ふっくら柔らか! さばのみりん干しをつくってみよう【レシピ掲載】

撮影:公文美和
さばのみりん干しを手づくりしてみませんか? 料理研究家の中川たまさんにつくり方を教えてもらいました。

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甘すぎず、しょっぱすぎず、程よい甘辛風味の自家製干物。香ばしく焼けば、白いご飯と相性抜群!
おいしい干物にするコツは、できるだけ新鮮なさばを選び、味をつける前に塩で余分な水分を出すこと。くさみが和らぎ、味が入りやすくなります。
魚焼きグリルや焼き網はもちろん、フライパンやオーブンで焼いてもおいしい。
水分がとびきっていない半干しなので、身はふっくら柔らか。焼いて細かくほぐし、混ぜご飯や焼き飯、あえ麺やパスタ、サラダに展開するのもおすすめです。

■材料(つくりやすい分量)とつくり方

1 さば(切り身)4切れは血合いなどを除き、片面に塩を1つまみずつ両面にふる。
2 1をバットにのせてラップで覆い、冷蔵庫に1時間おいて水分を拭き取る。
3 みりん・しょうゆ各大さじ3、酒大さじ2を混ぜ合わせ、2にかける。ラップで覆い、冷蔵庫に半日〜1 日間おく。途中、裏返して両面を浸す。
4 余分な汁けを拭き、白ごま適量をふる。干し網またはざるにのせ、天日に半日干す。途中、表面が乾いたら裏返す。
※ラップで包んでジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫で4〜5 日間保存可能。魚焼きグリルと焼き網は中火、フライパンは弱めの中火、オーブンは180℃で両面を焼いて食べる。焦げやすいので注意。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年11月号より

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