ドリフト走行専門誌から生まれた映画「ガクドリ」、DVD化決定
- 『ドリフト天国 2011年 07月号 [雑誌]』
- 三栄書房
- 566円(税込)
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三栄書房が発行するドリフト走行専門誌『ドリフト天国』。同誌が企画・主催する「全日本学生ドリフト王座決定戦」が題材になった映画「ガクドリ」が現在公開中です。
2001年から毎年8月に開催している同大会は、毎回、出場枠を超える応募が殺到するそうです。そのため、まずは書類選考を通過しなければならないほど人気。同誌の川崎編集長は書類審査するにあたり、「学生たちの熱い想いに苦渋の決断を強いられている」と話します。
そんな「全日本学生ドリフト王座決定戦」略して「ガクドリ」は、ドリフトのいわば甲子園ともいえる同大会出場に向け、3人の学生たちが奮闘する青春滑劇ムービー。ネット上では、「邦画の車映画で一番面白い」、「泣ける感動作」、「観賞後は『今年の学ドリ観にいきたい!』と思える」などの声が多数寄せられています。
映画の好評を受け、8月5日にはDVDの発売も開始。特典映像には、全日本学生ドリフト王座決定戦 in 日光サーキット「That's 学ドリ ‐目指せ日光!! 汗と涙の大ドリフト祭り‐」が含まれるなど、内容も充実しているようです。
このDVDの制作を担当したのが、映像作品の企画・制作会社「DOGSUGAR」。ドッグシュガーといえば、アニメ『ドッグマン』の企画・制作も行っていることで知られています。同社がプロデュースするオリジナルキャラクター・ドッグマンが、ヒーローとして、世界を救うために奮闘する内容で、キャッチフレーズは「犬に噛まれて犬になってしまった男の悲劇の物語」。
13話×4部構成の全52話。1st Fight「ヒーローと悪のバカな戦いのお話」、2nd Fight「ドッグマンの日常のお話」、3rd Fight「時事ネタを扱った歌モノ」、4th Fight「ドッグマンジュニアのお話」でストーリーが展開され、4th Fightのプロデューサーは「ガクドリ」の監督・江良圭さん、3rd Fightの監督は「ガクドリ」のプロデューサーおよびDVDメイキング監督の安藤光造さんが務めています。
ドッグマンのほかにも、レディーキャットなど個性的なキャラクターが登場し、テーマも話題のトピックスを扱ったものから、思わず「わかる!」と共感できるエピソードまで幅広く取り上げます。1話5分以内で完結するので、気軽に楽しめることも魅力のひとつかもしれません。
その『ドッグマン』は、全話YouTubeで見ることができるようになっています。