柚子こしょうを手づくり【レシピ掲載】

撮影:公文美和
さわやかな辛みが魅力の柚子こしょうを手づくりしてみませんか? 料理研究家の中川たまさんにつくり方を教えてもらいました。

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九州で昔から使われてきた、柚子こしょう。今ではすっかり、定番の調味料になりました。
青と赤の2種類ありますが、今が旬の青とうがらしと青柚子でつくる青い柚子こしょうのレシピを紹介します。フレッシュな香りで、すがすがしい辛みが特徴です。
ちなみに赤とうがらしと黄柚子でつくる赤い柚子こしょうは、芳じゅんな香りで、辛みはまろやか。
どちらも鍋料理、炒め物、あえ物など、さまざまな料理に活用できます。オリーブ油と相性がよいので、おろしにんにくとともに混ぜてスパゲッティをあえるとおいしい。にんにくのかわりに柚子の果汁を混ぜると、蒸し野菜のつけだれにおすすめです。

■材料(つくりやすい分量)とつくり方

 
1 青柚子2コはよく洗い、皮の青い部分をすりおろす。果実は半分に切って果汁を搾る。そのうち小さじ1をとっておく。
※残りの果汁は、同量のしょうゆと混ぜてポン酢しょうゆにし、料理に活用するとよい。
2 青とうがらし20本はヘタと種を取って細かく刻み、すり鉢で細かくすりつぶす。
3 青柚子の皮、1でとっておいた果汁、塩小さじ1と1/3(8g)を2のすり鉢に加える。なめらかなペースト状になるまで、よくすり混ぜる。
※保存容器に入れて冷蔵庫で2〜3か月間保存可能。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年8月号より

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