インスタ映えする菜園はいかが? 春からの菜園プラン集

エディブルフラワーのボリジ。星形の花は、ピンクから青色に変わっていく。白い毛に覆われた美しい葉はキュウリのような味。撮影:大泉省吾
『趣味の園芸 やさいの時間』2020年2・3月号には、春からの菜園プランを42パターン一挙掲載! 絶対はずさない「ド定番」から、野菜の健康にも気配りしたり、栽培家の都合やライフスタイルなど、さまざまな願いに応えるプラン集です。本稿ではその中から「子どもが大喜び! 菜園」「カラフル&カワイイ! インスタ映え菜園」を紹介します。

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■子どもに捧げる! 子どもが大喜び! 菜園

多くのお子さんが好きな野菜と、一緒に収穫を楽しめる野菜ばかりを集めてみました。すべての野菜は、幼な子のために!
春夏プラン

 


・ミニトマトやイチゴ、スイカ、トウモロコシなど子どもが好きな野菜に加え、掘り上げる楽しみを味わえるジャガイモ、サトイモ、サツマイモをチョイス。
・トウモロコシは確実に受粉させるため、必ず2列以上で育てよう。
・小玉スイカとマクワウリは、あんどん仕立てで栽培。50~60cm間隔で支柱を立て、高さ30cm間隔でひもを張り、つるを誘引する。春からイチゴを育てる場合、四季なりイチゴの品種を選ぶと、花や実がつかなくて失敗する可能性が低い。

■カラフル&カワイイ! インスタ映え菜園

作りたいのは、すてきな写真の撮れる畑! 絵を描くようにデザインし、立体的にカラフルに、SNSで自慢できる菜園を目指しましょう。
春夏プラン

 


畑の中に斜めの通路を作れば、後ろがぼけて奥行きある写真が撮れる。花も植えて彩り豊かに。
・まっすぐな畝は作らず、育てたい野菜や花の草丈と株の広がりをもとに、上からではなく人の目線の高さから見た畑を絵に描いてデザイン。実や葉などの色をポイントに品種を選ぼう。
・トマトは色違い株3色をフェンスに誘引。レタスは紫と2色交互に。ナスは白ナスなどカラフルに。
・マリーゴールドは秋冬のアブラナ科のセンチュウ対策にも。アブラムシを引き寄せるナスタチウムなら野菜の盾にもなる。
秋冬プラン

 


・葉もの野菜の多い季節。濃淡色の違う葉や、形の異なる葉の重なりを美しく。
・紫キャベツのスモーキーな葉の色、芽キャベツの実る姿も冬らしい写真が撮れそう。
・トマトのあとのフェンスには赤花エンドウを。白花品種と合わせてもかわいい。
・アクセントは真っ赤なサルビア。枯れたらエディブルフラワーのパンジーをタネまき。
※テキストにはこの他41パターンの菜園プランを掲載しています。
イラスト:浅野みどり
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2020年2・3月号より

NHKテキストVIEW

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