「孫グラビア」「孫へ贈りたいプレゼント」 "孫"の専門誌が世界初創刊

孫の力 2011年 07月号 [雑誌]
『孫の力 2011年 07月号 [雑誌]』
木楽舎
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 5月31日、世界初の"孫"をテーマにした雑誌『孫の力』(木楽舎)が創刊されました。環境問題や健康などを重視するライフスタイル誌『ソトコト』(木楽舎)の増刊号で、「祖父母と孫がつながる新雑誌」と銘打っています。

 創刊特集は「日本の孫をめぐる旅」。北海道から沖縄まで日本の孫300人が登場し、さまざまな表情を見せています。また、よしもとばななのエッセイや、家族写真を得意とする浅田政志や梅佳代(ともに木村伊兵衛賞受賞の写真家)のユーモアあふれるグラビアも掲載されています。

 実用記事も充実。「孫へ贈りたいプレゼント」の一覧や、孫を撮影するための「カメラ&ビデオ入門」。孫に接するときの「Q&A」や、今の育児に関する「用語辞典」など、あくまでも"おじいちゃん・おばあちゃん"目線にこだわった誌面づくりとなっています。

 ちなみに同誌は、昨年出版され話題となった島泰三の『孫の力』(中央公論新社)にヒントを得ています。ニホンザル、アイアイの研究家である島が、自身の孫の誕生を契機に書いた「孫の観察記録」。祖父母だけでなく、人間全体にとって孫がいかに特別な存在であるかを記しています。

「いまニッポンの閉塞感に風穴を開けるのは孫の存在。孫を通して、『日本の家族のきずな』を伝えたい」と謳う同誌。今後は隔月刊となる予定です。

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