。多肉植物をシンプルな背景の中に据えて、その美しさのすべてを撮影してみましょう。
撮影のポイント1 太陽光をたっぷり利用する
美しい写真を簡単に撮るため、太陽光を利用します。カメラは太陽光を基準につくられており、太陽光と蛍光灯では光の成分が違うからです。
太陽光は、株の真横か、少し後ろ側から当たるようにしましょう。
テーブルなどを窓際まで移動させ、窓から入った光が、鉢の全面に行き渡るようにします。
窓にトレーシングペーパーなどを貼り、光を柔らかくするのもコツです。
撮影のポイント 2 大小を意識して並べ主役を決める
ただ漫然と並べただけでは平坦な印象の写真になってしまいます。小さいものを手前にして、三角形になるように並べます。
今回は、右端のアメストロを主役として意識しました。主役は株全体が写真に収まるようにします。逆に、ほかの2鉢は、鉢が重なっていたり、縁が切れていたりするように構図を意識します。こうすることで、主役が引き立ち、自然な感じも生まれます。
鉢のロゴを全部きちんと見せようとせず、株の姿を優先して位置を決めます。
■『NHK趣味の園芸』2016年11月号より

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