ベネッセが節電ハンドブックで"アナログ遊び"を提案-めんこ、すごろくがこの夏復活?
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全国的に節電熱が高まっているこの夏、通信教育、出版事業などを手がけ、非常時の子育て情報サイトを運営するベネッセコーポレーションは「親子で暑い夏を乗り切るコツ」をまとめたフリーペーパー『夏の節電Handbook』を制作しました。岩手・宮城・福島を除く、東京電力・東北電力エリアの幼稚園や保育園に25万部を無料で配布しています。
その中身はというと、エアコンを切るといった消費電力面での節電対策だけではなく、親子で遊びながら節電する工夫を紹介しているのがベネッセらしいところ。全国的に子どもたちが夏休みに入り、家庭で過ごす時間が増えているなか、無理なく、日常的に節電を継続していくための手段を解説しています。
例えば、公園などで遊べる「ひんやりボール」。2重にしたビニール袋に水を8分目くらいまで入れ、口をしっかり縛るだけでできるこのボールは、おでこやほっぺたにつけてひんやりした感触を楽しんだり、転がしたりして遊ぶことができます。
また、「洗濯遊び」もうってつけ。お風呂場や庭など濡らしても大丈夫な場所で、水を入れた洗面器と固形石鹸を使い、汚れたハンカチなどを洗わせてみてください。泡遊びに夢中になりながら、家事の疑似体験をさせることができます。洗濯をうまく行うにはどうすればいいのか、電気をまったく使わずに学ぶことができるのです。
お腹が空いたら、親子で「カラフル寒天ゼリー」を作りましょう。粉末タイプの寒天とフルーツジュースで作るゼリーは見た目も涼しげ。お腹に優しい冷たいおやつで一休みです。
そして、節電の夏に見直されているのが、めんこ遊びやすごろく、かるたなどのちょっと懐かしいレトロな遊び。ゲーム機やテレビから離れて、このような"アナログ遊び"を楽しむことは、家族のコミュニケーションを深める効果もあり、折り紙、あやとりなどは手先や頭を使うので、いろいろなことが上手にできるようになるメリットもあるとか。
もし、子どもたちがゲーム機やテレビに夢中になっているようでしたら、これらの"アナログ遊び"で親子の交流をしてみてはいかがでしょう。節電にもつながり、一石二鳥です。
【関連リンク】
非常時の子育て情報サイト<こどもちゃれんじ>