プレゼントにも最適! お部屋に置ける根菜ボックス

マスキングテープで飾りつけするのがポイント。イラスト:阿部真由美
この季節にはいただく機会も多い食品用の保冷ボックス。ひと工夫すれば冬の野菜作りのプランターとして再利用できます。小さな根菜類(こんさいるい)を育てて、あつあつの温野菜を味わいましょう。園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さんが提案します。

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■保冷ボックスをリメイクして小さな根菜類を育てよう

「トロ箱栽培」という言葉をご存じでしょうか? 軽くて通気性、保温性に優れる保冷ボックスは、昔から園芸や野菜作りのプランターによく再利用されていました。
今月の深町流プランター栽培は、この保冷ボックスで、ラディッシュ、小カブ、ミニニンジンを栽培します。
室内に置いても見栄えがするように、まずはマスキングテープで飾りつけ。性質や生育速度の異なる野菜を1つのボックスでいっしょに育てるために、ラディッシュと小カブはセルトレイにタネまきをしてからボックスにセットし、ミニニンジンはボックスの土に直接タネをまいて育てます。
ビニールで覆って防寒し、明るい窓辺か日当たりのよいベランダに置けば真冬でも野菜作りが楽しめます。発芽したタイミングでプレゼントしても喜ばれますよ。

■根菜ボックスをプレゼントしよう

ふたをしてラッピングすればプレゼントにもおすすめです。発芽させた状態で贈れば、初めての人でも気軽に野菜作りが体験できますね。支柱とビニール、テキスト掲載の深町先生のイラスト入り「育て方レシピ」を切り取ってボックスに添えると親切です。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2015年12月号より

NHKテキストVIEW

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