頭ではダメと分かっていても別れられない彼と"気楽に"縁を切る3ステップ

いい運気と仲良しになれる 引き寄せ行動術 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
『いい運気と仲良しになれる 引き寄せ行動術 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)』
卯野たまご
KADOKAWA/メディアファクトリー
1,080円(税込)
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「オレはそのうちビックになるから! いつかお前にも贅沢させてやるよ。だからさあ...金貸してくんねえ? 今月、ピンチなんだ」

 ダメンズだとわかっているのに、頼られるとつい甘やかしてしまう。「この人には私しかいないんだわ」と思うと見捨てられない。ダメンズとの付き合いをズルズル続けてしまう女性ほど、「自分よりも彼のこと」を優先しがちです。しかし、言い換えるとそれは「自分がやりたいこと」がわからない状態でもあるのではないでしょうか。

 何が自分にとっての幸せなのかわからない女性にとって、たとえ口だけでも夢を追う彼の姿は魅力的に見えるし、甘えられれば母性をくすぐられる...つまり、ダメンズをより「ダメ」にしている原因は、自分が進んで行く矛先を見失った女性の側にもあるのです。

 そんな女性がダメンズから脱却し、自分の幸せを見つけていくヒントを、イラストレータ兼占い師である卵野たまごさんによるコミックエッセイ「いい運気と仲良しになれる! 引き寄せ行動術」からご紹介します。

 多くの場合、いきなりダメンズとキッパリ別れるのは難しいでしょう。頭でよくないと分かっていても、好きな彼を手放すのはつらいものです。それなら、まずは目の前にある問題をすぐに解決しようとせず、捨て置いてみてはいかがでしょうか。本書ではこれを「捨て置き作戦」と名付けて、具体案を掲載しています。一部を見てみましょう。

捨て置き作戦その①「かまわない」
 いままで彼に使っていたお金や時間を自分のためだけに費やしてみましょう。どんなに彼から連絡がきても、「ここで甘やかしたらもっと彼をダメにする」と肝に銘じて応えないようにします。

捨て置き作戦その②「考えない」
 彼のことを考えなくて済むように、疎遠になりかけていた友人と連絡をとってみたり、自分から飲み会を開いたりしてみましょう。彼がいなくて寂しい時間をどんどん他のことで埋めるようにします。

捨て置き作戦その③「お金は貸さない」
 これ以上、相手にとって都合のいい存在にならないよう、もし頼まれても「私も今月ピンチなの」、「これからはもうお金を貸せない」ときっぱり断ってみましょう。その時の彼の態度を見て、気づくことがあるかもしれません。

 ここまでの3つのステップを乗り越えてから、もう一度彼との付き合いについて考えてみてはいかがでしょうか。もしかしたらそのころには、すっかり彼への気持ちが冷めているかもしれませんし、他に夢中になれることを見つけているかもしれません。そうなればしめたものです。本書ではこのほかにも、普段の習慣を変えるだけでいい運気を呼べるようになるコツについて紹介しています。頭でわかっていてもなかなか解決できない問題を抱えている人は、一度手にとってみてはいかがでしょうか。

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