ブルーベリー　うまく剪定してもならない理由は？

ブルーベリーは花や果実が可憐でコンパクトに育つため、家庭果樹ではトップクラスの人気があります。その一方で、果実がならなくなったという失敗も多く聞かれる果樹でもあります。うまく剪定してもならない理由を、千葉大学 環境健康フィールド科学センターの三輪正幸（みわ・まさゆき）さんにうかがいました。

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ブルーベリーは水を非常に好む植物で、夏に水切れすると枝葉がしおれ、木が傷みます。するとその年はもちろん、翌年にも影響して収穫量が激減することがあります。土が乾いたら庭植えでも、水やりしましょう。乾燥防止のバークチップなどを土の表面にまくのも効果的です。
植えつける際に、保水性が高く、ブルーベリーが好む弱酸性に調整された「ブルーベリー用の土」を用いると木が傷むリスクを大幅に抑えることができます。
■『NHK趣味の園芸』2015年2月号より