『OSAKA TEENAGE BLUE1980』

スージー鈴木

第四話:小泉今日子『半分少女』

小泉今日子『半分少女』作詞:橋本淳作曲:筒美京平編曲:川村栄二1983年7月21日発売1.1983年秋、高2になった僕はハードロックに夢中になっていた――。と書くと、さぞかし音楽嗜好的に少数派になったと思われるかもしれないが、当時の大阪の若者はハードロック、ヘヴィメタルが大好きで、どちらかと言えば、むしろ多数派だったのだ。それも、ヴァン・ヘイレンのような最新のハードロックではなく、ディープ・パープルやらレッド・ツェッペリンやらを、みんなして熱心に聴いていたのだから、当時の大阪の若者たちは変わっていた。僕も、ビートルズに熱中していた中学時代には聴いたこともなかったディープ・パープルの『ライヴ・イン・ジャパン』や『レッド・ツェッペリンⅡ』を、レンタルレコード屋で借りて、カセットテープにダビングして、何度も聴いた。「ロックは、ハードな方が、古い方が本物だ」と思っていた。いや、思い込んでいた。おか・・・・・・・・・・

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