ひき肉は保存するなら冷凍しよう

ラップを広げ、ひき肉をのせる。100gずつ薄く広げて包む。薄くすると解凍しやすくなる。
豚肉のおいしさを手軽に味わえる豚ひき肉と、さっぱりとして香味野菜と相性抜群の鶏ひき肉。安価なのでまとめ買いするする機会も多いでしょう。しかし、ひき肉は傷みやすいので、保存する場合はすぐに冷凍がおすすめです。高木ハツ江さんに聞きました。

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■料理によって選びたい「豚ひき肉」

豚肉だけを細かくひいたものが豚ひき肉です。いろいろな部位の混ざったものが多く、特に表示されていませんが、色を見て、白っぽいものは脂肪が多く、赤いものは赤身が多く含まれています。脂肪が多いものは、ほぐれやすいので炒め物向き。赤身の多いものは、まとまりやすいので成形して調理するときにおすすめです。

■さっぱりとした「鶏ひき肉」

鶏肉だけを細かくひいたもので、店によっては、むね肉、もも肉など部位別にひいたものもあります。さっぱりとした味わいで、合わせる食材や調味料によって味の変化が楽しめます。

■保存するなら冷凍して

ひき肉は空気に触れる面が多くて傷みやすいので、買ってきたら、その日のうちに使いきるのが基本です。保存したい場合は、早めに冷凍します。使いやすいよう小分けにするとよいでしょう。使うときは、凍ったまま加熱するか、自然解凍を。保存は2〜3週間が目安です。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年7月号より

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