成功の鍵は4月~5月 たとえ金欠でも、飲み会に参加して顔を売るべし

同性にモテる技術 (中公新書ラクレ 521)
『同性にモテる技術 (中公新書ラクレ 521)』
内藤 誼人
中央公論新社
864円(税込)
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 仕事で成功して出世するために、日々スキルを磨いている方。スキルアップにとらわれるあまり、人間関係がおざなりになってはいないでしょうか。

 実は、その人が成功するかどうかで重要となる鍵は、スキルよりも人間関係の能力。
成功の有無において、仕事のスキルが影響するのは僅か15パーセントであり、残りの85パーセントを占めるのは、人間関係の能力だと指摘するのは本書『同性にモテる技術』の著者・内藤誼人さん。

 そして、この人間関係の能力を高めるために必要なのが、同性からモテることだといいます。そのため、本書では、どのような行動や言動を心がければ、上司や同僚などの同性からモテて成功へと近づくことができるのか、データに基づきながら細かなポイントを教えてくれます。

「何の努力もしないのに、それでいてモテたい、というのは虫がよすぎる。やはり、何かしらの努力は必要」(本書より)という内藤さん。では具体的に、どのような努力をすれば良いのでしょうか。

 たとえば、相手と会話をする際に気をつけたいこととして、まずは話す相手に向かって自身の「ヘソ」を向けてみましょう。顔だけを相手に向けるのではなく、身体全体をその人に向けて話すことにより、好感をもたれやすくなるとのこと。実際にアメリカのクリントン元大統領なども実践していたそうです。

 そのうえで、話す際には、身振り・手振りは大きく。「会話をしているときに手振りを交えて、大げさなアクションをしている人は、聞き手にも注目されやすく、話にも興味・関心を持ってもらいやすくなる」のだと、内藤さんは本書の中で指摘します。

 そして重要なのは、会話において反論をしないこと。アドバイスや指導を受けたときには、「だって」などと口答えはせず、「はい」と元気に返事をして相手から言われたことを素直に受け入れる方が、人間関係は円満なものになるといいます。

 それでも人と口論になりそうな、険悪な空気になったならば、勝負の土俵から降りてしまい、冷静になって「こんなバカバカしいことで、その人との関係が壊れてもいいのか」と自分に問うてみることをすすめます。

 さて最後に、こうした人間関係を結んでいくためにも、まずは人脈を増やすことが必須となってきますが、それにはこの4月、5月が頑張り時。大量の新人社員が会社に入り、異動も多いこの時期に、積極的に初対面の相手に話しかけたり、飲みや遊びに誘い、多少体調が悪くとも、お金の持ち合わせが少なくとも、とりあえず飲み会やイベントに参加して顔を売ることが大切だといいます。

 成功の秘訣は、同性からのモテにあり。自身のスキルアップや、異性にモテることばかりに気をとられていた方は、同性からの視線にも意識を向けてみてはいかがでしょうか。

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