女子アナが合コンでモテる理由　「外見よりも聞き上手だから」と元アナ語る

　7月12日、男性用カミソリの大手である貝印株式会社のブランド「KAI RAZOR（カイレザー）」が、人気女性アナウンサーを起用した新キャンペーンを開始しました。登場する女子アナは、杉崎美香さん、高樹千佳子さん、八田亜矢子さん、松本あゆ美さん、美馬怜子さんの5名。彼女たちが出演するテレビCMと連動し、WEB上で「女子アナ相性診断ゲーム」を展開します。

　これは「もし、お茶会の相手が女子アナだったら」というシチュエーションのもと、女子アナからの質問に答えて「好感度」を上げ、実際に彼女たちと会えるチャンスをゲットするというもの。TwitterやFacebookで5人の仲間を集めて挑戦することで、まるで女子アナと合コンしているかのような体験をすることができます。

　しかし、どうして「女子アナとお茶会」という組み合わせなのでしょうか。元NHK松山放送局キャスターで、話し方スクール「KEE'S」代表取締役の野村絵里奈さんは著書『たった5秒で相手の心をつかむひと言の力』（大和書房）のなかで、「よく女子アナは合コンで重宝がられる」と述べています。

　その理由は「相手に興味を持つ、尊敬する、悩みを聞く。そして、何より、そのためにはどんな言葉を使えばいいか知っているから」だとか。そんな野村さんが推奨する「合コンで勝負を決めるひと言」をいくつか紹介しましょう。

●「すごいね！　その話聞きたいな」
　女子アナが合コンに行くと喜ばれる理由は、「外見や話の上手さより、"聞き上手"だから」と野村さん。会話をキャッチボールだと思い、「盛り上げ役」よりも「聞き役」を目指すべきだそうです。

●「わぁ～、すごく興味ある」
　合コンで会話を弾ませるには聞き上手になることが大事。しかし、聞いてばっかりで話が途切れてしまっては意味がありません。相手の言葉をよく聞いて、ディティールを掘り下げていくことが重要です。このひと言は、そのキッカケとして使いましょう。

●「〇〇君ってモテるでしょ。やきもち焼いちゃうなぁ～」
　話が弾んできたら、相手に自分の好意を伝えましょう。しかし、その場でいきなり「好き」とは言えないもの。野村さんによれば、合コンで必要なのは「次も会いたい」と相手に思わせることだとか。間接的に好意をにおわすひと言で、相手のハートを鷲掴みにしちゃうのです。

　つまり、「アピールし過ぎず、さりげなく印象づける」「次につなげるひと言を残す」「"強引"にならずに好意を伝える」ことが女子アナ流の合コン必勝術なのです。こうしたテクニックをマスターすれば、女子アナ並に合コンで人気者となれるかもしれません。もっとも、保証はできませんが......。

【女子アナ相性診断ゲーム】
日本の男子に、ニュースです！