田崎健太(たざき けんた)

1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。 著書に『W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇―』(新潮文庫)、『辺境遊記』(英治出版)、『偶然完全 勝新太郎伝』(講談社)、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』(集英社インターナショナル)、『球童 伊良部秀輝伝』(講談社 ミズノスポーツライター賞優秀賞)、『真説・長州力 1951-2018』(集英社)。『電通とFIFA サッカーに群がる男たち』(光文社新書)、『真説佐山サトル』(集英社インターナショナル)、『ドライチ』『ドラガイ』(カンゼン)、『全身芸人』(太田出版)など。最新刊はドラフト4位選手たちの人生を描いた短編集『ドラヨン』(カンゼン)。

博士による紹介

ノンフィクション界の俊英・田崎健太さんの『メルマ旬報』入りが決まったのは、つい先日、2016年8月19日のことです。
 この日、ボクがレギュラー出演するMXテレビの『バラいろダンディ』金曜日のゲストに、田崎さんの出演が決まり、隣の楽屋を仕切るパーティションが開くと同時に「初めまして!」と語り始め、5分後には、「是非、メルマ旬報に書かせてください!」「こちらこそ、お願いします」の偶然完全・相思相愛・電撃入団が決定しました。
 しかし、よく聞いてみると初対面ではありませんでした。
 以前に竹内義和先生を介して会っているとのこと。こうなるとボクのデータベース日記検索が実力発揮します。
 確かに「2000年8月20日」、九段会館で真夏のサイキックミーティングの後の2次会、「麻布十番、竹内義和さんとプロレス話。その後、竹内さん、元・週刊ポスト記者らと漫画家、一条ゆかりさん宅へ。」と記されています。 
 そう、この元週刊ポスト記者が田崎さんです。つまり16年ぶりの再会だったわけです。
 しかし、それ以前から『偶然完全・勝新太郎伝』(講談社)をボクのブログで高く評価していますし、昨年7月に出版された『真説・長州力』(集英社インターナショナル)が大評判になった際にも『週刊現代』の書評を頼まれ、田崎さんの過去作をもろもろと読んでいます。
 そして田崎さんの方も『メルマ旬報』に関してTwitterで感想を触れていました。
 つまりは互いが再会を果たす前から“文”による前戯を済ませていたということです。
 新連載のタイトルは、『プロレス・ノンフィクション論――真説・佐山サトルノート』に決定。第一回目から共振共感しまくりでした。
 特に、ノンフィクションを書くのに「プロレスほど客観的事実が乏しいジャンルはなく、本人談が信用できない」という指摘、これは芸人の世界も同じです。
 ちなみに、田崎さんはボクの引き出しのなかで、「早稲田法学部卒」のフォルダに入ります。
 いとうせいこう、町山智浩、鴻上尚史、ライムスター宇多丸、田崎健太――。鴻上さん、宇多丸さんを除いて、皆、就職を経てフリーになっています。しかもデマ嫌いのデータ主義者なのも共通。
 そして、同じ頃、同じ大学で「法」を勉強したはずなのに、稲田朋美防衛大臣とは全く考えが異なるってところも気になります(笑)。
 この後、田崎さんと一度飲みに行っています。プロレス以外の話も尽きることはありませんでした。今後も長いつきあいになると思います。 

【動画】『メルマ旬報.TV』ゲスト・田崎健太(2016年10月28日放送)
https://videotopics.yahoo.co.jp/video/stove/89263