ティーン誌『ピチレモン』のカリスマモデルを経て、現在は現役女子中高生6人のアイドル音楽劇グループ「夢みるアドレセンス」のリーダー。大きな瞳に超小顔、そして類い希なるハイテンションさも魅力な現役女子高生アイドル・荻野可鈴さん。来年には女優として映画に初主演! そんな彼女に、好きな映画を聞いてみました!
──大のディズニーファンだそうですが、ディズニー映画の中で特に好きな作品は?
『WALL・E』と『トイ・ストーリー』ですね! 『WALL・E』は、主人公のウォーリーのおバカさ、抜けてる感じが好きなんです。でも最後のシーンはテンションがおかしくなってしまうほど感動的。ヤバイです。ディズニー映画はだいたいラストシーンがヤバイんです!
──『トイ・ストーリー』は3までありますが、どれが一番好きですか?
全部観ていますが、私の中では間違いなく3です! あれを観てから、おもちゃや人形を捨てられなくなっちゃったんです。人形にも気持ちとかがあるのかなぁ?って考えさせられまして。ものを大事にするようになりましたね。
私、ディズニーだけでなくてアニメ全般も好きなんです。『映画 けいおん!』は前売り券を買って映画館に観に行きました。私も『映画 けいおん!』のメンバーと同じ高校生なんですけど、高校に全然行けてなくて青春ができてないんです。だから映画を観て、自分も青春したような気分になれました。足りない青春を補えた!って感じです。
──映画館は行きますか?
なかなか行かないですね。観たいのがなければ1年ぐらい行かないこともあります。最近映画館で観たのは『スノーホワイト』。アクションとかがすごくて、観ていて普通に楽しめましたけど、内容はちょっと難しくてわけがわからなかったです......。
──どんな時に映画を観たくなりますか?
ついでなんです。レンタル屋さんにCDを借りに行く時に、ついでに楽しそうなものを探してます。だいたいディズニーのところから探すんですけど。で、借りたらその日に観ちゃいますね。
──来年公開の『ぼくが修学旅行に行けなかった理由』では初の主演に挑戦されましたが、撮影の思い出はありますか?
撮影は4日間泊まり込みでやりました。静岡で3日、東京で1日と、かなり詰め詰めのスケジュールで大変だったんです。それにキャストが女の子だけだったので、初めはどうなるかなって心配もしてました。でも現場は......いい人たちばっかり! やってて楽しかったし、学校よりもそこで青春ができたって感じでしたね。緊張はありましたけど、監督さんもすごく優しくて、女優としても勉強させていただきました。表情も大事だけど、気持ちから作ることも大事だなって、改めて思いました!
──好きな女優さんは?
石原さとみさんです。演じるキャラクターによって全然違って見えて、見ていて楽しいです。女優としての憧れの人でもあります。でも一番好きなのは、バラエティに出ている時のほわっとした素の感じ。とにかくかわいくって! ビジュアルそのものが好きなんですよね。
──このサイトのコンセプトは「友達がいない人のための映画サイト」なんですが、荻野さんは友達多そうですよね、明るいし!
私、意外と友達いないです! マジでいないです! 思いつく中では、親友が2人で、友達が5人とかかなぁ......。
──親友2人に友達5人(笑)。......親友と友達の線引きって何なんですか?
親友はけっこう頻繁に連絡をとりあったり、よく会いに来てくれる人。といっても2人だけど(笑)。普通の友達は、連絡はとらないけど会ったら仲良くできるかな?っていう人。ほんと連絡をとらなすぎて、友達なのかすらもよくわからないですけど、自分の中では友達だと思ってます。
──人見知りはするタイプ?
人見知りは全然しないですね。でも、相手を観察......というかどんな人なのかを見てから話しかけるタイプんです。もちろん初めての人にも挨拶もするし話もするんだけど、最初は壁1枚ぐらい入れといて、いい人だと思ったら心を開く感じかな。だから、仲良くなったあとで、最初はほんとに怖かったってよく言われるんです。人を見てる間は、変なオーラが出ちゃってるんじゃないですかね。
──最後に、友達がいない人へメッセージをお願いします!
友達は人数が多くなくてもいいと思うんですよ、私は! ほんとに頼れる人とか、連絡をたまにでもとる人が2〜3人いれば全然いい! しかも今の時代、友達がいなくても、他にいろいろあるんで(笑)。テレビとか、ゲームとか、映画とか! 楽しいものがたくさんあるので、大丈夫です。私も友達いないし! でも、こんなに元気だから! みなさんも、元気に明るく楽しく、やってきましょーーーーーーー!
(撮影/ササキトモヒロ、取材・文/根本美保子)