インタビュー

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『アンフェア the end』佐藤嗣麻子監督 シリーズ完結に「気が楽!」

『アンフェア the end』DVD&Blu-ray発売記念インタビュー

シリーズ完結編『アンフェア the end』DVD&Blu-ray発売中!

 昨日、シリーズ最終作となる『アンフェア the end』のDVD&Blu-rayが発売され、盛り上がっているアンフェア周り。ということで本日は、原点の連続ドラマからメガホンをとった佐藤嗣麻子監督の、「シリーズ完結」の心境をご紹介します! どうやらホントに完結のようです。寂しいっ!

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●改めまして、終わっていかがですか?

シリーズが完結してうれしいです。ほっとしています(笑)。シリーズが続いている間はずっと伏線などを覚えていなければならないので、それを記憶し続けなくてはいけないことが本当に大変でした。今はもう忘れちゃってもいいので、気が楽です(笑)。苦しかった作業というほどではないけれど、忘れちゃうと大変なことになるので今は安心しています。


●寂しさはありましたか?

寂しい気持ちは、撮影が終わった直後にはありました。今は、無事に完結したことの安堵感のほうが強いです。舞台あいさつをしていた頃は本当に悲しかったですが、すべてをやりきったので今はもうスッキリです(笑)。

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佐藤嗣麻子監督

●また、今回のthe endは、皆いい人みたいな印象を受けました。

最終回なので、今回は温かく終わらせてみました(笑)。阿部サダヲさんの小久保もいい人に、可愛い人にあえてしました。最後はいい感じにしたかったんですよ。阿部さんは初めて拳銃を持てたって、喜んでいましたが、せっかく持ったのにマフラー絡まってしまって。そこも小久保っぽいなと思って撮り直しはしませんでした(笑)。


●コメンタリーの収録はいかがでしたか?

ずっとわたしは笑っていました。涼子ちゃんが真面目に応えてくれています(笑)。
10年間、プロデューサーをやっていた稲田さんも入っていて、裏話も満載で「そこまで言っていいの?」みたいなこともありました。稲田さんの暴露話が楽しいですよ(笑)。


●ファンに向けてメッセージをお願いいたします!

これでthe endなので、ぜひドラマシリーズの最初から徹夜で観て最後まで楽しんでください。ぶっ通しで観ると、面白さが増すと思いますので、よろしくお願いします。最後のthe endは5倍くらい面白く感じるはずです(笑)。

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『アンフェア the end』
DVD&Blu-ray 発売中!

スペシャル・エディション【2枚組】
Blu-ray ¥7,600(本体)+税
DVD ¥5,700(本体)+税

スタンダード・エディション
Blu-ray ¥4,700(本体)+税
DVD ¥3,800(本体)+税

【外装・封入特典】
ブックレット(40P)、アウターケース

【特典映像】
本編DISC:予告編集、CM集
特典DISC:①メイキング ②公開記念特番「アンフェアな出演者マジ飲み暴露大宴会SP」 イベント集(完成プレミア、初日舞台挨拶、大ヒット舞台挨拶)
【音声特典】篠原涼子×佐藤嗣麻子監督×稲田秀樹プロデューサー オーディオコメンタリー
発売元:フジテレビジョン 販売元:ポニーキャニオン
(c) 2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン
http://unfair-the-end.jp/


【STORY】
雪平夏見―有能な刑事だった父の死の真相をさぐるため、警視庁捜査一課の刑事になった彼女は、父が警察内部の不正に迫っていたことを知る。大きな代償を払いながらもその不正を示す機密データを入手した雪平は、父の無念を晴らす機会をうかがっていた。そのとき、東京地検特捜部の村上克明検事とその父で元検事総長である村上成明の連続殺害事件が発生。容疑をかけられた津島直紀は、雪平を取調官に指名。津島は警察の"闇"を告発しようとして無実の罪に嵌められたと主張し、警察で信じられるのは雪平だけと話す。一方、最高検察庁の武部将臣は村上親子が不正な組織に属していた疑いがあると打ち明け、雪平に情報提供を求めるが......。

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