2022年2月21日号

「僕の絵をめぐる物語」2022年2月5日快晴。真冬のパリでは珍しく太陽の日差しに恵まれた土曜日の午後、僕の記念すべき人生初の絵の展示会のオープニングパーティーが開催された。我が家は、犬、娘、妻、僕、と家族総出で参加して、絵を見に来てくれるお客様を迎えた。僕たちが会場に着くと、まずは画廊のオーナーであるセシルが「展示会おめでとう!」と出迎えてくれた。「とりあえず画廊に展示されている僕の絵を見て」と言われたので、額装され画廊に飾られている自分の絵をじっくり見た。セシルが選んだ額装は、マットを用いず、木の太い枠の額だった。セシル曰く、そもそもマットを用いる額装は好みではないらしく、さらに僕の絵はマットがない方が印象が良いそうだ。僕が描いた絵なのに、画廊の壁に飾られている僕の絵は、何かよそ行きの顔をしており、僕から遠く離れたものという印象を受けた。人に肉眼で直接見てもらう環境としては、画廊や美術館・・・・・・・・・・

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