すいかは見た目と音で選ぶ
- 撮影:三浦英絵
旬のフルーツは、味わいはより甘く、みずみずしく、種類もどんどん増えています。今こそおうちでフルーツ生活! 知って得するプロのコツを、フルーツクチュリエ(フルーツを熟知した人)の森山登美男(もりやま・とみお)さんが毎月お届けします。第4回は、夏になったら食べたくなる真っ赤なすいかです。
* * *
■旬は長〜いです
あふれ出す水分とシャリシャリの食感から、真夏のイメージがあるすいか。南北に長い日本では、熊本県産(収穫量全国1位※)が4月ごろから店頭に並び、6〜7月に千葉県産、7〜8月に山形県産が収穫のピークを迎えて、長い期間、楽しむことができます。(※農林水産省「令和元年産作物統計」より)
「1000℃(積算温度)を越えたすいかは甘い」といわれ、カラリとした晴れの日が続く暑い年のほうが、おいしくなるそうです。
最近は冬にもオーストラリア産やメキシコ産が出回り、一年中食べられるという状況に。しかもおいしい! すいかラバーにとっては、うれしいことですね。
■見た目と音で選ぶ
すいかは追熟しないため、完熟状態で収穫します。選ぶ際は、カットすいかは果肉がジューシーで種の色が濃いものを。丸ごとの場合はずっしりと重く、しま模様がはっきりして皮に張りがあるものを選びましょう。軽くたたくと「ポンポン」と弾んだ音がするのも、おいしさの合図。赤いすいかは濃厚な甘さで、黄色のものは少しさっぱりとした味です。
■真ん中がいちばん甘い
すいかは中心がいちばん甘くておいしい部分。切り分けるときは中心から放射状に切ると、平等に甘い部分が入り、みんなが笑顔に。
※テキストではおいしいすいかの切り方を紹介しています。
■『NHKきょうの料理』2021年7月号より
* * *
■旬は長〜いです
あふれ出す水分とシャリシャリの食感から、真夏のイメージがあるすいか。南北に長い日本では、熊本県産(収穫量全国1位※)が4月ごろから店頭に並び、6〜7月に千葉県産、7〜8月に山形県産が収穫のピークを迎えて、長い期間、楽しむことができます。(※農林水産省「令和元年産作物統計」より)
「1000℃(積算温度)を越えたすいかは甘い」といわれ、カラリとした晴れの日が続く暑い年のほうが、おいしくなるそうです。
最近は冬にもオーストラリア産やメキシコ産が出回り、一年中食べられるという状況に。しかもおいしい! すいかラバーにとっては、うれしいことですね。
■見た目と音で選ぶ
すいかは追熟しないため、完熟状態で収穫します。選ぶ際は、カットすいかは果肉がジューシーで種の色が濃いものを。丸ごとの場合はずっしりと重く、しま模様がはっきりして皮に張りがあるものを選びましょう。軽くたたくと「ポンポン」と弾んだ音がするのも、おいしさの合図。赤いすいかは濃厚な甘さで、黄色のものは少しさっぱりとした味です。
■真ん中がいちばん甘い
すいかは中心がいちばん甘くておいしい部分。切り分けるときは中心から放射状に切ると、平等に甘い部分が入り、みんなが笑顔に。
※テキストではおいしいすいかの切り方を紹介しています。
■『NHKきょうの料理』2021年7月号より
- 『NHKテキストきょうの料理 2021年 07 月号 [雑誌]』
- NHK出版
- >> Amazon.co.jp
- >> HMV&BOOKS