鶏の照り焼き&かぼちゃの煮物……スパイス使いでいつもの献立が変わる!

上/かぼちゃのシナモン煮、下/鶏肉のローリエ照り焼き 撮影:野口健志
肉を焼いても野菜を煮ても、甘辛いしょうゆ味ばかりになっていませんか? 「味つけに変化をつけるなら、スパイスを活用してみましょう」とアドバイスするのは、料理研究家、栄養士の小田真規子(おだ・まきこ)さん。日常的に使いやすいスパイスで、脱マンネリを目指しましょう。

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■主菜:鶏肉のローリエ照り焼き

ローリエが鶏肉の皮や脂肪特有のくせを抑えてくれます。また、爽やかな香りがつくので、塩分を控えた味つけでも、もの足りなさを感じにくくなります。

■副菜:かぼちゃのシナモン煮

シナモンは甘みと相性のよいスパイス。かぼちゃの甘みを引き立てます。かぼちゃの水分には個体差がありますが、水っぽいかぼちゃもバターを加えるとコクが出て、シナモンとの相性もよくなります。

■この手順でつくりやすさアップ!

1 まずは副菜から煮はじめる
副菜のかぼちゃを切って、煮ていきます。かぼちゃを10分間煮る間に、主菜に取りかかります。
2 主菜はきのこを切り、鶏肉を準備する
主菜は付け合わせのエリンギを切ってから、鶏肉の準備をします。鶏肉を焼きはじめる前に、かぼちゃの様子を見て、バターをからめましょう。
3 副菜の味をなじませる間に、鶏肉を焼く
副菜のかぼちゃにバターをからめてから、鶏肉を焼きはじめます。鶏肉が焼き上がるころに、ちょうどかぼちゃの味がなじみます。
※詳しいつくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理』連載「元気なシニアの野菜たっぷり2品献立」2021年9月号より

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