『OSAKA TEENAGE BLUE1980』

スージー鈴木

メルマ旬報の殉報に寄せて(前篇)

1990年代の「サブカル」から滑り落ちたときのことは、一生忘れないと思う。ちょっと前、80年代終盤の学生時分から、少しだけラジオに出たり、また1990年にサラリーマンとなってからも、テレビ番組のお手伝いや、テレビ雑誌(『テレビブロス』)に無署名原稿を書くアルバイトを続けていた。「サブカル」――当時、この言葉は今のように一般化していなかったと思うし、今ほど俗化もしていなかったと思う――の世界とつながっていることが大切と思っていた。私は、それくらい「サブカル」に憧れていた少年だった。さらに言えば、それくらい憧れていたのだ、いとうせいこうと泉麻人に。しかし、化けの皮なんてすぐ剥がれる。とりわけ20代の面の皮なんてペラッペラに薄っぺらい。いつのまにか、人前で話すDJの真似事や、くだけた文章を書くライターの猿真似の世界から、滑り落ちた。かなりの高度から、ドーンという音とともに、アスファルトの上に叩き・・・・・・・・・・

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