飲んで爽快! フレーバーウオーターを手づくりしよう【レシピ掲載】

左からすいか、レモン&ミント、パイナップル&シナモンのフレーバーウオーター。撮影:鈴木泰介
フルーツのフレーバーを移したミネラルウオーターや炭酸水が大人気。家庭で手づくりして、自然な甘みと香りを楽しんじゃいましょう! 「フレーバーウオーターは4歳の息子も大好き。フルーツベースやジャスミン茶&メロンが好評でした(笑)」と話すのは料理研究家の舘野鏡子(たての・きょうこ)さん。舘野さんにフレーバーウオーターのおすすめポイントと、爽快さナンバーワンのフレーバー炭酸水「レモン&ミント」のつくり方を教えてもらいました。

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ジュースのように濃い味ではないので、ゴクゴク飲めて、フルーツのほのかな甘さや香りが楽しめるのがフレーバーウオーターの人気の秘密。市販のものは、香料や甘味料で風味づけしているものがほとんどですが、手づくりなら生のフルーツを使うので、ヘルシーなのもうれしいところ。
「フルーツがちょっと残ったときなどによくつくりますね。料理と合うので、食事のときにもよく飲みます」と言うのは料理研究家の舘野鏡子さん。カレーなどの辛い料理やラム肉などくせのある食材に合わせると、口の中をさっぱりリセットしてくれるのだそう。
「 それと、ワインなどお酒のチェーサーにピッタリというのも魅力ですね。ただの水より、ほんのりフレーバーがあるほうが興ざめしませんから(笑)。おもてなしのときには、フルーツを入れたままジャグで出すと、一気にオシャレ度が増すうえ、話のきっかけにもなりますよ」
フルーツのほかにおすすめなのが、ほうじ茶、緑茶などお茶をベースにしたもの。しょうがや青じそなどの香味野菜、フルーツを入れて水出し茶の要領でおいておけばでき上がり。渋みが少なく、甘みと香り豊かなお茶の味と香味野菜、フルーツのフレーバーが驚くほどよく合います。自由に組み合わせを楽しめるフレーバーウオーターですが、傷みやすいので冷蔵庫で保存して1〜2日で飲みきってください。

■レモン& ミント

スカッとした爽快さナンバーワン。炭酸水の量は好みで調節してください。
材料(500ml分)とつくり方
1 レモン(国産)は皮をよく洗って2〜3枚薄切りにする。ワックスなどが気になる場合は、皮をむいて使っても。ミントの葉7〜8枚は粗くちぎる。
2 容器に1を入れて水300mlを注ぐ。ふたをするかラップをかぶせ、冷蔵庫に入れて2時間〜半日おく。飲む直前に冷たい炭酸水200mlを注ぐ。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年6月号より

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