2012年4月
-
『弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業』
-
何かと「難しい」というイメージがつきまとう民法。しかし、一方で我々の生活に深く関わる法律でもある。「わかりやすく、読みやすく、面白く、簡潔な民法の超入門書」として敏腕弁護士が民法のエッセンスを解説する。
- 木山 泰嗣/光文社/886円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-
『ゴロツキはいつも食卓を襲う』
-
お菓子研究家の著者が提唱する「フード理論」。なぜいつもワイロは菓子折りの中にあるのか。なぜいつも逃走劇では厨房を駆け抜けるのか......など、古今東西の物語に潜むよく似たフード表現＝「ステレオタイプフード」を分析したエッセイ集。
- 福田里香/太田出版/1,382円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-
-
『犯罪』
-
ドイツで有名な刑事事件弁護士である著者が現実の事件をヒントに、罪を犯した人間たちの哀しさ、愛おしさを描きあげた連作短篇集。ドイツでの発行部数45万部、世界32ヶ国で翻訳。今年の本屋大賞で翻訳部門を受賞したほか、世界で数々の文学賞を受賞した。
- フェルディナント・フォン・シーラッハ/東京創元社/1,944円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-
-
『スマートテレビ』
-
「NOTTV」「BeeTV」など、スマートフォンの映像産業への進出が目立ってきた。国産家電業界が未曾有の危機にあるなか、次世代映像コンテンツ「スマートテレビ」は日本を救うのか。韓国や中国、そしてアメリカをも巻き込んだ競争の先を問う。
- 西田宗千佳/アスキー・メディアワークス/802円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-
-
『閉じこもるインターネット』
-
インターネットの創設者たちが目指したのは、情報を解放し人々が自由につながる時代をもたらすことだった。しかし、現在のネットは見たい情報だけをフィルタリングして提示する「フィルター」に覆われている。アメリカのベストセラーが待望の翻訳。
- イーライ・パリサー/早川書房/2,160円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-
-
『動員の革命』
-
もはやSNSは単なる「友達作り」のツールではない。東日本大震災の直後、メールも電話もつながらない状況でツイッターが重要な役割を果たすなど、情報インフラの一つとして機能している。そんなSNSが秘める可能性を政治・文化などから多角的に考察する。
- 津田 大介/中央公論新社/821円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-
-
『検証 財務省の近現代史』
-
財務省とは、税金を集めて予算として配分する役所であり、前身の大蔵省以来、「戦後最強の官庁」として日本に君臨してきた。しかし、その実態はほとんど知られていない。デフレ下の増税を前に、150年の歴史を検証することで、組織の正体を炙り出す。
- 倉山 満/光文社/886円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-
-
『コミュニケーションは、要らない』
-
ツイッター、フェイスブックなど、現代の日本では「コミュニケーション」が喧伝されている。しかし、どれもが協調性を重視するだけで、本質的な「議論」には至らない。日本を代表するアニメ監督が考える「真のコミュニケーション」とは何か？
- 押井 守/幻冬舎/821円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-
-
『リーダーは弱みを見せろ』
-
GEとグーグルというグローバル先進企業2社でリーダーシップを教えた経験を持つ著者が伝授する「リーダーの成り方」。日本人にはリーダーシップが無い、という俗説はウソである。トレーニング次第で誰でもリーダーになることができる。
- 鈴木 雅則/光文社/799円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-
-
『安藤忠雄 仕事をつくる』
-
学歴も資格もない逆境から這い上がり、世界的建築家となった安藤忠雄。大学に行けず独学で建築を勉強した青年時代から、自分の力だけを頼りに世界に羽ばたく現在まで、本人が半生を振り返る。日経新聞連載の「私の履歴書」をまとめた。
- 安藤 忠雄/日本経済新聞出版社/2,057円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-
-
『不愉快な現実』
-
停滞する日本経済を尻目に、東アジアをめぐる状況は変化を続けている。2010年、中国はGDPで日本を抜きアメリカに次いで世界第2位となった。今後の時代はこの「不愉快な現実」を直視せずに語ることはできない。元外交官で元防衛大学校教授が徹底分析。
- 孫崎 享/講談社/821円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-
-
『「当事者」の時代』
-
気鋭の評論家・佐々木俊尚が問うマスメディアの役割。新聞やテレビの凋落は質が落ちたためではない。「報道」という立場を忘れ、弱者や被害者の気持ちを勝手に代弁する"マイノリティ憑依"に陥ってしまったからだ。『2011年新聞・テレビ消滅』の続編。
- 佐々木 俊尚/光文社/1,026円
- >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com
-
-