イベントに登壇したYouTuberのみなさん
2013年に日本とアジアで活躍するYouTuberを中心に制作され、大きな話題をよんだ『Stalking Vampire〜隙間男〜』がバージョンアップして帰ってきた! 『隙間男2』(英題:Stalking Vampire 2)は、8月14日(金)にYouTubeで全話一斉公開され、公開からわずか4日でなんと累計再生回数1000万回数を突破。さらに公開3週後には2000万回数を突破するなど、大ヒットを記録中だ。そんな嬉しいニュースを受け、動画を手掛けた「劇団スカッシュ」(YouTubeを舞台に活躍している劇団)と人気YouTuberたちがお祝いする「大成功パーティー」が都内で行われた。
●隙間男2とは?
日本の妖怪、隙間男。噛まれた人はみんな隙間男になってしまう。人々が逃げ惑う中、少しも心を動かさない男たち「OTAKU(オタク)」が、本作の主人公。だが、彼らの大好きなアイドルが、Twitterに「助けて!」と投稿! 写真には、たくさんの隙間男の姿が写っていた! かくしてOTAKUたちは立ち上がる......。
動画が進むにつれ、次の動画をユーザー自身が選択できるというゲーム的な要素は、本作でも健在。臆病なOTAKU(オタク)達は正しいルートを選びアイドルを助け出すことができるのだろうか?
●隙間男はラクじゃない!?
動画の中で、白塗りの隙間男を演じたのは、劇団スカッシュの中田大地さん。真夏に裸足での撮影に挑んだ中田さんは、「一番辛かったのは、焼けたアスファルト! 尋常じゃなかった!」と苦労話を語った。さらに、「草むらのシーンでも、切れやすい草が多く、ちょっとしゃがんだだけでお尻がすぐ切れた!」らしく、いたるところに怪我を負ったのだとか。また、役作りのために体毛を全剃りしたエピソードも。もちろん眉毛も剃ってしまったので、日常生活ではデメリットも満載。いろんな意味でデンジャラスな撮影だったようだ。
●人気YouTuberがほろ酔いで登場!
その後、動画に出演した人気YouTuberたちが登壇するも、みんなお酒を片手に登場し、すっかりできあがってる状態。「かんぱーい!いえーい!」と盛り上がるYouTuberたちに、会場には黄色い歓声が沸き上がった。
人気YouTuberの一人、はじめしゃちょーさんは「(劇団スカッシュは)僕がすごい昔から尊敬している人たちなので、こんな大きなプロジェクトに参加させていただき非常に光栄に思ってます!」と挨拶。そんな彼に続き、「YouTuberを目指したのはスカッシュさんのおかげ!」とYouTuberたちが口を揃えて劇団スカッシュを絶賛した。
●はじめしゃちょーさんの自宅にあったいやらしいものとは!?
そんなはじめしゃちょーさんが登場する「部屋で風船700個膨らませてみた。隙間男2「山道を行く」⑤ StalkingVampire2'Take the mountain road'」は、はじめしゃちょーの自宅で撮影が行われたという。
「風船を700個作って撮影したんですが、なにもしなくても風船が割れたりして、スリリングな撮影となりました」と、はじめしゃちょーさん。撮影ではじめしゃちょー宅を訪れた劇団スカッシュの大塚竜也さんは「そんなに広くなかったから、安心して。ちゃんと庶民だった」とファンに報告。「何か、いやらしいものはありましたか?」という質問に、「裏表紙にはじめしゃちょーが載っている『(週刊少年)ジャンプ』はありました! エロいのはなかった」と暴露。ある意味いやらしい......。
そのほか、MAHOTOさんは暑い中、学ランで撮影したため熱中症になってしまい、PDS株式会社さんはずっと緊張していたのだとか。また、財部亮治さんは水鉄砲優勝者という役柄の役作りが難しかった等、それぞれ苦労しながらも楽しく撮影したエピソードを語ってくれた。
●YouTuberが頑張れるのはみんなのおかげ!
本作だけでなく、さまざまな人気動画を生み出しているYouTuberの彼ら。「みんなすごい人なのに、街では馬鹿にされることが多く、メディアもお金のことばかり取り上げている。でも、みんな一生懸命面白いことを提供していようとしている」とYouTuberならではの悩みを語った。
「撮影は大変だけど、日常の一部にもなっていて、見返りを求めずに頑張ってきたんです!これもすべて、みんながいるから頑張れる!」とも、熱く語ってくれた。悩みながらも面白い動画を世に出し続けるYouTuberを、純粋に応援したくなるイベントだった。
『隙間男2』
https://www.youtube.com/watch?v=LXd_Z2M5vK0&feature=youtu.be&list=PLT61MDfjGO7paqq-jrR1KOGzFOLLSRPEf