マニタ書房閉店日記
05
2012年7月マ日 古本屋になったらやりたかったことのひとつに「仕切板の製作」がある。店内の在庫をジャンルごとに分類して、お客さんにそれと認識してもらうための板だ。とくに、我がマニタ書房は分類が特殊なことをセールスポイントにしようと思っているので、どんなジャンルを設けるかを考えることは、非常にワクワクする。 本棚の仕切り板にプロ仕様のものがあるのかどうかはわからないが、プラ板か何かで代用することは・・・
2022-06-13 更新
04
2012年6月マ日 古物商の許可申請をするため、神田警察署の生活安全課防犯課に行く。目についた職員(という言い方でいいのかな?)に声をかけ、要件を告げると個室に通された。少しすると担当の者が来て、申請書類の書き方をひとつひとつ丁寧に教えてくれる。 何も悪いことをしていないのだから緊張する必要はないのだが、それでも警察署の中にいて、なおかつ警察官からこんなに親切にされると、背筋がムズムズする。 お店・・・
2022-05-18 更新
03
2012年5月マ日 先月末、「古本ゲリラ」というイベントをやった。簡単にいえばひと箱古本市だ。古書店主ではない一般の人たちが、不要になった古本を持ち寄り、路上にビニールシートなどを敷いて売る。すなわち古本のフリーマーケット。最初に誰が企画したのかはわからないが、いまは編集者でありライターでもある南陀楼綾繁さんが各地で一箱古本市をプロデュースしており、ミスターひと箱古本市とも呼ばれていたりする。 一・・・
2022-04-15 更新