空き容器で楽しむ!ベビーリーフ

撮影:渡辺七奈
野菜のパックやテイクアウトした容器を使い、室内でミズナルッコラ小カブのベビーリーフを育ててみませんか? 使いきれなかった余りダネを活用すればとってもエコ♪ 園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さんが、栽培のポイントを教えてくれました。

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■冬の室内で楽しむ

栽培期間が約1か月と短期間で、冬の室内でも手軽に栽培可能。日当たりのよい窓辺などで育てるのがベストですが、適した場所がなければ、植物育成ライトを利用する方法も。身近で生育の様子を観察できるのも楽しみの一つです。

■容器選びのコツは?

大切なのは、葉や根の育ち方に合った大きさや形、材質を選ぶこと。ヨーグルトパックは深さがあるので、根が深く伸びるミズナなどの栽培に。直径10cmほどのパックは、ベビーリーフで収穫するルッコラなど、口が広いどんぶり容器は株間(かぶま)が必要な小カブなどに適します。

■いつでも収穫OK

ベビーリーフは、発芽後30日程度で収穫する若い葉のことですが、その前でも収穫可能。発芽してまもない1~2cmの間引き菜(マイクロリーフ)も、香りがありおいしく食べられます。

■どこに置く?

室内の窓辺など、日がしっかりと当たる明るい場所に置きましょう。3種類の野菜をすべて育てる場合は室温15~20℃、ルッコラだけなら15~25℃になるように管理(いずれも最低温度10℃)。エアコンの温風が直接当たる場所は避けてください。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年12月・2022年1月号より

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