御年90歳 ばぁばの元気の素「一口和風ステーキ」

「ステーキのようにアツアツをいただきたいものは、あらかじめお皿をお湯につけて温めておきましょう。こうしたひと手間を惜しまないことよ」と鈴木さんはアドバイス。 撮影:工藤雅夫
御年90歳にしてテレビ出演や執筆に大活躍のばぁばこと料理研究家の鈴木登紀子(すずき・ときこ)さん。『きょうの料理』ではその元気の素(もと)となるごはんを、毎月紹介していきます。

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今月は、ばぁばの大好物・ステーキ。しょうゆ風味にバターの香りとコクを添えたステーキに、さっぱり大根おろしを合わせて味のハーモニーを楽しみましょう。
「牛肉は、週に2〜3度は食べるくらい大好きです。疲れているときには、なんといっても牛ステーキね。もちろん、豚肉や鶏肉、乳製品もまんべんなくいただきますし、季節ごとのお魚も大変よろしいものですが、好きな牛肉をしっかり食べること、これが元気の秘けつではないかと常々思っております。年を重ねると食べづらそうに思えるステーキ肉も、ほどよい厚さの赤身ならば肉質も柔らかく、さらに鹿(か)の子(こ)包丁を入れ、一口大に切ることでいっそう食べよくなります。少しの工夫を忘れずに、食事をよりおいしくいただきたいものです」(鈴木さん)。
※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理』2015年4月号より

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