首相になってほしいのは安倍氏ではなく島耕作?
- 『社長 島耕作(13) (モーニングKC)』
- 弘兼 憲史
- 講談社
- 586円(税込)
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自民党の圧勝に終わった衆院選。26日の特別国会で、安倍晋三・96代内閣総理大臣が誕生する見通しですが、17日に「首相になってほしいマンガのキャラクターランキング」が発表されました。
電子書籍販売サイト「eBook Japan(イーブックジャパン)」が、同サイト会員664人にアンケートを実施。2位に倍以上の得票数を稼ぎ1位となったのは、「島耕作」(『社長島耕作』)。2位は「モンキー・D・ルフィ」(『ONE PIECE』)、3位は同率で「海江田四郎」(『沈黙の艦隊』)、「矢島金太郎」(『サラリーマン金太郎』)でした。
5位以下は次のとおり。5位:両津勘吉(『こちら葛飾区亀有公園前派出所』)、6位:南波六太(『宇宙兄妹』)、加治隆介(『加治隆介の謎』)、8位:ドラえもん(『ドラえもん』)、9位:バカボンのパパ(『天才バカボン』)、10位:孫悟空(『ドラゴンボール』)
強いリーダーシップがあったり、既存の枠にとらわれない考え方や行動ができるキャラクターで、みな魅力あふれる人物。島耕作などを推す「現実派」と、ルフィなどの「キャラクター重視派」に分かれたと言えそうです。彼らを選んだ人の理由はこんな感じです。
島耕作を挙げた人は、「下地もしっかりしており外交も得意とし、何よりブレ無い点が日本の政治屋さんと異なる」(30代男性)、「後に社長にまで上り詰めたのだからカリスマもあるし、日本をよくしてくれそうだから」(40代女性)など。
ルフィを挙げた人は、「前向きなパワーで国民の心をひとつにまとめ、困難な事(増税とか原発問題とか)も解決できそうなので」(40代女性)、「リーダーシップがある上に人を見る目がある。自分にできることとできないことをよく理解している。ふざけているようで意外とまじめそう」(20代男性)など。
直面する難題をなかなか解決できない状況にある日本で、国を引っ張る強くて明るいリーダーが求められていることは間違いなさそうです。