和田彩花年表

相沢 直

和田彩花年表(1994年〜2011年)

博士による紹介

直くん。もともと業界の裏方なので一般的には知る人ぞ知る存在になるとは思うが……。
ボクとの出会いは、2009年MXテレビ『博士の異常な鼎談』の制作側のスタッフとしてだった。
しかしそれよりも前から、打ち上げの席などで、“とんでもない経歴の放送作家がいる”という噂だけはきいていた。
伝え聞くところによると、“ある番組で東大受験の企画があり、放送作家に片手間で受験させたところリアルにうっかり合格してしまった男がいる。”しかもそ いつは、東大入学後速攻中退。理由は、仕事が忙しいから。“かつ、軽い気持ちで「フジテレビバラエティ企画大賞」に応募したところいきなり優勝。賞金 300万円を手にするも、番組は半年で打ち切り…”、という。その破天荒すぎるエピソードを持つ放送作家こそが、今回、新たに連載陣に加わることになった 相沢直君である。
 噂が一人歩きしているのだが、先日彼から聞き出した半生が、これまたどうかしていた。
1980年(昭和55年)9月18日、宮崎県西都市に生まれ。父親は地元の医師であり、東国原英夫が宮崎県知事に出馬する際、後援会長を務める。
1999年3月、暁星高等学校卒業。家庭環境の事情もあり医大を受験、某私立医大に合格するが、このまま進学して父親の跡を継ぐことになることを恐れ、入学辞退。
2001年4月、2浪してもなお大学に入学できないという事実を実績として、某放送作家養成スクールへ入学。
2002年、フジテレビ「バラエティプランナー大賞」受賞。賞金の300万円を頂戴する。同年10月、「深夜戦隊ガリンペロ」で出演&兼作家。番組は半年後に終了。
2003年3月、「深夜戦隊ガリンペロ」で東京大学受験の企画を遂行するが、センター試験に寝坊して失敗。滑り止めで受けた早稲田大学理工学部に入学。が、当時放送作家の仕事もしていたため、学生生活はすぐさま断念。
2004年、改めて東京大学理科1類を受験し、合格。4年間通うも、仕事との両立が出来ずに遺憾ながら中退。当時はテレビ・ラジオの構成作家の仕事を優先していた。
2007年、テレビ制作会社である株式会社テレバイダー・エンタテインメントへ入社、後、現在テレビ番組やウェブサイトの制作プロデューサーとして勤務。
2015年より、かもめんたる、さらば青春の光、ラブレターズのユニット「円山スクランブルエッグス」、いう名のコントライブの台本、構成も担当。
未だにまったく底の見えぬ彼であるが、是非この連載とともに“異能の人”相沢直君の今後の動向をウォッチしていきたい。

メルマ旬報への参加は、2013年7月(Vol.18)から。
「みっつ数えろ!」は、そのコンセプトだけでも超大傑作だと思うので、連載は、漫画化、あるいは映像化希望と書いていたら、水面下で、この企画は動いているようです。

2016年秋には、『いとうせいこうフェス』では、「いとうせいこう年表を作りたい!」というボクの呼びかけに賛同してくれました。彼は日本随一の「年表職人」でもあります。

現在は、高田文夫先生の半生を綴る大注目作「ギョロメ伝」を連載中!
本作は、高田センセー公認、直接取材であり、これまで正確に語られなかった「高田文夫史」と現在に繋がる逸話が満載!年表や評伝の面白さが詰まっています。

ちなみに、ボクの定期トークライブ「ザ☆フランス座」の構成も担当、パートナーでもあります。

【動画】『メルマ旬報.TV』ゲスト・相沢直
https://videotopics.yahoo.co.jp/video/stove/51654 (2016年1月8日放送)
https://videotopics.yahoo.co.jp/video/stove/109650 (2017年4月7日放送)

これは、和田彩花という一人の人間についての年表である。
ただし、この年表のために和田彩花本人に話を聞いたり、あるいは所属事務所に事実関係の確認を取ったりはしていない。この年表はこれまでに公になった、雑誌・新聞・映像・インターネットなどの情報のみを用いて作成されている。
当然ながらその中には過去の情報が多く含まれる。したがってこの年表における過去の和田彩花の発言や考え方は、現在の和田彩花のそれと必ずしも一致しないという点は、くれぐれもご了承いただきたい。

なお現在、和田彩花は「水道橋博士のメルマ旬報」でエッセイ「覚えているうちに」を連載している。この年表と併せてお読みいただければ幸いである。


1994年〜(0歳〜)

▼「私は、1994年8月1日に群馬県で生まれた。母は愛情深く、心配性な人、父は自由人だと認識している。自然に囲まれて育ったので、川に入って、木に登って遊んだ。それと、ザリガニの釣り方と少しやみつきになる鯉の餌の匂いも知った。他には、外を自由に歩く猫2匹と家猫1匹、屋根に登るのが好きな大型犬と部屋を飛び回る小鳥を飼っていた。時々、鶏にも追いかけられた。」(「週刊文春WOMAN 2021創刊2周年記念号」)
▼生まれたのは1994年8月1日、夜の10時ごろ。そのとき父から「なんかお地蔵さんみたい」と言われる。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)
▼父とも母とも仲が良く、いわゆる反抗期の年代になっても良い関係を保っている。「私くらいの年頃って、みんなお父さん嫌いとかいうじゃん(^_^)/ その心がよくわかんない 私は、パパはどこでも連れてってくれるから、嫌いじゃないんですよね ままも別に嫌いじゃないしさぁ(^-^)/ 私は家族と仲がいいなぁと思いました(^^)d よかった!!!!私は家族と仲のよい娘で」(「GREEブログ」2010年5月23日)
▼父は優しい。人生で唯一父から怒られたのが、タートルネックを着るのが嫌で「絶対に着ない!」とワガママを言ったとき。出かける時間になったため、「早くしなさい」と怒られた。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)
▼母は怖い。「なにやってんの!?」とよくどなられていた。とにかく常に怒っていたが、中でもよく注意されたのはハロプロエッグ時代に群馬から東京へ通っていたとき。二人で新幹線に乗っていたら、足を開くクセを「やめなさい!」とひどく怒られた。(同上)
▼後述するように、2歳下の妹がいる。
▼小さい頃はおじいちゃんとおばあちゃんも一緒に住んでいた。おじいちゃんがとても厳しい人で、行儀やマナーは全て教えてもらった。(「同上)
▼家猫の名前は「とらのすけ」。アメリカンショートヘアー。趣味は散歩で、いつも朝早く外に出ていってから夕食の時間まで帰ってこない。(「GREEブログ」2010年1月10日)
▼飼い犬の名前は「ちーず」。母曰く、カタカナではなくひらがなが正式名称。後述するように種類は「捨て犬」。好きなものは散歩で、嫌いなものはドッグフードの小粒。カメラをむけると座ってくれて、機嫌が良ければ顔をななめに傾けて座ってポーズを取ってくれる。(「GREEブログ」2010年1月14日)(同 2010年4月28日)
▼小鳥の名前は「ピーちゃん」。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)
▼カブトムシも大好きでよく飼っていた。外に虫カゴを置いていたら、次の日どこかからカブトムシが飛んできてカゴに付いていたことがある。(「GREEブログ」2010年5月10日)
▼虫が好きだったため、分厚い動物・植物の図鑑を買ってもらってよく眺めていた。一方でカマキリは嫌い。カマキリのページになると、叫びながら図鑑を叩いていた。(同上)
▼血液型はA型。
▼本名も芸名も同じく「和田彩花」。名前の由来については、「とくにないんですけど、お父さんが、あやか・れいか・れいな・えりかの中だったら、どれでもいいみたいな(笑)。漢字の意味もとくにないです。っていうか、なんか特別聞いたことないですね。」と語っている。(「ザテレビジョン」アンジュルム和田彩花が“20問20答”でハロプロ愛を語る!【ハロプロ誕生20周年記念連載】2017年11月24日)


1998年〜(4歳〜)

▼1998年4月、幼稚園に入園。
▼このとき幼稚園で一緒だった一人の子と、後に大学、学科で一緒になる。が、人違いのことを考えてなかなか声をかけることが出来ず、入学してから一年後にようやく友達になった。(「あや著」2014年4月26日)
▼最も古い記憶は幼稚園の持久走大会。友達に「一緒に走ろう」と言われたが自分のほうがずっと足が速く、かつその子が意地悪であまり好きではなかったというのもあり、「もう無理! 歩こう」と言われても無視して走って一人でゴールした。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)

▼幼い頃、コンビニでハローキティのくじがありよくやっていた。鍵つきの固くて四角く、化粧品を入れるような箱が欲しくて、何回もくじを引いた記憶がある。妹といとこは1回でそれが当たったが何度くじを引いても自分には当たらず、見かねた祖母が同じ形でヒョウ柄の箱を買ってきてくれた。(「GREEブログ」2010年1月20日)
▼祖母は裁縫が得意で、晴れの舞台で着るためのドレスも手作りしてくれた。「私がこんなドレスを着てみたいと絵本をもっていくと、すぐにつくってくれるのです。浴衣までつくってくれて、それを着て夏祭りに行ったりもしましたね。」(和田彩花「乙女の絵画案内 『かわいい』を見つけると名画がもっとわかる」PHP新書 2014年3月14日)
▼「アンパンマン」も大好きだった。全身アンパンマンの変身スーツを着て、アンパンマンの顔のヘルメットを被り、背中にはアンパンマンのマント、アンパンマンの自転車に乗って、ニコニコしながら庭をくるくる回っていたらしい。(「GREEブログ」2010年4月15日)

▼幼稚園の先生から当時もらった手紙には、「気がつくといつも外で遊んでいた。みんなの話を聞いてまとめていた。みんなの人気者なので、これからもみんなと仲良く優しくしてあげてほしい」と書かれている。(「OVERTURE」No.11 2017 June)
▼幼稚園生だった頃、七夕の願い事に「いぱいピアノがひけますように あやかばら。」と書いている。「あやかばら」はおそらく「あやか」「ばら組」の略だと思われる。なお「いぱいピアノがひけますように」とあるが、和田は当時、ピアノを習ってはいない。(「GREEブログ」2010年11月9日)
▼後に、最大の願い事であり目標としているものは、世界平和であると語る。「戦争がない時代でも、みんなが幸せに生きているわけじゃないし、どこかで悲しい思いをして生きているわけじゃないですか。そういうのが少なくなって、なるべくみんなが一緒に生きていけたらいいなというのが願いなんです。そのメッセージを、音楽を通して自分なりに表現することが大切かなと思います。」(「ENTAME next」元アンジュルム・和田彩花がソロとして歩んだ半年間「作詞をしてみて、改めてつんく♂さんのすごさを実感」2020年2月16日)

▼5才の頃、最初の友達ができる。近所の幼なじみ。「ちょっとボケてる部分が私と似てる」子で、家族ぐるみで仲が良いため常に一緒にいた。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)


2001年(7歳)

▼4月、小学校へ進学。
▼ランドセルの色は赤。和田自身が選んだ色だが、そのことを後悔している。「小学校に入るときなんですけど、ピンク色のランドセルが欲しかったんですね。でも周りはみんな赤色を選んでいたんですよ。仲良しの幼馴染も赤色で、どうしてか聞いたら『みんなが赤だから赤だよ』って。幼馴染と同じ色にしたいけどピンクがいいからどうしようか迷っていて、結果赤を選んだんです。今になってすごく後悔しているけれど、そういう後悔の記憶があるから、だんだんと自分の意思を大切にできるようになっているのかもしれません。」(「She is」和田彩花の前向きな違和感は希望。「なんでだろう?」を大事にして 2019年11月)

▼この年、ミニモニ。が大ブレイク(デビューは1月17日、「ミニモニ。ジャンケンぴょん!/春夏秋冬だいすっき!」)。マンガやアニメ、キャラクターグッズなどのメディアミックス展開などもあり、特に小学生以下の子どもたちの間で大ブレイク。和田もすっかり夢中になり、当時はミニモニ。風のファッションで街を歩いて「ミニモニ。みたい!って言われたら勝ち」というルールを作っていた。(「encore」アンジュルム 和田彩花×モーニング娘。’18 譜久村聖スペシャルインタビュー 2018年9月26日)
▼ちなみに当時好きだったミニモニ。のメンバーは矢口真里で、理由は金髪だったから。子供ながらに「かわいいなー!」と思っていた。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)


2002年(8歳)

▼この時期、ギャルを目指している。豹柄が大好きで、学校へルーズソックスを履いて通っていた。「腕に白い輪(ブレスレットみたいなの)たくさんジャラジャラつけるのが大好きでした あとは厚底とか ドクロとかタヌキのしっぽみたいなのを腰に着けたり(笑)(笑)」「東京に遊びにきてギャルがいると「ギャルだーーーーーー!可愛い」ってよく騒いでました(笑)」(GREEブログ)2010年2月24日)

▼3月、「ハロー!プロジェクト・キッズオーディション」開催。前年に行われた「モーニング娘。LOVEオーディション21」で応募資格が中学生以上であったにも関わらず小学生の応募が非常に多かったために開催されたオーディションであり、小学生限定で都内に通える女の子、というのが応募資格。3月から4月にかけて「ハロー!モーニング。」(テレビ東京)で募集が行われ、番組内でオーディションの模様が放送された。
▼応募総数は27958名。その中の一人が和田であった。自身は特にアイドルになりたいとは思っていなかったのだが、ミニモニ。が好きだったため、母が受けさせたのではないかとしている。(「encore」アンジュルム 和田彩花×モーニング娘。’18 譜久村聖スペシャルインタビュー 2018年9月26日)
▼このオーディションの合格者は15名。彼女たちは「ハロー!プロジェクト・キッズ」、略して「キッズ」と呼ばれる。その中から2004年1月14日にはBerryz工房が、2005年6月11日には℃-uteが結成。モーニング娘。に続く、ハロー!プロジェクトの新たな屋台骨となる。
▼和田はこの「ハロー!プロジェクト・キッズオーディション」に応募するが、落選する。
▼ここまでの事実はかねてから公にされていたのだが、2017年6月1日に公開された「ハロー!プロジェクトモバイル」内ラジオ番組「やじまの部屋」での矢島舞美との対談にて和田は、実はこのオーディションで自身が事実上合格していたという新事実を初めて明らかにした。ほとんど合格の決まっていた和田だが、矢島とともに受けた最終面接で大泣きしてしまい、同席していた父親や面接官に向かって「こんなのやりたくない」と主張。つまり、落選というよりは本人の辞退によって、和田彩花の「キッズ」メンバー入りは幻となった。もしこのとき和田が泣いていなければ、Berryz工房や℃-uteのメンバーになっていた……かどうかは定かではないが、少なくとも「スマイレージ/アンジュルムの和田彩花」は誕生していなかったというのは確かである。
▼後に父から聞いた話によると、担当者には父から「”うちの子はこのような状態で、厳しい環境にいくことは無理なので大丈夫です”って話をした」とのこと。(CDジャーナルムック「HELLO! PROJECT COMPLETE SINGLE BOOOK 20th Anniversary Edition ハロー!プロジェクトの全シングルをもっと集めちゃいました!(Updated)」音楽出版社 2018年4月2日発売)
▼なおその場にいた矢島はこのときの和田の様子が「(オーディションで)一番印象に残ってる」と語っており、和田が後にハロー!プロジェクトに後輩メンバーとして加入した際、オーディションで泣いていたあの子だと確信したという。だが当の和田がそのことを特に言ってこなかったため、矢島は和田と接するときもその話題に触れることはなく、また他の誰にもこのことを言わないようにしていた。どこまでも矢島舞美である。
▼目立つことが大嫌いで、学校の授業でも絶対に手を上げない子だった。名指しで立たされても何も喋れないほど。とにかく人見知りだった。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)
▼そもそもアイドルになりたいというタイプの人間ではなく、「ただただ『ハロー!プロジェクトが大好き』っていう気持ちがあって、誰にも負けないぐらい大好きだったんですけど、別に『アイドルになりたい』とは思ってなかったんです。」と語る。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)
▼アイドルという華やかな世界に身を置くようになってからも、自身のことを地味だと断言している。「そもそも芸能人になって派手に目立ちたいという考え方は私の中にはなくて、ハロー!が好きだったから私はここにいるんです」(「OVERTURE」No.11 2017 June)

▼小学校二年生の時、川にランドセルを落としたことがある。川の岸辺から反対の岸辺までジャンプして飛び越えるというのが自分の中で流行っており、少し小さい川で挑戦していた。その際、ランドセルを持っていると邪魔だと思い、先にランドセルだけ向こう岸に投げたところ、飛距離が足りずランドセルは川へ沈没。教科書も全て濡れてしまった。(「GREEブログ」2010年10月7日)
▼小さい頃は野生的で、「川で遊んだり、木に登って実を食べたり」していた。(「デラックス近代映画memewDX2012」近代映画社 2011年12月)
▼毎日外で遊んでいた。「みんなと遊ぶのは好きだったんです。お昼休みにはケイドロやったり、鬼ごっこしたり」(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)


2003年(9歳)

▼2004年にハロプロエッグに加入する前は、東京・赤羽橋のアップフロントミュージックスクールに通っている。そのためか、後にともにスマイレージのメンバーになる福田花音によれば「当時から芸能人みたいなオーラがあった」という。(「IDOL AND READ」023 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2020年8月20日)
▼初めてケータイを持つ。「群馬から東京のレッスンに通う時に買ってもらったんです。真っピンクのケータイを自分で選んだんですけど(略)」(「TIME&SPACE by KDDI」ハロプロリーダー驚愕! アンジュルム『キッズ向けケータイ事件』って? 2018年6月22日)
▼週末、地元の群馬から東京に通って歌とダンスのレッスンをしていた。「親がこのような機会と環境を与えてくれたこと、さまざまなところから集まった友達と会うのはとても楽しくてうれしかった」が、元々が極度の恥ずかしがり屋のため、「レッスン自体憂鬱だった」としている。(「りっすん」「枠組み」にとらわれるのをやめた|和田彩花 2020年11月25日)

▼この頃、大好きだったのがモーニング娘。。「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」がリリース(2003年11月6日)された際は友人を家に呼び、みんなでPVを見ながらフリつけの練習をしていた。後にハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル vol.2」(角川グループパブリッシング、2010年10月29日発売)で当時のモーニング娘。の衣装を着せてもらい、「こうして本物の衣装を着るなんて、マネして踊ってたころの自分は思ってなかったと思います(笑)」と語っている。
▼モーニング娘。のCDに入っているカードを集めてファイルにしまっていた。コンサートに行くとグッズも買い、ポスターを部屋に貼ってそれを見ては「カワイイな〜」と思っていた。(和田彩花「美術でめぐる日本再発見〜浮世絵・日本画から仏像まで〜」オデッセー出版 2016年3月12日)
▼小学生時代は浜崎あゆみのファンでもあり、親に何度もライブへ連れて行ってもらい、当時の浜崎あゆみのトレードマークだった尻尾のようなチャームも着けていた。(「Woman type」2021年1月4日)


2004年(10歳)

▼3月3日、Berryz工房がシングル「あなたなしでは生きてゆけない」でデビュー。Berryz工房のCDやグッズは色々と持っており、後にブログで「スポーツフェスティバルのグッズで、誰が出るかわからない写真があって、、夏焼さんの写真がほしくて、、写真を交換してもらったこともあります(^^)笑。 夏焼さん写真ゲットしました(^^) 今でも大切に持ってます~(^^)」と綴っている。(「あや著」2015年3月4日)

▼4月、「ハロプロエッグオーディション2004」が開催。ハロー!プロジェクトにそれまでにはなかった研修生制度を設け、それぞれの才能の開花をレッスンを受けながら目指していくという「ハロプロのタマゴ」のためのオーディションであった。4月から5月にかけて『ハロー!モーニング。』(テレビ東京)で募集が行われ、番組内でオーディションの模様が放送された。このときを振り返って、「エッグのメンバーで前田彩里(いろり)ちゃんって子がいるんですけど、その子が私の一つ前の順番で、すっごく元気だったんですよ。だから彼女に負けないように頑張ろうと思って、チョー元気にやりました。話した内容は覚えてません(笑)」と語っている。(「Deview」2009年12月25日)

▼8月、「ハロプロエッグオーディション2004」の結果がアップフロントワークスの公式サイトで発表。「応募総数10,570名の中より、選考の結果32名が合格となりました。合格者のうち、岡田唯(オカダ ユイ)が石川梨華(モーニング娘。)率いる新ユニット「美勇伝」で2004年9月23日デビューし、他31名はハロプロエッグとしてレッスンが始まります。また、ハロプロエッグのうち、4名はフットサル研修生としても活動します。」と発表された。
▼主な合格者には和田のほか、岡田唯(美勇伝)・是永美記(後に音楽ガッタス)・有原栞菜(後に℃-ute)・岡田ロビン翔子・後藤夕貴・大瀬楓・秋山ゆりか・橋本愛奈・諸塚香奈実(後にTHE ポッシボー)・前田憂佳・福田花音・小川紗季(後にスマイレージ)、仙石みなみ・古川小夏・森咲樹・佐保明梨・関根梓・新井愛瞳(後にアップアップガールズ(仮))など。彼女たちが、ハロプロエッグの1期メンバーとなる。
▼後に和田とともにスマイレージのメンバーになる福田花音は和田と出会ったときの印象を、「とにかく顔が小さくてスタイルがいい美少女だと思いました。当時のあやちょは恥ずかしがり屋で、自分の意見を言うことも少なかった」と語っている。(「ENTAME next」福田花音が語る和田彩花「リーダーが愛情にあふれたあやちょだからアンジュルムは大きくなった」2019年6月12日) さらに別のインタビューでは「持って生まれた天性のなにかっていうのを(略)感じました。バレエとか習いごとですごいなって思う子は単純にやっている歴が長くて上手とかで、練習すれば追いつける気がしていたんですけど、和田彩花ちゃんはそれとはちょっと違いました。」と語る。(「IDOL AND READ」023 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2020年8月20日)

▼当時の公式ニックネームは、つんく♂が命名した「DAWA」。だが程なくして、福田花音がつけた「あやちょ」という呼び名が浸透する。「DAWA」という公式ニックネームについては、「最初は、”なんだ、これ?”って思いました(笑)。でも、つんく♂さんがつけてくれた名前だし、いまは大好きです。いまだに高橋愛さんとか新垣里沙さんとかOGの方は、DAWAって呼んでくれるんですよね。懐かしい気持ちになります。」と語っている。(「OVERTURE」No.011 2017 June)
▼「あやちょ」の命名については以下のような経緯がある。当時のハロプロエッグは大人組と子供組に別れていて、和田と福田はともに子供組。この子供組というのが本当に子供だったためしょっちゅうケンカをしていたのだが、あるケンカをきっかけとして子供組が二つのグループに分裂した際、和田と福田は同じグループに。そこでハロー!プロジェクトコンサートのリハーサルにて、福田から和田に対して「”あやちょ”って呼ぶね。だから”かのちょ”って呼んで」と提案。他の人が呼ばない名前をつけることで”こっちのほうが絆は深いんだぞ”ということを敵対グループにアピールするというのが目的だった。こうして「あやちょ」という呼び名が誕生し、そのまま定着。「かのちょ」のほうは定着することがなかった。(「ENTAME」2015年8月)
▼後輩メンバーからは「わだちょ」と呼ばれることもある。

▼ハロプロエッグの最初のレッスンの際、一番初めに喋ったのが後にともにスマイレージのメンバーとなる前田憂佳。持って来ないといけない紙とペンを忘れてしまった前田に、和田のほうから声をかけた。次のレッスンのときには和田が前田に「これから、仲良くしようね! 憂佳ちゃんって呼ぶから彩花ちゃんって読んでね!」といった内容の手紙を書き、二人は仲良しに。お互い「憂佳ちゃん」「彩花ちゃん」と呼び合うことになる。(「GREEブログ」2011年12月28日)
▼ハロプロエッグのメンバーとなり、厳しい芸能の環境に直面する。週末はもちろん冬休みも夏休みも正月もなく、レッスンに励みコンサートのバックダンサーを務める日々。休みのたびにクラブ活動に参加したり、家族との思い出を作っている学校のクラスメイトを見て自分との違いに寂しさを感じるが、その一方、レッスンでよく耳にした「学校のみんなができないことをしている」という言葉を真に受ける自分もいた。(「りっすん」「枠組み」にとらわれるのをやめた|和田彩花 2020年11月25日)
▼前述したように「アイドルになりたい」という気持ちは希薄だったため、ハロプロエッグに加入してからも「ほかの子にすごいライバル意識を持ったりとか、そういう感覚もなくて。誰かが先にデビューすると、みんな『くやしい』とか『悲しい』とかあったんですけど、私はそういうのがいっさいなくて『おめでとう!』っていう感じだったり、逆になんとも思ってなかったんですよ。ほかの子がデビューしてもそれはそれ。『私とはまた違う活動をするんだな』ぐらいの感覚だったので。」と当時を振り返っている。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)


2005年(11歳)

▼1月3日からスタートしたハロー!プロジェクトコンサート「Hello! Project 2005 Winter 〜A HAPPY NEW POWER! 紅組/白組〜」の東京公演(中野サンプラザ)でハロプロエッグの選抜メンバーがバックダンサーとして参加。和田はこのときまだメンバーには選抜されていない。これ以降のハロー!プロジェクトのコンサートでも、首都圏での公演ではハロプロエッグから毎回20名前後がバックダンサーとして出演している。
▼この時期のハロー!プロジェクトのコンサートは現在よりも規模が大きく、横浜アリーナ公演も珍しくなかった。横浜アリーナはステージと関係者席の距離が近かったため、ステージ上にいる和田からも関係者席にいる母の姿がよく見えたという。すると和田は「見られたくないから勝手に場位置を変えた上、後ろを向いて踊ったんです。そのことに気づいたママは”そういうのはダメでしょ!”ってさすがに言ってきました(笑)」とのこと。当時はまだまだ恥ずかしがり屋だった。(「OVERTURE」No.011 2017 June)
▼家族とは仕事の話はしないし、コンサートの感想を聞くことなどもない。両親は嫌がるのを知っているからアイドル活動について話題にも出さないし、コンサートを観に来た妹からも「ポニーテールが可愛かった」程度の感想しか貰うことはない。(「ハロー!プロジェクトモバイル」内「やじまの部屋」2017年6月1日)
▼妹に対しては姉らしいことをあまりしていないと自覚している。1回だけ、欲しいと言っていたキャラクターのタオルを買ってあげたことがある。(ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル」角川グループパブリッシング 2010年4月26日)
▼妹について2015年のインタビューでは、「私もアホなんですけど、妹は抜けすぎてて、それですごく能天気なんですよ。だから今は私も教育する側になってます。でも妹とはすごく仲が良くて、常に一緒にいて、常に2人でアホなことをして、どっちかがツッコミとかないんですよ。2人でアホなことをする。」と語っている。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)

▼7月10日〜24日、「Hello! Project 2005 夏の歌謡ショー 〜'05 セレクション! コレクション!〜」開催(3都市8公演)。ハロプロエッグの同期である佐保明梨の記憶によれば、和田と佐保はこのコンサートで初めてステージに立っている。和田は覚えていないが、佐保によるとサングラスをかけて「Hello!のテーマ」を踊ったとのこと。実際このコンサートでは、バックダンサーをつとめるハロプロエッグを含めた出演者全員がサングラスをかけて「Hello!のテーマ」のパフォーマンスを行なっている。(「ENTAME」2017年10月)


2006年(12歳)

▼7月22日・23日、代々木第一体育館でハロー!プロジェクトのコンサート「Hello! Project 2006 Summer 〜ワンダフルハーツランド〜」が開催。ハロプロエッグ選抜の一人として出演。MCの矢口真里からエッグの出演メンバーとして名前を読み上げられている。

▼ハロー!プロジェクトのコンサートのリハーサルは、時を経てなごやかなものとなったが、当時は常にピリピリしていたという。矢島舞美との対談インタビューで当時を振り返り、「吉澤ひとみさんとか藤本美貴さんは、ハロプロエッグ(現・ハロプロ研修生)の子まで注意してくださっていたんです。それって、つまりエッグにも細かく目を配っていたということじゃないですか。ありがたい話ですよ。私はそういう場所で育ったし、そのことはすごくよかったと思っています。」と語っている。(「ENTAME」2017年3月)
▼同じく当時について、「あの頃は、リハーサルでおしゃべりどころか口を開くことすらできなくて、鼻で息をするのが精一杯でしたもん。だって目の前には、あの中澤裕子さんがいらっしゃったんですよ。私はバックダンサーをずっとやっていたので、本当に緊張しっぱなしでした。」「先輩方も責任を感じていたと思います。でもその分私たちも、先輩たちに迷惑はかけられないので、『本当に必死でやらないといけないんだ』って常に思ってましたね。その緊張感が自分を成長させてくれたし、偉大な先輩方と一緒にステージに立てたことは、私にとって財産です。」と語っている。(「UTB +」2018 Mar. vol.42 株式会社ワニブックス)

▼9月2日・3日、SHIBUYA-AXで行われたカントリー娘。コンサート「~Shibuya des Date~」に、小川紗季・前田憂佳・森咲樹とともに出演。「浮気なハニーパイ」でバックダンサーをつとめる。

▼何年生の頃かは定かではないが、小学校の夏休みの宿題で上野の西洋美術館を訪れており、それから訪れるたびに記憶が鮮明に蘇るという。後に美術に目覚める和田はこのことを、「小さい頃に美術館に行った経験のある人って、成長してからも行くようになるし、逆に行かなかった人は大人になってもなかなか行かないっていう調査結果があるらしいんです。だから、本当に心から小学生の時に行っていて良かった~!って思います。」と語っている。(「asianbeat」第11回 アンジュルム 和田彩花 ~ インタビュー (後編)~ 2016年8月19日)

▼本格的に習っていたことはないが、幼い頃から絵を描くのが大好き。本を読んでその印象を絵にするといった小学校の課題も大好きで、積極的に取り組むような子どもだった。(和田彩花「乙女の絵画案内 『かわいい』を見つけると名画がもっとわかる」PHP新書 2014年3月14日)
▼小・中学生時代、大きな画用紙に自分たちが調べた学習結果をまとめるという授業があり、その作業は得意だった。凝ったデコレーションをするなどして、先生からもとても褒められていた。(「HOUYHNHNM」和田彩花、はじめてのZINEづくり。Vol.01 2019年12月24日)


2007年(13歳)

▼2月21日、℃-uteがシングル「桜チラリ」でメジャーデビュー。オリコンチャート初登場5位を記録し、女性アイドルグループのデビュー曲としては史上初の上位5位入りを果たした。この年の年末には「第49回日本レコード大賞」で、最優秀新人賞を受賞する。
▼ハロー!プロジェクトの先輩グループである℃-uteは和田にとっても憧れの存在。リーダーの矢島舞美からはよく気にかけて話しかけてもらっていた。矢島は和田について「エッグにいるときから人見知りでモジモジしてて、純粋に自分と似ている感じがしたんです。あまり先輩と話せない感じとか、似た雰囲気を持ってるなって、なんとなくずっと見ちゃう感じの子でした。」と語っている。(CDジャーナルムック「HELLO! PROJECT COMPLETE SINGLE BOOOK 20th Anniversary Edition ハロー!プロジェクトの全シングルをもっと集めちゃいました!(Updated)」音楽出版社 2018年4月2日発売)

▼4月、中学校へ進学。ハロプロエッグでの研修活動は中学生になったらやめようと思っていたが、母親に言い出せずにズルズルと続ける。東京に行くことを羨ましがられるのが嫌で、中学卒業までは仲が良い友達数人と先生以外には芸能活動をしていると自ら話すことはなかった。(「りっすん」「枠組み」にとらわれるのをやめた|和田彩花 2020年11月25日)
▼中学校では陸上部に所属していた。800メートル走で何度か大会にも出場。この経験があるためかつては足が速く、韋駄天として知られる矢島舞美と50メートル走でしのぎを削ったこともある。互角の勝負を演じたが、矢島が8秒19、和田が8秒35で惜しくも敗れた。(ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル vol.5」角川グループパブリッシング 2011年7月12日発売「夏の紅白運動会」)
▼中学一年のときには持久走大会で学年一位に輝いている。長距離では後半で一気に抜かすというのが得意な戦術。父の朝のジョギングに付き合って家の近所の公園で走るのが日課だっため足が速くなったようだ。ただしこの頃の脚力は今では失われてしまったのか、2017年にリリースされた「Hello! Project DVD Magazine Vol.52」にて行われたハロー!プロジェクトの大運動会では、それほど優秀な成績をおさめているわけではない。(「OVERTURE」No.11 2017 June)
▼小さい頃からスポーツは大好きで、3才でプールに通い、スノーボードもやっていた。ただし泳ぐのと走るのは好きだが球技は無理。「個人競技が好きだったのかも」としている。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)

▼5月13日、「第一回 ハロー!プロジェクト新人公演 〜さるの刻〜/〜とりの刻〜」開催(渋谷C.C.Lemonホール)。ハロプロエッグ(THE ポッシボー含む)のほか、℃-uteの有原栞菜、モーニング娘。8期メンバーの光井愛佳・ジュンジュン・リンリンが出演した。
▼この公演のMCでまことから「飼ってる犬の種類は?」と聞かれ、「捨て犬です」と答えて話題に。これをきっかけとして、いわゆる天然キャラが定着する。後に「あの時の、『捨て犬』という一言から始まった和田彩花でございます(^○^)」とブログで綴っている。(「あや著」2010年10月13日)
▼この「捨て犬」発言については、後に雑誌のインタビューで以下のように語っている。「エッグ新人公演のゲネプロで、つんく♂さんがMCに関して注意してくださっていたんです。その中で”たとえばさ、飼っている犬の種類は?”って私が当てられたんですよね。これはヤバいと思いつつ、隣にいた(前田)憂佳ちゃんに”ねぇ、捨て犬でいいと思う?”ってこっそり尋ねたら”うん、いいと思う”って答えてくれて。なのでそのまま答えたら、メンバーもスタッフさんも大爆笑したんです。当時の私はポカーンとして、笑われてる意味がわからなかったです。だって”雑種”という単語を知らなかったですから。捨て犬だったのも事実ですし」(「OVERTURE」No.11 2017 June)
▼和田の後輩として後に(2008年11月)ハロプロエッグに加入する宮本佳林(Juice=Juice)も、エッグ時代の和田は「面白くて天然な発言がいっぱい」だったと証言していて、「おでんの好きな具は?」と聞かれて「トイレットペーパーの芯みたいなやつ(多分ちくわぶ)」と答えていたことを覚えている。(Juice=Juice公式ブログ 2019年6月19日)
▼ただし自分では「天然って言われるけど、あやの周りで起こることが天然なんです。それを話してるだけで、あやは天然じゃないです。」と釈明している。(「B.L.T.」東京ニュース通信社 2009年11月号)
▼今でこそハロプロ研修生の発表会は当たり前のように開催されているが、ハロプロエッグが主役となりマイクを持って歌うのはこの公演が初めて。多くのエッグメンバーが待ち望んだステージだった。この経験があるため、後にスマイレージの2期メンバーが加入してすぐに活躍する様子を見て、「2期メンバーはポンッと出て、可愛い衣装も着て、マイクを持って、普通に歌ってるのが……うらやましかったな。ちょっと嫉妬した。」と複雑な気持ちを抱いていたことを吐露している。(「まーちゃんくどぅーのハロプロ先輩探訪団」竹書房 2012年10月取材)
▼この公演までのハロプロエッグの軌跡が、DVD「第1回ハロー!プロジェクト新人公演 History of Hello! Pro EGG」に収められている。出演メンバーのメッセージも収録されており、和田はカメラに向かって「群馬県出身の和田彩花です。12歳、獅子座です。初めてハンドマイクを持って歌うのですごく緊張すると思うけど、一所懸命頑張りたいと思います」と話し、最後にガッツポーズを決めている。

▼11月3日〜11日、劇団ゲキハロ第三回公演「リバース~私の体どこですか?~」公演(サンシャイン劇場)に出演。Berryz工房と小劇場のファントマがコラボしたSF学園コメディ。「私は、舞台ってものがどんなものかもわからなかったんです。お芝居なんて、できなーい。やりたくなーい。って。感じでした。」「お芝居には、興味なかったけど、、大好きなベリーズさんと毎日一緒にお稽古することが、本当に楽しくて楽しくて、嬉しくて、、お芝居することが楽しいじゃなくて、ベリーズさんと同じ舞台に、出れるのが楽しくて、私にとって本当に幸せでした~(^^)」(「あや著」2015年3月4日)

▼この年、中学1年生のクリスマスイブまで、サンタクロースを信じていた。大人になることが恥ずかしかったし、大人になるはずがないと思い込んでいた。(「週刊文春WOMAN 2021創刊2周年記念号」)
▼なおこの年にサンタクロースから貰ったプレゼントはキラキラ光るボディ・パウダー。ハロプロエッグの同じ仲良しチームの子にだけは貸してあげていたが、その様子を別のチームの福田花音は「いいなぁ」と思いながら眺めていたという。(「ENTAME」2015年8月)
▼サンタクロースを信じることは出来なくなったが、神様はいると思っている。「悪いことしたら、絶対に神様に見られているから。だから私は、ちょっとでもゴミを落としたら神様が見ているから全部拾ったり、赤信号では絶対に渡らないって決めているんだ。神様はどんなにちっちゃいことでも見ていると思って生きています。」(「まーちゃんくどぅーのハロプロ先輩探訪団」竹書房 2012年10月取材)

▼12月31日、「第58回NHK紅白歌合戦」にモーニング娘。、Berryz工房、℃-uteが出場。バックダンサーをハロプロエッグが勤めた。この日、和田は福田とケンカをしていて敵対状態にあった。「福田 うちらはただのバックダンサーなのに、後ろでケンカしているんだから話にならないですよ。緊張感があるべき場なのに、違う意味の緊張が生まれちゃって(笑)。 和田 お互い、ずっと言ってたもんね。『ちょっと! こっちの陣地に入ってこないでよ!』とか(笑)。」(「ENTAME」2015年8月)


2008年(14歳)

▼9月13日〜15日、つんく♂THEATER第6弾「あぁ女子合唱部~栄光のかけら2008~」公演(全電通ホール)に出演。ほかに出演はキャナァーリ倶楽部、古川小夏、森咲樹、前田憂佳、福田花音、佐保明梨、小川紗季、ほか。

▼9月20日、アクアシティお台場アクアアリーナで行われた「しゅごキャラ!まつりin ODAIBA」で「しゅごキャラエッグ!」のメンバーに選出されたことが発表される。和田のほかにメンバーは、後にスマイレージのメンバーとなる前田憂佳と福田花音、および後にアップアップガールズ(仮)のメンバーとなる佐保明梨。ハロプロエッグから4人が選出された。
▼ユニット名や参加メンバーなどを一切公開公表せず、事前にウェブ上で公式準備サイトを公開したところ、参加メンバーは誰になるのかと話題を集めていた。イベントには1000人を超える観客が集まり、「みんなのたまご」が初披露された。(「音楽ナタリー」2008年9月24日)
▼この時期から仕事が忙しくなり、学校の部活動にもなかなか顔を出せなくなっていく。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)

▼9月23日、「2008 ハロー!プロジェクト新人公演 9月 〜芝公園STEP!〜」開催(東京・メルパルクホール)。「十七の夏」のソロパフォーマンスが各所から高く評価される。

▼12月6日、「脳内エステIQサプリ」(フジテレビ)に出演。和田のほかにハロプロエッグから、前田憂佳、佐保明梨、古川小夏らが出演した。

▼12月10日、しゅごキャラエッグ!のデビューシングル「みんなのたまご」がポニーキャニオンからリリース。テレビ東京系アニメ「しゅごキャラ!!どきっ」のオープニングテーマ。

▼この年末、NHK「紅白歌合戦」にモーニング娘。が落選。1998年のデビュー年から続けてきた出場が11年目にして途絶えた。一方で勢いに乗るAKB48は翌2009年に「RIVER」で初のオリコンウィークリー1位を獲得、年末には「紅白歌合戦」に出場するなど、アイドル界の覇権が大きく動く。さらに他のグループの台頭も見逃せなくなってきたこの時期、「アイドル戦国時代」の下地が出来上がっていく。


2009年(15歳)

▼1月2日〜25日、「Hello! Project 2009 Winter ワンダフルハーツ公演 〜革命元年〜」開催(3都市13公演)。しゅごキャラエッグ!として出演。ほかに出演はモーニング娘。、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)、MilkyWay、Buono!、ハロプロエッグ選抜。MCはまこと、小川麻琴。

▼1月31日&2月1日、「Hello! Project 2009 Winter 決定! ハロ☆プロ アワード'09 〜エルダークラブ卒業記念スペシャル〜」開催(横浜アリーナ、2日間3公演)。しゅごキャラエッグ!として出演。ほかに出演は中澤裕子、飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、辻希美、小川麻琴、藤本美貴、稲葉貴子、メロン記念日、前田有紀、松浦亜弥、三好絵梨香、岡田唯、音楽ガッタス、モーニング娘。、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)、Buono!、ハロプロエッグ選抜。MCは、まこと、矢口真里。スペシャルゲストは、アイスクリー娘。、フランシス&愛子。

▼3月18日、モーニング娘。のアルバム「プラチナ9DISC」がリリース。2007年6月1日からリーダーに就任した高橋愛が率いるこの時期のモーニング娘。は、このアルバムタイトルから「プラチナ期」と呼ばれている。長らくヒットに恵まれず人気は下降、メディアへの露出も激減。だがそんな状況を逆手に取って、ハードなツアーを行いパフォーマンスに磨きをかけたモーニング娘。にとっての雌伏の時期である。結果としてこの時期を経て、モーニング娘。は異常なまでにクオリティの高いパフォーマンス集団へと進化を遂げる。高橋によれば、この頃つんく♂からは「こういう時代だからこそ技術をつけろ」と檄(げき)を飛ばしてもらっていたとのことで、当時を振り返って「『なんで見てもらえないの?』とあがいていた時期ではありますが、メディア以外で活躍できる、羽根を伸ばせる場所をスタッフの皆さんが用意してくれたので、その中で“格好いいモーニング娘。”をより追求していくことができたんです」と語っている。(「朝日新聞DIGITAL」高橋愛(前編) 低迷期に選んだ“質の向上”という奇手 2018年7月17日)
▼この「プラチナ期」のモーニング娘。のファンを公言する人物は少なくないが、和田もその一人。後に「目標の先輩は?」という質問に「高橋愛さんがリーダーのときのモーニング娘。さんが大好きで目標です」と答え、「尊敬ですね、プラチナ期。デビューした年に、一緒に活動させていただいた先輩方で、オープニングアクトとしても何度も出演させていただいたり、ライブも何度も何度も見させていただきました。そのときにカッコ良すぎて。アイドルとは思えないパフォーマンスのクオリティの高さ、なのに楽屋へ行くとみんな優しくておもしろい。こんな完璧な人たちいないなって思い、15歳の私は20歳くらいになったらこういう人たちになろうと決めました!」と語っている。(「ザテレビジョン」アンジュルム和田彩花が“20問20答”でハロプロ愛を語る!【ハロプロ誕生20周年記念連載】2017年11月24日)
▼「もし願いが叶うなら、いつの時代のどのグループやユニットで活動してみたいですか?」という問いには、「基本的に私は過去に戻りたくないタイプの人間なので、あそこに戻りたいっていう強い願望はないです。」としながらも「でも、高橋愛さんがリーダーのときのモーニング娘。さんが単純に好き。なので、あのときに私が一番下の後輩として、メンバーに入りたかったなとはちょっと思います。身近に先輩がいる環境を体験してみたかったです。」と語っている。(「ザテレビジョン」和田彩花が読者からの質問に答えてくれた!【ハロプロ誕生20周年記念連載】2019年1月1日)
▼スマイレージが後にアンジュルムになって以降も、モーニング娘。のプラチナ期の動画をよく観ているし、また後輩メンバーにもよく観せている。「高橋さんの動画を観ていると”黙って踊れたから、それでOK”とは思えなくなってくるんですよ。”きちんと教えられた通りにこなす”っていう先には、”人の心を動かす”っていう表現力の問題になってくるんです。技術を超えたレベルの話ですよね。」と語る。(「OVERTURE」No.11 2017 June) また、プラチナ期の曲を家で一人で踊ることを「ゴッホが広重を模写したことと、根源的には同じ気持ち」だと捉えている。(和田彩花「美術でめぐる日本再発見〜浮世絵・日本画から仏像まで〜」オデッセー出版 2016年3月12日)
▼ただしプラチナ期をもう一度作ろうとしているわけではない。「憧れてはいるけど、むしろ超えていかないとダメだと思っています」(「OVERTURE」No.11 2017 June)

▼3月31日、松浦亜弥がハロー!プロジェクトを卒業。後に「生まれ変わるなら誰になりたい?」という質問に、「みなさんにいろいろなってみたいけど、松浦亜弥さん」と答えている。「ハロー!プロジェクトのなかでもいちばんって言われるくらいの歌姫じゃないですか。ずっと前のマネージャーさんが松浦さんを担当されていた時期があったらしく、そのときに“本当に松浦だけは心から歌がうまいと思った”って言葉を聞いてスゴいなって。松浦さんになって、歌を歌ってみたいです。」(「ザテレビジョン」アンジュルム和田彩花が“20問20答”でハロプロ愛を語る!【ハロプロ誕生20周年記念連載】2017年11月24日)

▼4月4日、横浜BLITZで「2009ハロー!プロジェクト新人公演4月 〜横浜HOP!〜」開催。このコンサートのリハーサル、本番、および舞台裏への密がメイキングフォトブック「汗・涙・笑顔」として制作され、通信販売でファンの元に届いた。カメラマンは元モーニング娘。の保田圭。
▼このコンサートの中で「メジャーデビューを目指す為の新ユニット」のメンバーの一人に和田が選出されたことが発表された。新ユニットのメンバーは和田のほか、前田憂佳、福田花音、小川紗季の計4名。つんく♂は公式ブログで「メジャー決定時でメンバーを大決定させるつもり」とメンバーチェンジや増減の可能性があることを示唆しながらも、「現時点ではエッグの中でも非常に高いパフォーマンス力や歌唱力、リズム感を持っている4人です。」と綴っている。また雑誌インタビューでは「彼女たちはハロプロエッグの初期メンバーで当時から才能はあったんですけど、小学生だったのでまだ早いと思い、動向を見てきました。そして、中2から高1という、デビューにちょうどいい年齢になった。この4人で行こうというのに、迷いはなかったです。」「4人は音楽の水準がすでに高い。『よーできてるコントやなあ』と思うくらいに奇想天外なトークもできて、元モーニング娘。の辻加護(辻希美と加護亜依)以上のパワーを感じる。」と非常に高く4人を評価している。(「日経エンタテインメント」2010年7月)
▼当時この4人を高く評価していたのはつんく♂だけでなかったようで、前々年にデビューを果たした℃-uteの矢島舞美はこの新ユニット結成を知って「最強の4人が集まってしまった」と焦りを感じたと証言している。(「ハロー!プロジェクトモバイル」内「やじまの部屋」2017年6月1日)
▼和田自身はこのユニットでデビューすると聞いたときの感想として、「私は自分が選ばれてびっくり。4人で『本当かな~?』って確認し合いました」と語っている。(「Deview」2009年12月25日)
▼この4人のメンバーは、しゅごキャラエッグ!から佐保だけが抜けて小川が加わった形となる。特に佐保とは仲が良く、毎週のレッスン後に一緒に東京タワーや原宿へ遊びに行っていた和田は、「しゅごキャラエッグ!が終わるときは、すごく寂しかったです。一番泣いたのは私ですよ。4人ですごく楽しかったのに、(佐保)明梨ちゃん1人だけが代わったのは残酷だなって子供ながらに感じたし、『なんで? 明梨ちゃんでいいじゃん』って思いました。」と当時の複雑な心境を振り返っている。(小野田衛「アイドルに捧げた青春〜アップアップガールズ(仮)の真実〜」竹書房 2017年8月25日)
▼ハロプロエッグで過ごした5年の間、デビューしたいという願望は特になかった。「ただただ楽しくてやっていただけだったので。だから、グループを組むって聞いたときも、先輩と同じことが出来るなら楽しそうだなって思った程度だったんですよ。(略)デビューしてみたら、プロとはこういう世界、お仕事をするというのは、こういうことだっていうのを知っていったんです。ただ、デビューしたいっていう願望がなかった分、そういう状況を全て受け入れることができたんですね。それは、ある意味よかったのかなって思います」(「encore」アンジュルム 和田彩花×モーニング娘。’18 譜久村聖スペシャルインタビュー 2018年9月26日)
▼一方でデビューによる意識の変化もあったようで、ハロプロエッグ時代との違いを「グループを知ってもらうことが活動の基本になったことです。研修生のときは歌とダンスのレッスンが基本だったんですけど、そうじゃなく、人前に出る機会も増えましたし、まずはグループを知ってもらわなくちゃいけないと思うようになった。だから、グループが私にとって特別なものになりましたね」と語っている。(同上)
▼福田はこの4人について、「あの4人の中に選ばれた事によって、やっとハロー!プロジェクトのアイドルのスタートラインに私は立てたと思っていて。私以外の3人はハロプロエッグの頃からキラキラ輝いているメンバーで、そこに自分が入れたことが嬉しかったんです。『負けないように頑張ろう』っていう気持ちはありつつも『このメンバーに選ばれてよかったなぁ』って。それは3人にもよく話してました。」と語っている。(「billboard JAPAN」アンジュルム福田花音卒業インタビュー) 当時はハロプロエッグの中で天狗になっていたという福田だが、「この結成で自分の実力を思い知り、天狗になるのをやめました」とも語っている。(「ENTAME」2015年8月)
▼ハロー!プロジェクトキッズの時代から若いメンバーを見てきた振付師のみつばちまき先生は4人の印象を「かわいかったですね(笑)。(前田)憂佳と和田(彩花)はふわっとしたイメージがありながらも、芯の強さがあった気がします。」「(略)詰めすぎず、怒る時はがっちり怒るって感じでした。和田もそうでしたね。入ってきた時は、あんまりアイドルっぽくなかったけど、かわいかった。」と語っている。(CDジャーナルムック「HELLO! PROJECT COMPLETE ALBUM BOOK ハロー!プロジェクトの全アルバムを集めちゃいました!」音楽出版社 2015年3月18日発売)
▼4人のうち、性格的には和田と前田がおっとり系、小川と福田ががっつり系とのこと。
彩花「ケンカも昔はあったけど、メジャーデビューしてからは全然なくて。(略)昔のケンカの原因もたわいないことで、私と憂佳ちゃんがおっとり系で、ふたり(※引用者注:小川と福田)はタイプが違ったから……。」
憂佳「おっとり系の反対で、がっつり系? わかりやすく言うと草食系と肉食系だよね。こっちは草を、向こうは肉を食べてるみたいな(笑)。」(ファーストオフィシャルPhotobook『スマイレージ1』2011年9月26日)

▼5月8日、新ユニットの名称が「S/mileage(スマイレージ)」に決定する(※本年表では「スマイレージ」と主に表記する)。命名はつんく♂。「スマイルとマイレージ」「スマイルとエイジ」という意味合いが込められており、つんく♂は自身のブログで「応援してくださる皆さんや日本の皆さんのスマイルが、マイレージのようにどんどん貯まればうれしいなと、そんな気持ちでつけさせていただきました。」と綴っている。
▼スマイレージのキャッチコピーは「日本一スカートの短いアイドルグループ」。当時は単純に「お洒落でかわいい衣装が着られてうれしい」と思っており、他のグループのメンバーから羨ましがられるのを誇らしく感じていた。(「朝日新聞DIGITAL」20代ミュージシャンが語る“譲れない価値観”「違和感の中に私が伝えたいことがある」和田彩花がアイドルを名乗り続ける理由 2020年9月10日)
▼だが後に、そこにあるのは誰かにとって、さらに言えば特定の性別の誰かにとって都合のいい自分だったのかもしれないと気付き、それからは「舞台の上で歌って踊るきらびやかなだけの存在」というアイドル像に違和感を抱くようになる。(「Woman type」2021年1月4日)
▼メンバーの中で「誕生日が一番早いから」という理由だけでリーダーに就任。性格もしっかりしているわけではないと自負していて、「リーダーらしくまとめるようなカッコイイことは全然やってなくて。私は告知担当として、『とりあえず告知だけちゃんと言えればいいよ』ってメンバーに言われてます」と話している。(ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル vol.5」角川グループパブリッシング 2011年7月12日発売「リーダー集結 これからのハロー!プロジェクトを考える」和田、高橋愛、清水佐紀、矢島舞美)
▼自他ともに認めているように決してリーダー然としたタイプではないため、メンバーの福田も「この娘がリーダーで大丈夫かな?」という気持ちだった。だが時を経て「この娘がリーダーじゃなきゃダメなんだ」と思えるようになったという。(「billboard JAPAN」アンジュルム福田花音卒業インタビュー)
▼小川はリーダーである和田の「意外としっかりして」いる一面として、「電車で一緒に出かけると(略)「こっちこっち」とか「この電車に乗ったら早く着いちゃうから、こっち乗った方がいいよ」とか、意外と頼れる!っていう感じ」とも評価している。(「BIG ONE GIRLS」近代映画社 2010年3月)
▼自分の性格を一言で表すなら「人に流されやすい」だと語っている。例えば友達2人がケンカしているのに、話を聞いているうちに両方の味方をしてしまうことなどがよくある。(ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル」角川グループパブリッシング 2010年4月26日)
▼当時のマネージャーからは4人それぞれがキャラを作るように言われていた。和田は「宇宙と交信できる」というキャラ。当時は頭の上に人差し指を立てて「ピコピコピコ〜」と言っていた。また福田の「シンデレラの生まれ変わり」というキャラは本人の努力の甲斐もあり、ファンの間のみならずメディアの中でも定着。特にスマイレージが外に出て行くときの大きな武器の一つとなる。(「OVERTURE」No.11 2017 June)
▼ただし福田の「シンデレラの生まれ変わり」も最初からそうだったわけではないようで、和田によれば「花音も最初は今みたいに『シンデレラの生まれ変わり!』ってキャラじゃなくて、優等生キャラだったもんね。」とのこと。(「週刊プレイボーイ」2011年9月5日)

▼6月7日、「2009 ハロー!プロジェクト新人公演 6月 〜中野STEP!〜」(中野サンプラザ)公演において、スマイレージのインディーズデビューシングル「ぁまのじゃく」を発売。同曲の初披露も行う。「新曲を初披露するときは、毎回緊張するよね~。でもお客さんは初めて聴く曲なのに、初めてとは思えないくらい手拍子をしてくれるんですよ。あれで緊張がほぐれるし、勇気づけられます」(「Deview」2009年12月25日)
▼この時期のスマイレージのキャッチコピーおよび新曲の紹介文は、「THE ポッシボーや真野恵里菜を誕生させたハロプロエッグから、また新たな新ユニット結成! つんく♂Pの鋭い選出眼によって実力を認められ見出された和田彩花、前田憂佳、福田花音、小川紗季。いつもゲンキでおしゃれダイスキ、ちょっと生意気な感じもするけど、ほんとはめちゃピュアな4人組。スマイル世代(Age) の彼女たちと供に、笑顔のマイレージポイントを貯めてもらいたいので、スマイルとマイレージを引っ付けた造語が命名の由来。インディーズCD第一弾はひねくれ少女の初恋ソング。」。(つんく♂公式ブログ 2009年6月13日)
▼またつんく♂はこのとき和田について、「リーダーのDAWAこと和田 彩花。なんともまあ、天然少女なんです。すべての受け答えがすべて100点なんです。正直、里田まいのおばかキャラもびっくりかもしれません。本人、悪気も狙いも一切ないんです。天才とは、このことですよ。」と綴っている。(同上)
▼スマイレージのインディーズデビューシングル「ぁまのじゃく」は後々までファンに愛される名曲として知られる。時を経た2015年にもなって歌詞の中に出てくる「齋藤先輩」は男なのか女なのか、ファンの間で議論が勃発するほど。なお歌詞を書いたつんく♂の公式見解によれば「齋藤先輩」は「男」である。
▼2018年4月2日に発売されたCDジャーナルムック「HELLO! PROJECT COMPLETE SINGLE BOOOK 20th Anniversary Edition ハロー!プロジェクトの全シングルをもっと集めちゃいました!(Updated)」(音楽出版社)の中で「思い入れのあるシングル曲」として、和田が挙げたのが「ぁまのじゃく」。「やっぱり最初にもらった曲っていうのは大きいなと思いますね。<ぁまのじゃく>って言葉の意味もわからなかったんですよ(笑)。”え、これ何?”って(福田)花音ちゃんに教えてもらったんですけど、聞いても意味不明で、”何それー?”って言いながら歌ってたんですよ。だけど、いまになってこれが自分のスタートの曲なんだなって思いました。」と語っている。コンサートで歌う度に昔の気持ちに戻るが、歌っている周囲の環境はかつてと大きく異なっている。そこで寂しさを感じたり、あるいは嬉しく感じたりする曲である<ぁまのじゃく>のことを「とっても大切だから、私は好きです」としている。
▼後年(2019年5月)発売される「アンジュルムック」(集英社)の中では「ぁまのじゃく」の歌詞から「全部 全部 興味ない 話せない日だって ブルーじゃない」という一節を挙げ、「メンバーの未来を心配する本心と自分の未来しか見ないという決意。”ぁまのじゃく”な私と重なります」としている。

▼7月19日〜8月9日、「Hello! Project 2009 SUMMER 革命元年 〜Hello! チャンプル〜」開催(3都市12公演)。ハロー!プロジェクトのコンサートにスマイレージが参加するのはこれが初となる。出演はスマイレージのほか、モーニング娘。、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、High-King、続・美勇伝、あぁ!、ZYX-α、新ミニモニ。、プッチモニV、タンポポ#、Buono!、ガーディアンズ4、S/mileage、ハロプロエッグ選抜。MCは、まこと、稲葉貴子。スペシャルゲストはアイスクリー娘。、チャン・ダヨン。

▼8月13日〜23日、ミュージカル「しゅごキャラ!」公演(銀座博品館劇場)。「生徒」役を演じる。同じスマイレージのメンバーである前田憂佳は「日奈森あむ」役(主演)を、福田花音は「藤咲なでしこ」役を演じた。なおこのミュージカルには、後にスマイレージの2期メンバーとなる田村芽実も出演している。

▼8月27日、舞台「ケータイ刑事『歌だ!祭りだ!〜BS・TBSサマーパーティーin赤坂BLITZ!ファン感謝祭歌謡祭〜』」(赤坂BLITZ)に出演。真野恵里菜(ゲスト出演)のバックダンサー。

▼9月13日〜22日、真野恵里菜ファーストコンサートツアー「Introduction~はじめての感動~」(3都市6公演)にスマイレージとして帯同。

▼9月23日、「2009 ハロー!プロジェクト新人公演9月 〜横浜JUMP!〜」(横浜BLITZ)公演。同日、スマイレージのインディーズ2ndシングル、「あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい」リリース。つんく♂は公式ブログで「S/mileageの特徴はメンバーみんな自分が大好きなところ。プリティナルシストが4人集まった感じですね。」「リーダーのDAWAこと和田彩花はとても素直な歌を歌います。エッグに入ったころより凄くうまくなりました。」と綴っている。

▼雑誌「B.L.T.」(東京ニュース通信社)2009年11月号にて「スマイレージのスマイルストレージ」が連載スタート。

▼11月11日〜19日、舞台「恋するハローキティ」(青山円形劇場)出演。真野恵里菜との共演。和田は「ミドリ」役を演じる。

▼11月23日、「2009 ハロー!プロジェクト新人公演11月 〜横浜FIRE!〜」(横浜BLITZ)公演。中盤、つんく♂からのコメント映像が流れ、スマイレージは現在の4人を正式メンバーとして、翌年3月に行われる「2010 ハロー!プロジェクト新人公演3月 〜横浜GOLD!〜」をもってハロプロエッグを卒業し、メジャーデビューに向けて活動していくことが発表される。
和田「びっくりしすぎて実感が湧きません」(「音楽ナタリー」2009年11月23日)
▼同日、スマイレージのインディーズ3rdシングル、「スキちゃん」リリース。つんく♂は公式ブログで「和田の唄が(声が)マイクに良く通るようになってきました。」と綴っている。
和田「私は一部歌を間違って覚えてたところがあったんですよ。自分で気づいてなかったんですけど、(小川)紗季ちゃんが『ここはこういうリズムで』とか、すごく教えてくれました」(「Deview」2009年12月18日)
▼12月5日&7日、「スキちゃん」発売記念イベントを開催(5日はユニバーサル・シティウォーク大阪、7日はタワーレコード渋谷店)。ライブと握手会を行った。
和田「今日、家を出る前にすごい時間が余っちゃって、お母さんに“犬の散歩行ってくるんで、魚、焼いといて”って言われたんですけど、すごく大変でそれが。何回もずっと見てて、焦げないように。そしたら、一回(グリルを)開けた瞬間に熱いのがピーッて飛んできて、ここ(鼻の頭)をやけどしちゃったんですよ! でも、来るときに保冷剤で冷やしてきました。でもすごく赤くなっちゃってピエロみたいだったです。すごく熱かったです。そんな15歳、中学三年生、“DAWA”こと和田彩花です。よろしくお願いします。」(「BARKS」2009年12月10日)

▼12月24日〜、オフィシャルファンクラブで「スマイレージWebトーク『TAKEOFF』」配信。2011年12月23日まで。

▼12月28日、GREEにてブログを開設。初回の更新から、最後は「バイバイ♪」で締めている。和田のブログはこのときから長らく、原則として最後は「バイバイ」で締めるというのが恒例。


2010年(16歳)

▼1月2日〜23日、「Hello! Project 2010 WINTER 歌超風月 ~モベキマス!~」開催(3都市14公演)。出演はモーニング娘。、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、スマイレージ、ハロプロエッグ選抜。MC:まこと。

▼1月5日〜、24 日「Hello! Project 2010 WINTER 歌超風月 ~シャッフルデート~」開催(3都市8公演)。出演はHigh-King、続・美勇伝、あぁ!、ZYX-α、新ミニモニ。、プッチモニV、タンポポ#、Buono!、ガーディアンズ4、ハロプロエッグ選抜。MC:まこと。

▼1月15日〜、「半分エスパー」(フジテレビTWO)出演。真野恵里菜主演のドラマ。「スマイレージ」のメンバー役で出演。

▼1月31日、スマイレージとしては初となるファンクラブイベント「S/mileage/スマイレージ応援企画~S/mileage Mega Bank vol.0~」を開催(東京・IMAホール)。三回公演。イベントの一回目の最後の感想で「二回目もあるので皆さん『オトナになるって難しい!!!』のサビは一緒に踊ってください」と言ったところ、ファンから「一人一回しかイベントは来られないんだよ」と指摘され、「ちょっと感想は考えてから言った方がいいなと思いました」と反省する。(「GREEブログ」2010年1月31日)

▼2月10日、期末テストの返却。ブログにて「すっごく点がよかったんでーすー」と、社会のテストが100点満点中50点だったことを自慢する。(「GREEブログ」2010年2月10日)

▼2月11日、「ラブベリー sweet バレンタイン in ODAIBA」に出演。雑誌「ラブベリー」のイベント。矢口真里と共演。
和田「私、バレンタインにやってみたいことがあって、倉庫からトラックを借りてきて、チョコレート工場に行って、荷台に板チョコを山積みにして六本木に行って配りたいです!」(「BARKS」2010年2月11日)

▼2月15日、自身初となるファンクラブ限定ソロイベントを開催(東京・パシフィックヘブン)。ファンから「高校」「マイネームイズ和田」というお題をもらい、そのお題でブログを更新した。

▼2月20日・21日、「Buono!ライブツアー2010~We are Buono!~」(Zepp Tokyo)のオープニングアクトにスマイレージが出演。

▼2月26日、スマイレージのオフィシャルサイトがオープンするとともに、メンバー4人のTwitterのオフィシャルアカウントが開設。和田のアカウント名は現在も使用している@ayakawadaだが、この当時は「〜〜時です」という時報に短いメッセージを添えたものが多かった。長らく休業状態であったが、2019年8月1日のソロ活動開始と同時に更新を再開。この再開宣言ツイートより以前のものは削除(もしくは非公開と)されている。
▼当時のTwitterではなかなか理解しがたい不思議な発言を繰り返して話題になる。これについて自身は、「私、二重人格なんですよ。(略)(Twitterの更新を)寝る前に疲れきった状態のままやると、もう一人の自分が出てきて、不思議な文章を書いちゃうんです。」「あれは、ちょっと危ないんですよ。その不思議な『ぴよぴよぴよ』っていう感じが……。自分でも知らないうちにそういう文章を書いていて、朝起きると、『あれ? 何これ?』みたいな。普段は出せないんです。疲れているときしか出せないんですよ。」と語っている。(「まーちゃんくどぅーのハロプロ先輩探訪団」竹書房 2012年10月取材)

▼2月28日、「2010年ハロプロ エッグ ノリメンLIVE 2月」開催(山野ホール)。この公演にて、つんく♂からメジャーデビューへの条件として「4月3日までに全国から1万人の笑顔の写真を集め、それを用いてモザイクアートを完成させよ」との課題が発表。「目指せデビュー! スマイレージ笑顔キャンペーン」が開始した。
和田「私はスマイレージのリーダーをやっているので、リーダーらしくみんなより1枚でも多くみなさんの笑顔の写真を集められるように頑張って、あと、普通に駅とかでも積極的に、私は頑張ろうと思うので、もしどこかで私を見かけたときは、ぜひ写真撮らせてください!」(「BARKS」2010年3月1日)

▼3月12日、中学校の卒業式。スマイレージの活動が忙しかったため式の練習もほとんど出られなかったのだが、いざ本番となったときにはうっかり寝てしまい、気づいたら周りのみんなが立っていたため慌てて起立して事なきを得た。卒業式ではクラスメイトが泣く中、涙を見せなかった和田だったが、式が終わって教室で仲良しの友人からメッセージ入りの色紙を貰った際に感動で涙する。(「Graduation ―高校卒業―」TOKYO NEWS MOOK 2013年3月14日)(「GREEブログ」2010年3月12日)
▼中学三年生時には本格的に仕事が忙しくなるが、学校の先生のサポートも受け、頑張って学校へ通っていた。その中で、「普通に学校に行って、授業を受けて、みんなで掃除して、帰りの会に出て、放課後は友達と一緒に帰る」という日常を送れることがいかに素晴らしいかに気づく。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)
▼同じく中学三年生時には多忙な芸能活動の合間を縫って修学旅行に同行している。行き先は広島と京都。(「GREEブログ」2011年9月22日)
▼この時期は本人の中でも良い思い出になっているようで、翌年にはブログで「中3が一番楽しかった!★ 戻りたいっ!」と綴っている。(「GREEブログ」20119月22日)

▼3月14日〜、「スペシャルジョイント2010春 ~感謝満開!真野恵里菜2周年突入 & S/mileage メジャーデビューへ桜咲け!ライブ~」真野恵里菜とスマイレージのジョイントライブ。14日は大阪公演(NHK大阪ホール)、21日は愛知公演開催(愛知県勤労会館)、4月3日は東京公演(渋谷C.C.Lemon ホール)。
▼初日となる大阪公演では、15歳の誕生日を迎えたばかりの福田へ観客から、福田のメンバーカラーである紫のサイリウム一色で客席を染めるというサプライズ。声援に応えようとする福田だったが、それを気にせずMCを進めてしまった和田が観客を苦笑させる。(「BARKS」2010年3月15日)
▼当時の和田のメンバーカラーは青。スマイレージからアンジュルムへのグループ名変更の際に全員のメンバーカラーが一新され、青から赤になる。

▼3月14日、スマイレージのインディーズ4thシングル「オトナになるって難しい!!!」リリース。このシングルから「S/mileage」表記がカタカナの「スマイレージ」表記となる。つんく♂は公式ブログで「和田 随分ピッチやリズムが安定してきました。本人はどこまで意識出来ているかが今後の上達のカギですね。」と綴っている。

▼3月17日、モーニング娘。のアルバム「10 MY ME」がリリース。アルバム曲の「涙ッチ」を、「ハロプロ全体で好きな楽曲」として挙げている。「モーニング娘。さんのライバルサバイバル(※引用者注:2010年秋)ってコンサートを見に行ったときに、亀井さんとジュンジュン、リンリンの卒業があったんですけど、最後の最後で歌っている「涙ッチ」はみんな泣いていて、悲しいはずなのになんかすごいキラキラしていたんです。私自身も悲しいのに何故か前向きになれました。あの空間が今だに忘れられないくらい。曲ももともといいんですけど、その光景も含めて大好きですね。」と語る。(「ザテレビジョン」アンジュルム和田彩花が“20問20答”でハロプロ愛を語る!【ハロプロ誕生20周年記念連載】2017年11月24日)

▼3月20日・28日・4月10日、「℃-uteコンサートツアー2010春~ショッキングLIVE~」(3都市6公演)のオープニングアクトにスマイレージが出演。

▼3月27日、「2010 ハロー!プロジェクト新人公演3月 〜横浜GOLD!〜」開催(横浜BLITZ)。この公演をもってスマイレージはハロプロエッグを卒業し、ハロー!プロジェクトのメンバーとなる。
「5年間長いけど実際は、すっごく短い5年間でしたぁーーー(^-^)!」(「GREEブログ」2010年3月27日)
▼後に「ハロプロエッグで良かったことは?」という質問には、「小さい頃から怒られることがあったこと。小さいときに済んで良かったなと思います。同世代を見ていると、社会に出たりすると厳しく言われるじゃないですか。私はそういうものにも慣れているし自分が違う部分を分かっているから、言われたことに対しても『ああ、そうだったな。直そう』と素直に思える。ちょっとした社会に出る経験を済ませておいて、損はなかったなってすごく思います。」と答えている。(「ザテレビジョン」和田彩花が読者からの質問に答えてくれた!【ハロプロ誕生20周年記念連載】2019年1月1日)
▼また、この日、ハロプロエッグの新人となった工藤遥(のち、モーニング娘。)と出会う。帰りのバスで隣同士になったところ、「何年生ですか?」と聞かれたため、「何年生にみえる?」と返したところ、「中学………………1年」と答えられた(実際は中学校卒業直前)。(「GREEブログ」2010年3月28日) 工藤とはこの後、2014年の6月〜の演劇女子部ミュージカル「LILIUM―リリウム 少女純潔歌劇―」(池袋サンシャイン劇場ほか)で共演し、心を奪われる。

▼3月29日〜、「テストの花道」(NHK Eテレ)出演。高校生向けに勉強の仕方を教え、テストのための「思考力」をつけることを目的とする番組。以降も不定期ではあるがレギュラーメンバーとして出演。

▼3月30日、雑誌「B.L.T.」主催のトークイベント「Beautiful Lady Live 3」(両国・KFCホール)にスマイレージが出演。MCは山里亮太(南海キャンディーズ)。
▼後に山里と結婚する蒼井優はアンジュルムのファンとしても知られ、二人の結婚は「アンジュルム婚」とも呼ばれる。蒼井はライト層だと謙遜しているが「ASAYAN」(テレビ東京)の観覧に普通に行く程度には最初期からハロー!プロジェクトを追いかけていた。しかし宝塚に夢中になったこともあり、一時期はアイドルから離れる。その後、友人の菊池亜希子から再度勧められ、「カクゴして!」(2015年にリリースされたS/mileage / ANGERME SELECTION ALBUM「大器晩成」に収録された楽曲)でアンジュルムに夢中になる。「(略)画面の中のあやちょ(和田彩花)が『カクゴして!』って言いながらウインクしてきたんですよ! 『……うっ!』と撃ち抜かれましたね。家のソファでうずくまってしまいました」(蒼井)(2019年5月24日「音楽ナタリー」なぜ女子はハロプロにドハマリするのか? 蒼井優×菊池亜希子に聞く“アイドル界最大の謎”)

▼4月から高校へ進学。
▼後に「もし過去に戻るとしたら何歳の時の自分に戻りたいか? また戻ったとして当時の自分に何を言うか?」という質問に対して、「高校を選ぶ時に戻って、もっと勉強する学校へ行きなさいと言いたい」と答えている。ハロー!プロジェクトのメンバーの高校生活については思うところがあるようで、芸能活動をするのも素敵なことだが勉強も疎かにすることなく高校時代の時間をもっと有意義に過ごせる環境は作れないだろうかと考えている。(東海ラジオ「和田彩花のビジュルム」2019年2月2日放送)
▼高校時代は日記をつけていた。「女子高生のころの私は、いろいろなことを考えていましたが、幼かったなあといまでは思います。」「読み返すと、いつもいつも神様は私のことを味方してくれなくて、いつもいつも苦しいことばかりとか、書かれています。」(和田彩花「美術でめぐる日本再発見〜浮世絵・日本画から仏像まで〜」オデッセー出版 2016年3月12日)

▼4月1日〜、「美女学」(テレビ東京)出演。アップフロントワークスの一社提供番組。「ハロー!プロジェクトが誇る美少女アイドル達が、群雄割拠の芸能界を生き抜き、より魅力的なアイドルになるため、体当たりで様々な事を学んでいく」番組(テレビ東京公式サイトより)。スマイレージの密着ドキュメント、およびモーニング娘。9期メンバーへの密着ドキュメントも放送された。番組は翌年4月14日まで放送。その翌週からは「ハロプロ!TIME」がスタートした。

▼4月3日、「スペシャルジョイント2010春 ~感謝満開!真野恵里菜2周年突入 & S/mileage メジャーデビューへ桜咲け!ライブ~」東京公演(渋谷C.C.Lemon ホール)。昼夜二回公演。昼公演にて「目指せデビュー! スマイレージ笑顔キャンペーン」の結果発表が行われ、目標としていた1万枚を超える約1万6000枚の笑顔写真が集まったことを報告。最後は会場全体で完成を分かち合いたいという理由でモザイクアートの真ん中の部分を貼り残していたスマイレージが、会場中のカウントダウンとともに笑顔写真の最後の1枚を貼り終えると、つんく♂がステージ上に登場。「ハロプロエッグの中にも多くのダイアモンドの原石がいるんだけど、この娘たちは今、一番輝いていて、確かにまだ荒削りだけど、この才能みたいな輝いているものって、今、東京を見渡しても出てこないだろうし、芸能界見渡しても、このちょうどいい感じの、ナイスタイミングはない、と思ってます。」と語り、5月26日、「夢見る15歳(フィフティーン)」でのスマイレージのメジャーデビュー決定を発表した。
「今年中に…かはわからないですけど、絶対に、今いるどのアイドルよりも有名になれるように頑張る!」(和田)
「今年は“アイドル戦国時代”と言われてますが、スマイレージがその先頭を突っ走っていけるように全力で頑張ります!」(福田)
(「BARKS」2010年4月3日)
▼このモザイクアートはお披露目のコンサート前日である4月2日中に作成する予定だったが、結局その日は完成せず。翌日のコンサート当日、朝4時に集合して直前まで作業に勤しんだ。メンバーの手や着ている服は、写真のインクで真っ黒になったという。(ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル」角川グループパブリッシング 2010年4月26日)

▼4月4日〜、「ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ」(テレビ東京)放送。2011年3月27日まで。2011年4月6日から2012年3月28日までは「のりのり♪のりスタ」内で第2期が放送。トレーディングカードゲーム方式の女児向けアーケードゲーム「リルぷりっ ゆびぷるひめチェン!」のテレビアニメ版。和田はメインキャラクターである雪森りんご役を演じる。スマイレージからは和田のほか前田、福田も出演。

▼4月11日、CBCラジオの創立60周年を記念したフリーライブイベント「CBCラジオ GREEN LIVE」にスマイレージが出演。場所は中部国際空港セントレアイベントプラザ。共演はキャナァーリ倶楽部、バニラビーンズ、Mizca、東京女子流。

▼4月17日から22日まで、渋谷109-2内のハロー!プロジェクトオフィシャルショップにて、「目指せデビュー! スマイレージ笑顔キャンペーン」で制作したモザイクアートを展示。ファンに向けての感謝の気持ちを込めた直筆メッセージボードも制作した。

▼4月17日、ファンクラブイベント「スマイレージ応援企画~S/mileage Mega Bank vol.1~」開催(東京・IMAホール)。1日3公演。

▼4月18日・29日・5月5日、「モーニング娘。コンサートツアー2010春~ピカッピカッ!~」(3都市6公演)のオープニングアクトにスマイレージが出演。
▼自分がアイドルであることを初めてはっきりと自覚したのが、メジャーデビューとも重なるこの時期。インディーズ時代はまだアイドルになりたいという自覚はなかったが、「モーニング娘。のライブのオープニングアクトを務めた時、先輩たちのパフォーマンスに圧倒されました。『私もアイドルになりたい』というスイッチが入りました。」と後に語っている。(「朝日ぐんま」インタビュー シリーズ「人」 2016年3月15日)
▼メジャーデビューするまでの活動については、「インディーズ」という言葉の意味すら理解できていなかったため、何も分からないまま活動しているようだった。だがメジャーでCDを出すとなると、ジャケット写真の撮影などでもそれまでは指摘されることのなかった表情やポーズについても色々と言われるようになり、「CDひとつ出すのがこんなに大変なんだ?」と驚いたという。メジャーデビューにあたってマネージャーがとても厳しく、だがそれによって様々なことを教わったのも心境の変化の一因になったと語っている。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)
▼この時期の目標について、「デビューしたときから決めていたことがあって、カッコ良くなりたかったんですよ。そのときリアルに見ていた先輩がプラチナ期のモーニング娘。さんだったんですけど、私はその影響がすごく強くて『こうなる!』って思ったんです。『こうなりたい』っていう願望じゃなくて『5年後にはこうなる!』って決めて! 私、結構そういうタイプなんです(笑)。」と語っている。(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)

▼4月25日、お台場ラーメンPARKにてライブイベント「“スマイレージ”デビュー決定記念イベント『おかげさまで、デビューが決まりました!ありがとうそしてさようならラーメPARK』」開催。

▼4月26日、ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル」(角川グループパブリッシング)が発売。「雑誌的な切り口により、Hello!Projectとしての活動の中では、見せないそれぞれの個性を表現できるような企画で構成」された公式ムック。Vol.12まで3年間にわたって出版された。第一号となる今号では、「スマイレージ徹底解剖」企画が行われ、また和田は個人として「DAWA語録」という、ブログやTwitterでの発言を紹介するコーナー(2P見開き)を持つ。

▼5月1日〜3日、「ハロー!プロジェクト プレゼンツ~ハロ☆フェス in お台場グルメPARK~」(フジテレビお台場グルメPARK内特設ステージ)にスマイレージが出演。共演は日替わりで℃-ute、Berryz工房、真野恵里菜、亀井絵里、ジュンジュン、リンリン、道重さゆみ、ハロプロエッグ選抜など。スマイレージはお台場グルメパークの屋台メニューの「小龍包」をステージ上から発見した瞬間、メンバー全員のテンションが急上昇。声を揃えて「ショーロンポー!」と絶叫するなど、無邪気な一面を覗かせる。(「音楽ナタリー」2010年5月1日)

▼5月2日、「Berryz工房コンサートツアー2010初夏~海の家 雄叫びハウス~」(中野サンプラザ)のオープニングアクトにスマイレージが出演。

▼5月3日、メロン記念日の解散ライブ(中野サンプラザ)を見学。挨拶をした際、「同じ4人組だから、頑張ってね!!」とエールを受け取る。(「GREEブログ」2010年5月3日)
▼メロン記念日を初めとして、それぞれのグループやメンバーがかなり自由に個性を発揮していた時代のハロー!プロジェクトを知る一人であり、後に当時を振り返ってこう語っている。「私はハロー!プロジェクトが面白くもあるけれども……『個性がないんじゃないかな』と思う部分もあって。一昔前までは、見た目だけでもいろんな個性が集まっていて、メロン記念日さんなんて凄い髪の毛していて(笑)。間近で見てて、迫力あるから『おぉー!』と思っていたんですよ。(略)そういう姿を見ていたときにすごく楽しかったし、今のハロー!プロジェクトは見た目のことで言えばみんな黒髪だし、まぁ私自身もそうなんですけど、それに伴って個性も出しにくくなっているのかなって思うんですよね。」「発言ひとつ取っても……『もうちょっと個性を出していいんじゃないかな』と思う。アンジュルムがやっているからこそ思うんですけど、もうちょっと各々が思うことを言ったら良いのになって。もちろん言ってるメンバーもいると思うんですけど……単純に『みんなが楽しみながら活動できるようになったら良いな』と思うんです。」「だからこういう今のハロー!プロジェクトにおいて、みんながそこに上手く納まらずにやっていけたら、全員がそうなっちゃったらアレだけど、各グループにそういう人たちが出てきたらもっと面白くなるかもしれないなって。各グループの個性がもっと強くなるのかなって。一昔前のハロー!プロジェクトを見て育っていた身としては、みんながもっともっと自由にやれたら、見ている人ももっと楽しめるのかなと。そう思います。」(「billboard JAPAN」「アンジュルム和田彩花“2017年総括〜2018年飛躍宣言”単独インタビュー」)

▼5月4日、「柏高島屋ステーションモール bayfm MUSIC Dream(bayfm)」(柏高島屋ステーションモール T館 高島屋3階 正面エントランスステージ)に℃-uteとともに出演。

▼5月7日、「B.L.T. U-17 Vol.14 Sizzleful Girl」(TOKYO NEWS MOOK)発売。前号で裏表紙をつとめたスマイレージが、今号で表紙を飾る。福家書店新宿サブナード店で発売記念握手会も開催。

▼5月14日、「スマイレージのオールナイトニッポンR」放送。120分間ゲストなし、4人での放送をつとめた。

▼5月18日、東京・三菱一号館美術館の開館記念展である「マネとモダン・パリ展」(4月6日〜7月25日)でマネと出会い、本格的に絵画に興味を持つ。ポスターが駅に貼られていたことからこの展覧会が開かれることを知っていた和田だが、この日、集合時間を間違えて早く東京駅に着いてしまったため三菱一号館美術館へ。マネの実物の絵を観て心を打たれる。絵画鑑賞が趣味となり、プロフィールの「特技」の欄には「エドゥアール・マネについて1時間語れる」と記すようになる。
▼印象に残ったのは「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」。それまでの西洋絵画のイメージは明るい風景画だったが、「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」をはじめ、展示されていたマネの絵は黒ばかりで、真っ黒な世界がキャンパスいっぱいに広がっている様子に感動する。(和田彩花「乙女の絵画案内 『かわいい』を見つけると名画がもっとわかる」PHP新書 2014年3月14日)
▼また「死せる闘牛士」にも衝撃を受ける。一人の闘牛士が胸に手を当て横たわっている様がキャンバス一杯に描かれていた絵を見た瞬間に、それまで持っていた「美術=きれいなもの」という先入観が崩され、アートが表現できることの豊かさに心がときめいたという。(「朝日新聞DIGITAL」20代ミュージシャンが語る“譲れない価値観”「違和感の中に私が伝えたいことがある」和田彩花がアイドルを名乗り続ける理由 2020年9月10日)
▼色々な矛盾をそのまま書き残している、というのもマネを好きな理由の一つで、「西洋絵画というものを大きく変換してしまった画家なので、古いものもあれば新しいものもあって、どちらも切り離せない画家だからこそ矛盾がある。それを見ていくのが謎解きのようで楽しいです」と語っている。(「ホキ美術館所蔵 超写実絵画の襲来 特別対談:島村信之×和田彩花」2020年4月20日)
▼この展覧会でのマネとの出会いを「自分の中にあった価値観が壊れた最初の経験であり、それによって人生が変わった」としている。(「音楽ナタリー」アーティストを作った名著 Vol.24 和田彩花 私を変えた美術とジェンダー 2020年3月12日)
▼ここで言う「価値観」には、たとえば「何があっても休まない」「ずっと笑顔でいること」など、アイドルの“プロ”としての価値観も含まれている。「小学生から無意識のうちに、そして経験を通して獲得した根性論に似たそれは自分の心に居座り続け、人を傷つけ、傷つけられたりもした。アイドルの“プロ”としての価値観に疑問を抱くようになったのは、デビュー以来グループ活動と並行して魅せられていた、美術の世界がきっかけだった。美術館に通い、大学・大学院で美術史を学び、美術を通して“現代の流れ”を自分の生活に取り入れるたび、私の中にある「価値観」に違和感を感じるようになっていった。」(「りっすん」「枠組み」にとらわれるのをやめた|和田彩花 2020年11月25日)
▼マネに出会って絵画鑑賞に夢中になるまで、それほど好きになるものとは出会ったことがなかった。自らと美術の出会いについてしばしば、「マネは私に一生の宝物をプレゼントしてくれたんです」と語っている。(「asianbeat」【櫻井孝昌のJAPAN! JAPAN! JAPAN!】第95回)
▼このマネとの出会いをきっかけとして、その後は時間を作っては様々な美術館や展覧会に通うようになる。描かれた絵画の意味について独学で調べているうちに「美術史」という学問があることを知り、大学で学べると分かったため、高校卒業後は大学に進学したいと考えるようになった。(「大学新聞」第26号 平成27年4月30日発行)

▼5月21日、AR(拡張現実)技術を使った「夢見る15歳」のテレビCMスポットがオンエア開始。公式サイト上でもウェブカメラとARマーカーを使ったAR体験コーナーをオープン。また同日に、Yahoo!JAPANとのコラボレーションによるスマイレージのオリジナルツールバーを配布開始。

▼5月23日、「ECC presents bjリーグ 2009-2010シーズン プレイオフ ファイナル4」(有明コロシアム)にスマイレージが出演。

▼5月26日、「夢見る15歳」でスマイレージがメジャーデビュー。オリコン週刊シングルランキング5位。(※以下、本年表では「メジャー」表記を省略)
つんく♂は公式ブログで「リーダーのDAWA(和田彩花)は自己主張がしっかり出来るようになりました。今の時代に欠かせない人物です。里田やスザンヌに負けない素晴らしいものを持っているので、この時代に無くてはならないキャラです。ただ、そんな事は本人気にせず、これまでと同じように進んで言ってほしいです。」と綴っている。
▼メジャーデビュー前日となる5月25日から26日にかけての夜中の24時は、スマイレージのメンバーに送るメールの送信ボタンを押しながら、ジャンプして日付を超えた。メジャーデビューの当日は福田と二人でCDショップへ。自分たちのCDを10枚購入するつもりだったが、お金を持ってくるのを忘れてしまったため、2枚だけ購入した。(「GREEブログ」2010年5月26日)
▼「夢見る15歳」の発売をアピールするため、スマイレージの4人の写真を大きく使用した宣伝トラックが都内を走った。
和田「このトラックが通ったときに街の人が見て「かわいいな」と思ってもらえたり、CDを買ってもらえたり、自然に人が集まってくるようなグループになりたいです」(「音楽ナタリー」2010年5月26日)
▼「夢見る15歳」の発売を記念し、5月30日には東京ドームシティラクーアガーデンステージで、6月5日にはイオン千種ショッピングセンターでイベントを開催。このうちラクーアでのイベントの模様はUstreamにて生配信。またスマイレージのオフィシャルMySpaceが開設されるなど、新たなメディアの活用を模索していたことが窺われる。購入者対象の抽選イベントを6月6日に横浜BLITZで、26日にZepp OSAKAで開催する。
和田「自分の好きなモナリザよりも美しい女性になりたい」「私たちはキラキラしているので、暗い部屋にいる人でもキラキラ明るくしたい」(「音楽ナタリー」2010年5月30日)

▼メジャーデビューしたばかりの頃、ファンにはよく知られている「唐揚げ事件」が勃発。「私は反抗エピソードはいろいろあるんですけど・・・デビューしたときは、何もわからず、マネージャーさんにも結構怒られてたんですよ。でもその時は、自分が何で怒られてるのかもわからなかったからイライラしちゃって。お弁当に入ってたから揚げを壁に投げつけたことがあります(笑)。今思うと、そういうことはしちゃいけないですよね。」(「ぴあ中部版WEB」2012年10月25日) 「当たった部分に油の痕が残っちゃったんですけど、幸いなことに張り紙がしてあったので、その張り紙を取って大惨事には至らずに済みました。反省しています」(「OVERTURE」No.11 2017 June)
▼福田によれば、マネージャーに怒られても一番へこたれなかったのが和田だという。「当時、4人で毎日、何かしら失敗することが多くて、マネージャーさんに怒られて、泣いていた時があったんです。4人みんなで泣いていると思って『デビューするって、こんなに大変なことなんだね』って話していたら、3人しかいなくて、あやちょがいないことに気づいたんです。どこへ行っちゃったんだろうと思ったら、『みんな、何で泣いてるの〜』ってニコニコしながら帰ってきたんです。怒られたし反省していたみたいなことを言ったら、『えー。あや、今日の夜ご飯、何食べようか考えていたんだぁ』って言ったんですよ! その時に、この子が最後まで残るなって思いました(笑)」。(密着ドキュメンタリーフォトブック「アンジュルムと書いて、青春と読む。」東京ニュース通信社 2019年9月23日)
▼取材中にずっと鼻歌を歌っていたことがあり、そのときも当然マネージャーに怒られた。だが癖になっていたため、注意された1秒後には同じ鼻歌を歌ってしまい、「和田! 出ていけ!」と叱られる。福田にとって一番と言えるほど強く印象に残っている出来事だが、当の和田本人はそのことを覚えていない。ちなみに鼻歌で歌っていたのは、加藤清史郎「かつおぶしだよ人生は」(2009年9月2日リリース)。(同上)
▼マネージャーへのひそかな反抗として「マネージャーさんのおかしを勝手に食べちゃったり(笑)」などの悪事にも手を染めている。(「ぴあ中部版WEB」2012年10月25日)

▼5月28日、「大阪発疾走ステージ WEST WIND」(NHK BS2)出演。MCはザ・プラン9。共演は銀シャリ、筋肉少女帯、パク・ヨンハ、Honey L Days、松下優也。

▼5月30日、NHK総合「MUSIC JAPAN」で「アイドル大集合SP」がオンエア。出演はスマイレージのほか、アイドリング!!!、AKB48、東京女子流、バニラビーンズ、モーニング娘。、ももいろクローバー。5月17日にNHKホールで実施された公開収録ライブへの観覧応募数は6万通を超えたとされる。収録を終えた和田はブログで、「すごいっ アイドル大集合で、、本当にアイドル戦国時代って感じ vsバチバチバチみたいなぁぁ」と綴っている。(「GREEブログ」2010年5月17日)
▼「アイドル戦国時代」だからと言ってやたらと好戦的になることもなく、将来の夢を尋ねられても「アイドル戦国時代で、本当に天下を取ったら、スマイレージ城って、お城を持ちたいな。そこでコンサートとかできたらいいなって思ってます」と呑気に答えている。(「女性自身」2010年10月26日)
▼「アイドル戦国時代」という言葉でしばしば語られるこの時代。だが東京女子流は当時を振り返り、同時期にデビューしたスマイレージらを「ライバル」ではあったがそれ以上に「仲間」だったと語っている。「庄司 (略)女子流は元々ぜんぜん違う夢を見ていたメンバーが集まって、ほぼゼロからのスタートで不安だった中、同時期にデビューされた皆さんの存在は仲間というか心強い存在で。自分たちも頑張ろうって気持ちに自然とさせてくれる存在だったので。(略)」「山邊 今は毎月すごい数のアイドルさんが結成されてますけど、2010年頃ってホント1年通しても数えるぐらいしかなかったので、ステージ上ではライバルだけど、ステージ降りたら仲間、このブームを一緒に盛り上げていきたいっていう意識の方が強かったですね。ライバル同士というより、みんなでブームを盛り上げようっていう方が強かったから、ホントあの時の絆ってすごいなって思いますね。」(「ENTAME next」東京女子流10年を語る「ももクロさんとスマイレージさんは特別な同志」2019年2月22日)
▼東京女子流の新井ひとみは当時を振り返り、「初期メンバーのスマイレージさんと、雑誌の撮影でご一緒することがあって、仲良くなりたいなと思って勇気を出して近づいたんですよ。そしたら彩花ちゃん以外の3人は『うわー!』って逃げて(笑)。そしたら、彩花ちゃんが『ごめんね。みんな人見知りで』って丁寧に言ってくれたんです。」と語っている。(「ENTAME」2019年7月)

▼5月30日、「星ひとみのミュージック・オーラ」(USEN☆BEST HITS STATION)に和田と福田がゲスト出演。星によれば和田は「おしゃれな直感 大陸タイプ、福田は「夢みるロマンチスト 満月タイプ」で、相性に関しては「二人の相性も抜群で年を重ねるごとにかけがえのない存在になりお互いを支え合ういい関係をきずけますよ♪」とのこと。(「星ひとみGREEブログ」2010年6月2日)

▼6月12日、イトーヨーカドー葛西店にてスマイレージ、およびハロプロエッグのメンバーである仙石みなみ、古川小夏、吉川友、工藤遥によるイベント。このイベントにおいて「ミックス楽しみ」とファンに向かって発言。「ミックス(MIX)」とはアイドルのライブやコンサートにおいて曲の前奏や間奏などで叫ぶ掛け声のことだが、これを嫌がるファンも少なくないため、特にハロー!プロジェクトの現場では原則として推奨されない。おそらくスタッフから注意を受けたものと推測されるが、その日のうちにブログで「ミックスは皆さん駄目ですよ。。」と立場を転向している。(「GREEブログ」2010年6月12日)

▼6月16日、リルぷりっ「リトル・ぷりんせす☆ぷりっ!」リリース。「リルぷりっ」とは前述した「ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ」で、雪森りんご役を演じた和田、高城レイラ役の前田、笹原名月役の福田で結成されたユニット。

▼6月27日、「スマイレージ応援企画~S/mileage Mega Bank vol.2~ 」(東京・IMAホール)出演。

▼7月6日〜、「出動!バンジーP」(メ〜テレ)出演。名古屋地区ローカル。毎週火曜日よる6時56分から7時までのミニ番組。共演の矢口真里とともに警察官に扮し、様々な事件を未然に防ぐ方法をレクチャーした。

▼7月15日、国立西洋美術館にて「ナポリ・宮廷と美―カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで」を鑑賞。(「GREEブログ」2010年7月15日)

▼7月18日〜8月8日「Hello! Project 2010 SUMMER 〜ファンコラ!〜」開催(4都市14公演)。出演はモーニング娘。、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、スマイレージ、High-King(神戸夜・中野朝・中野夜公演のみ)、続・美勇伝(神戸昼・中野夜公演のみ)、あぁ!(神戸昼・渋谷夜公演のみ)、ZYX-α(神戸昼・渋谷夜公演のみ)、新ミニモニ。(名古屋昼・中野昼公演のみ)、プッチモニV(名古屋夜・渋谷昼公演のみ)、タンポポ#(名古屋夜・中野昼公演のみ)、Buono!(神戸夜・渋谷昼・中野朝公演のみ)、ハロプロエッグ選抜、SI☆NA(神戸公演のみ)。MCは、まこと、吉澤ひとみ。オープニングアクトは、おはガールさき、リルぷりっ。
▼7月31日の東京公演(渋谷C.C.Lemonホール)にて、スマイレージがMCコーナーに出演。MCの吉澤ひとみから「スマイレージの新曲のタイトルが発表されました。そのタイトルを聞くと、(同じくMCを務めていた)まことさんの愛犬・タロー君が怯えて鳴き止みませんでした。さて、それは、どんなタイトル?」とお題を投げかけられ、「捨て犬にするよ、ごめんねタロー」と答えて爆笑をさらう。(「BARKS」2010年8月1日)

▼7月23日、日本テレビ夏のイベント「汐留博覧会2010」にスマイレージが出演。

▼7月28日、スマイレージの2ndシングル「○○ がんばらなくてもええねんで!!」リリース。オリコン週刊シングルランキング6位。タイトルの「○○」は特に発音しない。つんく♂は公式ブログで「そこにはリスナーなりの自分の周りや場所でがんばりすぎてオーバーヒート気味のモノの名前や名称をあててみてください。全体の見え方や聞こえ方が変わってくるはずです。」と綴っている。
▼和田の場合は、「2番では歌詞通り、お父さん、お母さんが思い浮かびます。いつも私の送り迎えをがんばりすぎないでくださいーーみたいな。」とのこと。(「アニカンR」2010年7月28日)

▼7月29日、「生スマ! 〜ハッシュドポテトは#smileage〜」(Ustream)配信。毎週木曜日20:00〜21:00で、2011年8月18日まで継続。

▼同日、「夏サカス2010 赤坂ビッグバン」(赤坂サカス)でスマイレージのミニライブ、三回公演。イベント前にはメンバーと一緒にお化け屋敷へ。目を両手で隠しながら床だけ見て前へと歩いた。(「GREEブログ」2010年7月30日)

▼7月30日、「お台場合衆国2010 魁!音楽番付ライブ」(お台場合衆国2010 ペケポン×ステージ)にスマイレージが出演。前説に登場したタイムマシーン3号・山本浩司から教わった直伝のギャグ、「♪お仏壇のそとがわ~“つるっつるっ”」を披露する。(「BARKS」2010年7月31日)

▼7月31〜、「なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ」(CBC テレビ)へレギュラー出演。スマイレージとして「花咲かディズニー」のコーナーを担当し、VTRで出演。2012年3月31日放送分をもって卒業。

▼8月1日、16歳の誕生日。少なくとも16年間、和田は悩み事なしで生きてきたと語っている。ファンも自分のように、不思議に思ったことは寝る前に30分ほど一人で喋れば、悩みのない生き方が出来るとしている。(「GREEブログ」2010年10月27日)

▼8月7日&8日、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2010」が品川ステラボールをメインステージとして品川の各所で開催。現在まで続くイベントの第一回だが、この時点ではスマイレージをはじめハロー!プロジェクトのグループは参加していない。

▼8月11日、「ジャイケルマクソン」(MBSテレビ)にスマイレージがゲスト出演。岩尾望(フットボールアワー)から「メチャ売れアイドル研究発表」で紹介される。
▼岩尾はこの年の4月、メジャーデビュー直前のスマイレージについて「今、すごくいい曲がスマイレージに行っている気もするし。ハロプロのいい部分が結集している感じ」「『あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい』はタンポポっぽかったりと、”こんなのを聴きたかった”という曲を順番に歌っている気がするので、ハロプロ好きはガツンとハマるでしょうし、ちょっと離れていた人も改めて戻ってこれる存在になりそう」と語っている。(ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル」角川グループパブリッシング 2010年4月26日)

▼8月18日〜22日、舞台「劇団プロジェクト ゲキハロ第8回公演『おばぁちゃん家のカレーライス〜スマイルレシピ〜』(六本木俳優座劇場)出演。「大矢知里帆」役を演じた。初日に寝坊してしまいマネージャーから起こされ、急いで入浴したため髪がびしょびしょに濡れたまま会場入りした。(「GREEブログ」2011年2月21日)

▼8月23日、「城田優のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)にスマイレージがゲスト出演。

▼8月29日、「24時間テレビ」(日本テレビ)にスマイレージが出演。モーニング娘。、AKB48と共演し、スタジオでスタジオジブリのメドレーを歌う。

▼8月30日、「カンニングのDAI安吉日!」(BSフジ)にスマイレージが出演。東京・お台場合衆国オダイバランド内で公開収録「『カンニングのDAI安☆吉日!』後悔?!収録 ~こんな大きなステージで収録してもいいの?~」が行われた。番組には以降も不定期で出演。

▼8月30日&31日、「アイドル ユニット サマーフェスティバル2010」(渋谷C.Cレモンホール)開催。31日公演にスマイレージが出演。ほかに出演はSKE48、bump.y、ももいろクローバー。「アイドル戦国時代」黎明期を象徴するイベントとされる。
▼ハロー!プロジェクトのグループが外部のライブに出演するということは、特にこの当時においては極めて異例なこと。ハロー!プロジェクトが世間に届いていないことに危機感をおぼえた当時のマネージャー・山田昌治はこのときを振り返り、「一番大きかったのは『スマイレージを通じて、ハロー!プロジェクトの素晴らしさを改めて伝えよう』という気持ちだったんですよね。」と語っている。
▼ももいろクローバーをマネジメントしていた川上アキラはこのイベントで他グループのパフォーマンスを見て危機感をおぼえ、同年クリスマスに日本青年館で行われた「ももいろクリスマス」からライブ演出に佐々木敦規を招聘、体制を入れ替えたとしている。(「音楽ナタリー」2010年代のアイドルシーン Vol.1 “アイドル戦国時代”幕開けの瞬間(前編) 2020年5月26日 ほか) ももいろクローバーのメンバーである百田夏菜子にとっても特にスマイレージのステージは衝撃的だったようで、「トリのスマイレージさんのステージを上のほうの客席から見させてもらったんですよ。その時に、うちのメンバーとスタッフさんも含めてみんなで『ヤバくない? これはダメだ、これはうちらじゃ無理だわ』ってなって。今、自分たちが足を踏み入れようとしているアイドルの世界のレベルの高さ、アイドルのすごさを目の当たりにして”うちら、こんな軽い気持ちで足を踏み入れようとしていたんだ……”みたいな気持ちになったんですよね」と語っている。(密着ドキュメンタリーフォトブック「アンジュルムと書いて、青春と読む。」東京ニュース通信社 2019年9月23日)
▼初日の公演前に行われた報道陣との質疑応答で「この4組の中でこのグループには負けたくないというグループは?」と問われた和田は、「私は、常に自分が1番のライバル!」としながらも、「ここにいる(ほかのグループの)みなさんもライバルだし、私たちの先輩であるモーニング娘。さんや、AKB48さんもライバルです。」と宣言。さらに福田は、「少女時代さんがライバルで、私たちも美脚アイドルとしてやっているので、負けないように頑張りたいんですけど、私たちの方がフレッシュな足だと思ってます。」と付け加えた。(「BARKS」2010年9月1日)

▼9月9日、「ダウンタウンDX」(日本テレビ)にスマイレージがゲスト出演。和田はウド鈴木の潔癖トークに乗っかる形で「私は肘を使って蛇口を閉めます」とアピール。福田が「シンデレラの生まれ変わり」ネタを、前田が「整い前田」を投下し、爪痕を残した。

▼9月12日、「ハロプロやねん!シリーズ スマイレージのハッピースマイル」(ABCラジオ)出演。

▼9月15日、アメーバブログ「あや著」開設&更新開始。初回の更新で「私の文章がわかんないかたはfight Oデス fightでなんでも読めますよ。。(^-^)」と綴る。この日からしばらくはGREEとアメーバブログの両方の更新を続けている。

▼9月20日・27日「立川志ら乃のサブカル天国」(ラジオ日本)に福田と二人で出演。志ら乃は落語界きってのハロー!プロジェクトファンとして知られており、メンバーとの共演も数多い。

▼9月26日、「メ~テレ秋まつり2010『アクセる★ビリー!秋まつりSP!』公開収録」(愛知・久屋広場特設ステージ)にスマイレージが出演。

▼9月28日、翌日のニューシングルリリースを記念して、東京・タワーレコード渋谷店でスマイレージのメンバー4人が初めてのアルバイト体験。和田は「CDの横に付いているケースをガチャって取る仕事ができて、すごくうれしかったです」と語る。(「音楽ナタリー」2010年9月28日)

▼9月29日、スマイレージの3rdシングル「同じ時給で働く友達の美人ママ」リリース。オリコン週刊シングルランキング5位。
▼この曲のミュージックビデオには「美人ママ」役としてモーニング娘。OGの辻希美が出演している。
▼「将来はどんなママになると思う?」という質問に対して、前田からは「ごはんを作る姿が想像できない(笑)。」、福田からは「お弁当に500円玉とか入れてそう。『これで買っといて』って(笑)。」、小川からは「将来、絶対美人ママになるって。ちょっと天然な美人ママに(笑)。」と言われている。(「BIG ONE GIRLS」N0.003 近代映画社 2010年10月)
▼つんく♂は公式ブログに「和田は背も伸び、顔もしゅっとしてきて美人になったと思います。そして相変わらずの奇想天外な発言には勇気づけられることもあります。いつも素敵な感動を本当にありがとう!単なるおバカでないと信じています!」と綴っている。

▼同日、iTunesソーシャルネットワーク「Ping」にスマイレージが邦楽女性アーティストとして初のアーティスト公式アカウントを取得。

▼10月1日、「大阪発疾走ステージ WEST WIND」(NHK BS2)出演。MCは麒麟。共演はTHE 冠、SEX MACHINEGUNS、ダイノジ、秦基博、マーティ・フリードマン、ヤナギブソン。

▼10月2日、明石家さんまがメインパーソナリティの「MBSヤングタウン土曜日」に福田と出演。共演は村上ショージ、高橋愛、道重さゆみ。長年アシスタントをハロー!プロジェクトのメンバーがつとめる「ヤン土」だが、これがスマイレージの初登場となる。以降も不定期で出演。
▼少なくとも今現在は「ヤン土」に対して思うところがあるようで、特に番組のアシスタントであるハロー!プロジェクトのメンバーが様々なセリフをセクシーに言わされる「ヤン娘。は癒せません」コーナーに対して、コーナー名は名言しないながらも、「絶対的にありえない」と強く反対の立場を表明している。(SHOWROOM「豪の部屋」2020年1月21日)

▼10月2日、「GEKIDAN SAMBA CARNIVAL」(FM-FUJI)にスマイレージが出演。パーソナリティは劇団ひとり。公開収録。

▼10月3日、スマイレージARとして世界初の小試みとなる「未来PV」を発表。ARマーカーをリモコン代わりに操作し、赤ちゃん・現代・美人ママ・おばあちゃんといった年代別の四人を自由に組み合わせ、オリジナルでプロモーションビデオを再生できるARを公開した。

▼10月4日発売の雑誌「オリ★スタ」でスマイレージのメンバー全員がそれぞれの私服を紹介。「最近は白とか茶色とか花柄が好きです。前はフリフリの 3段スカートとか大好きだったけど、高校生になったからちょっと封印してたんです。でも最近また出てきちゃって(笑)、やっぱり好きな洋服は我慢しないで着ます」と語っている。
▼かつては黒でフリフリの洋服を着ている時期もあったのだが、「私は黒でフリフリの洋服とかやめて、白茶色フリフリの洋服に衣替えして、黒でフリフリのは全部着ないことにしたんです。」とブログで綴っている。ロリータファッションにも興味がないわけではなかったが、「ロリータさんは高すぎてママにはだめって言われました。(笑)」とのこと。(「GREEブログ」2010年7月6日)
▼何事も人に合わせるのが嫌いなタイプだが、服装も誰ともかぶりたくない。「私、小さいころはオシャレだったんです。いろんな服を持ってて、しかも地元の群馬には売ってない、東京にしか売ってない服。それを群馬で着てると誰ともかぶらないんです。そういう感じが好きでした(笑)。」(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)

▼10月9日〜、スマイレージとしては初となる単独ライブツアー「スマイレージ 1st ライブツアー 2010 秋 〜デビルスマイル エンジェルスマイル〜」を開催。9日は愛知公演(名古屋CLUB DIAMOND HALL)。23日は東京公演(渋谷C.C.Lemonホール)で昼夜2回公演。30日は大阪公演(なんばHatch)で昼夜2回公演。11月3日は神奈川公演(横浜BLITZ)。ツアー千秋楽となる横浜BLITZの夜公演はUstreamで全世界生中継され、最大視聴者数約4700人、総視聴者数2万4000人を記録した。
▼ツアー直前のインタビューでは「メンバー1緊張と不安を抱いて」おり、特に体力面での不安を吐露し「今日から1ヶ月間、毎日犬の散歩をして体力をつけようと思います」と語っている。(「UTB」株式会社ワニブックス 2010 DEC vol.200)
▼ハロー!プロジェクトではグループごとにそれぞれ、ライブ前の掛け声が存在している。スマイレージとしてのライブ前の掛け声は紆余曲折あった後、和田「だーわ!」前田「ゆうかりん!」小川「さきちー!」福田「かにょん!」和田「キープユア…」全員「スマイル!!」で定着した。(「CM NOW」2011年7月)

▼10月10日、「スマイレージ個別握手会『初!個別!!』」開催(大阪・御堂会館 南3階いちょうルーム)。翌日には愛知・サンライフ名古屋で開催。

▼10月12日、「アクセる★ビリー!秋まつりSP!」(メ~テレ)にスマイレージが出演。

▼10月16日、愛知県で開催された「豊橋まつり」にスマイレージが出演。渡り廊下走り隊と共演。

▼10月24日、「里田まいのふわふわmignon」(北海道文化放送)の放送100回記念イベントに出演。和田は「宇宙が大好きなので、いつか宇宙にもスマイレージを広げたいけど、その前に北海道の皆さんにスマイレージを広げたいと思います!」と宣言。

▼10月27日、ワーナー・ブラザーズの公式動画配信サービス「ワーナー・オンデマンド」のリニューアルキャンペーンの応援隊にスマイレージが就任。同キャンペーンのプロデューサーであるミッツ・マングローブとともに記者会見に出席した。

▼10月27日、「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ)に前田と二人で出演。

▼10月29日、ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル vol.2」(角川グループパブリッシング)が発売。「娘たちのハロー!ワーク TSUTAYAでお仕事編」でTSUTAYAの店員を体験。「衣装でみるハロプロの歴史」で、「I WISH」「Do it!Now」「ここにいるぜぇ!」(以上モーニング娘。)、「ラッキーチャチャチャ!」(ミニモニ。)、「赤いフリージア」(メロン記念日)などの衣装に身をつつんで写真を撮影した。

▼10月31日、「スマイレージスペシャルミニコンサート in 日本大学砧祭(日本大学商学部)出演。

▼同日、VAMPS主宰「HALLOWEEN PARTY 2010」(幕張メッセ)に参加。メンバー4人がかぼちゃに扮装して登場し、その後、和田は魔女のコスチュームに。ステージから客席へ、アメやイカのくんせいなどを投げ込んだ。(「BARKS」2010年11月1日)

▼11月5日、「B.L.T. U-17 Vol.16 Sizzleful Girl 」(TOKYO NEWS MOOK)発売。表紙はスマイレージ。9日にはこの写真集の発売を記念して福家書店新宿サブナード店で握手会を開催。来年、2011年の目標を尋ねられた和田は「2011年の前に、今年の『紅白歌合戦』に出させてもらえるように頑張りたいです!」と意気込みをアピール。(「ORICON NEWS」2010年11月10日) 結果としては残念ながら、この年を含めスマイレージが「紅白歌合戦」に出演することはなかった。

▼11月14日、日本橋三井ホールで行われた「同じ時給で働く友達の美人ママ」購入者対象の抽選イベント、3回公演の2回目で「あやちょブラボー」が誕生する。和田が観客に向かって「あやちょ!」と叫び、それを受けて観客が和田に「ブラボー!」と返すという盛り上げ方。当時の定番のやり取りとなった。(「GREEブログ」2010年11月14日)

▼11月17日、リルぷりっの2ndシングル「アイドルール」リリース。

▼11月21日、雑誌「フォトテクニックデジタル」2010年12月号発売。フォトグラファーの長野博文が撮影した写真が掲載(6P)。

▼11月24日、おはガールメープルとのコラボレーション楽曲として、おはガールメープル with スマイレージのシングル「マイ・スクール・マーチ」をリリース。

▼11月25日、「週刊ヤングジャンプ」No.52特大号が発売。スマイレージが巻頭グラビア。

▼11月28日、不正商品撲滅キャンペーンイベント「ほんと?ホント!フェアin秋葉原」にスマイレージが出演。不正商品撲滅キャンペーンの「キャンペーン隊長」に藤本美貴が就任、スマイレージの4人は、「キャンペーン応援隊」をつとめた。福田が秋葉原発のアイドルグループを意識して、「秋葉原でもアイドルっていったらスマイレージって言われるくらいに頑張りたい」と挑発コメント。(「MANTANWEB」2010年11月29日)

▼11月28日、「2010ハロー!プロジェクト新人公演11月〜横浜JUMP!〜」開催(横浜BLITZ)。それまでの研修制度が大幅に変更することとなり、これが「ハロプロエッグ」のメンバーによる最後の公演となる。エッグ出身者である和田も駆け付けて見学し涙する。
▼この後「ハロプロエッグ」は「ハロプロ研修生」と名前を変え、現在に至るまで数多くのハロー!プロジェクトメンバーを輩出している。だが「ハロプロエッグ」という名前に誇りを持っているメンバーも少なくなく、モーニング娘。の10期メンバーとなる工藤遥はオーディション時に佐藤優樹から「出身はどこ?」と尋ねられ「ハロプロエッグ出身」と答えている。
▼この研修制度の変更により何人かのメンバーがハロー!プロジェクトからデビュー出来ないままハロプロエッグを去ることとなった。一方、スマイレージのマネージャーだった山田昌治は、自社のタレントである里田まいの才能に気付くことが出来ていなかったという反省もあり、彼女たちのまだ気づかれていない才能を掘り起こしたいと考えた。以上のような経緯から仙石みなみ・古川小夏・森咲樹・佐藤綾乃・関根梓・新井愛瞳の6名により「アップフロントガールズ(仮)」が結成。後に佐保明梨が加入し、2011年6月27日には「アップアップガールズ(仮)」と改名、以降も活動を続ける(関根を除くメンバーは2020年12月31日までに卒業)。上記メンバーの中で佐藤を除く6人が和田と同じハロプロエッグの1期生、すなわち和田とは同期にあたる。(小野田衛「アイドルに捧げた青春~アップアップガールズ(仮)の真実~」) アップアップガールズ(仮)は後に(2012年4月25日)リリースされる初のオリジナル曲「Going my ↑」の中で「一緒に夢語ってた子が ミニスカートで輝いてる 頭でわかってるんだけど 悔しくて涙した」と歌っている。

▼11月30日、週刊ヤングジャンプの新増刊「アオハル」第0号が発売(集英社)。和田のつぶやきがところどころページ下に登場するという企画が行われた。

▼12月3日、「美少女アイドル大集合! ~かわいさ余ってOTOME100倍!~」(朝日放送)放送。司会は矢口真里。ゲストとしてスマイレージ、Juliet、東京女子流、SUPER☆GiRLSが出演。スマイレージはメガネ姿で萌え系のかわいい先生に扮して講義に挑戦。「かわいいを科学する」と題し、科学的側面から“かわいい”を解明し、もっとかわいくなる方法をレクチャーした。(「音楽ナタリー」2010年11月30日)

▼12月8日、スマイレージの1stアルバム「悪ガキッ(1)」をリリース。インディーズ時代も含めた発売時までのシングルを全て収録。発売記念イベント「感謝祭2010〜スマイルプレゼント(*^_^*)〜」が同年12月19日と23日にパシフィックヘブンで、ミニライブ&握手会が11日にステラタウン、12日にトレッサ横浜で行われた。
▼つんく♂は公式ブログで「さあ、待望のスマイレージのアルバム発売だぁ!! ようやくここまで来ましたなぁ。思えば小学生だったあの子たち。ほんと、針金みたいなほっそ~い和田とか、おばちゃんみたいな口調、小さい福田。すぐ顔を真っ赤にさせて泣く前田。先生の話をまったく聞かずいっつも遊んでた小川。ほんまえらいクソ「悪ガキッ」が集まったもんです。手かかる分だけカワイイってな事もあったり・・・ね。」と綴っている。

▼12月8日、有名人から年賀状が届く年賀状ウェブポストサービス「ウェブポ」のARV年賀状の発表記者会見に蝶野正洋とともに出席。アンドロイド携帯を年賀状にかざすと動画が見られる仕様の年賀状にスマイレージ集合Ver.がラインナップされた。

▼12月10日、スマイレージの公式YouTubeチャンネル「スマイレージチャンネル」がオープン。

▼12月15日、「モーニング娘。コンサートツアー2010秋 〜ライバル サバイバル〜 亀井絵里・ジュンジュン・リンリン卒業スペシャル」(横浜アリーナ)のオープニングアクトにスマイレージが出演。

▼12月20日、スマイレージ1st ライブ写真集「デビルスマイル エンジェルスマイル」(東京ニュース通信社)発売。初単独ツアーに密着した写真集。和田は色紙に書いた読者向けのメッセージで「あやちょブラボー」を「ちゃんと覚えておいて下さい!!!!」と推している。
翌年1月11日には発売記念握手会(福家書店新宿サブナード店)を行う。
和田「ツアーの裏側みたいな変顔の写真があったり、私が寝坊して遅刻したときの写真も載ってるんで見応えがあります」(「音楽ナタリー」2011年1月12日)

▼12月25日、「スマイレージ応援企画~S/mileage Mega Bank vol.3~ 」開催(大阪・御堂会館)。翌日は東京・IMAホールで開催。

▼12月27日、ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル vol.3」(角川グループパブリッシング)が発売。「北関東<異空間>ミステリーツアー」という企画で、高橋愛(モーニング娘。)、熊井友理奈(Berryz工房)とともに、茨城県のはに丸タワーとガマランド・ガマ洞窟、群馬県の洞窟観音を訪れる。またスマイレージ全員で甲冑姿となり「戦国グラビア」を披露した。

▼12月30日、第52回日本レコード大賞最優秀新人賞をスマイレージが受賞。番組では「グループのテーマは『24時間年中無休笑顔』」と紹介された。司会の堺正章から「つんく♂さんに伝えたいことありますか?」と尋ねられた和田はカメラに向かって「つんく♂さーん! 最優秀新人賞取りましたー!」。さらに藤原紀香から「支えてくれたファンの皆さんに(メッセージを)お願いします」と言われた和田は、「はい。なんか、最優秀新人賞取れたのは、あの、今まで応援してくれた方とか、スタッフさんとか、色んな人のおかげだし、もちろんつんく♂さんのおかげだし、うーん、すごい嬉しいんですけど、これからも沢山の方に応援してもらって、来年も、来年は、レコード大賞を取れるように(会場笑)、頑張ります!」と答えた。
▼ハロー!プロジェクトからの日本レコード大賞最優秀新人賞は2007年の第49回で受賞した℃-ute以来3年ぶり、1998年の第40回で受賞したモーニング娘。と合わせて3度目となる。

▼12月31日、「テストの花道おおみそかスペシャル『ラジオでも花道」』」NHKラジオ第2)出演。


2011年(17歳)

▼1月2日〜23日、「Hello! Project 2011 WINTER 〜歓迎新鮮まつり〜」にスマイレージが出演(3都市20公演)。ほか出演はモーニング娘。、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、High-King、続・美勇伝、あぁ!、ZYX-α、新ミニモニ。、プッチモニV、タンポポ#、ハロプロエッグ選抜。MCは、まこと、吉澤ひとみ。オープニングアクトは吉川友。

▼1月2日、モーニング娘。の9期メンバーとして、譜久村聖、生田衣梨奈、鞘師里保、鈴木香音が加入。譜久村はハロプロエッグから初めてのモーニング娘。メンバーとなる。

▼1月7日、全国マクドナルドの「ハッピーセット」に「リルぷりっ」のカードが登場。テレビCMに和田・前田・福田が出演。

▼1月16日、「歌の楽園」(テレビ東京)にスマイレージが出演。田中れいなと共演。SPEEDの「White Love」をカバーする。

▼1月20日発売のニンテンドーDS用ソフト「ぞんびだいすき」(チュンソフト)のテレビCMにスマイレージが起用される。4人がゾンビに扮してダンスを披露した。
和田彩花「撮影の時はPVと同じような感覚だったので『本当にCMなのかな? ドッキリじゃないのかな』ってずっと思ってました(笑)。」(「CM NOW」2011年7月)

▼2月5日、「サタデーキューティナイト アイドルスタジオNo.1」(ニッポン放送)にスマイレージが出演。

▼2月8日、スターデジオの特別番組「スマイレージ・スペシャル~私たちを甘く見ないでねっ!!」の公開録音イベント開催(東京・山野ホール)。「メンバーのイメージランキング」「胸がキュンキュンする告白の方法」などのトークを展開。和田は宇宙と交信するような愛の告白方法を披露した。(「オリコンニュース」2011年2月9日)

▼2月8日〜2月14日、1週間限定でスマイレージ×iPRESS CAFEがコラボレーション。期間中にはiPRESS CAFEがスマイレージ一色となり、オリジナルコラボグッズの販売やサインプレゼントキャンペーンなどが行われた。最終日には和田と福田によるトークショーも開催。

▼2月9日、スマイレージの4thシングル「ショートカット」リリース。オリコン週刊シングルランキング5位。曲名にちなんで和田が約25センチメートル、前田が約30センチメートル髪を切り、メンバー全員がショートカットになった。つんく♂の公式ブログ(2011年1月25日)によれば「そして、このところテレビを見ててもみんな同じ顔、髪型のタレントが多いので、ここは歌詞の中の少女と同じく一気にショートカットにすることにしました! わ!曲に魂が入った! そんな気分です!」とのこと。
和田「今までスマイレージってコミカルな曲とかちょっと面白い系の曲とかだったんですけど、この曲はアイドル王道ソングみたいなすっごいかわいい曲。振り付けも今回ガニ股が1回しか入ってなくて、結構貴重なんです」(「音楽ナタリー」2011年1月12日)
▼このショートカットの時期を除いて、ヘアスタイルは現在に至るまで黒髪&ロングが基本。ただしこれは自分が好きで選んでいる髪型であり、「黒髪だから清楚」という見方を押しつけられると違和感を覚えてしまう。(「QJWeb」和田彩花×ミキティー本物、アイドルの“多様性”って何? 2020年10月2日)
▼この時期は歌を苦手としていて、毎週のようにボイストレーニングを受けていた。「ショートカット」の歌のレッスンを菅井秀憲先生から受けながら、悔しさに涙してしまう映像がファンの間では知られている。
▼スマイレージの結成から後に2期メンバーが加入してからの途中まで、ボイストレーナーの杉浦良美先生も指導を行っていた。歌い手としての和田については、「最初ヘタだったけど、性格が素直で、ビックリするくらい吸収するので、ものすごく伸びました。やればやるほどよくなるからすごい。もともとの素材は素晴らしいんですよ。リズム感がないだけで(笑)。でもそれはトレーニングで何とかなるんです」「頭の回転がいいことと、素直なこと。和田は両方備えてたので、やりやすかったですね。愛情のある歌を歌える子なんですよ。」と後に語っている。(CDジャーナルムック「HELLO! PROJECT COMPLETE ALBUM BOOK ハロー!プロジェクトの全アルバムを集めちゃいました!」音楽出版社 2015年3月18日発売)
▼歌だけでなく、ダンスのレッスンも頻繁に行われていた模様。後に「基礎のダンスレッスンが4人の時はよくあって先生がめっちゃ怖くて 本当にストレッチの時間は4人とも泣きそうになりながらしてました!笑 泣いてた子もいますが。。笑」とブログで綴っている。(「あや著」2012年1月13日)
▼「歌うことやダンスをすることがとても好き」(大学新聞 第26号・平成27年4月30日発行)であり、レッスン自体を苦にしている様子はほとんど見られない。実際、「今までで一番、歌やダンスで苦労した楽曲は?」と聞かれた際には、「あまりないです。もちろん最初の頃は技術が追いついていないことや、慣れないと出来ないこともありました。でも、そこに対して苦手意識があったかっていうと、そんなに大きくあったわけではありません。年齢を重ねていくことで成長するのは当然だし、そこに対する苦労とかはあまり感じたことがなくて…。」と答えている。(「ザテレビジョン」和田彩花が読者からの質問に答えてくれた!【ハロプロ誕生20周年記念連載】2019年1月1日)」
▼後に、滑舌のレッスンにも通っている。「滑舌のレッスンに行ってるんですけど、日本語の発音ってたまに難しいですよね。わたしはずっと2月↓だと思ってたんですけど、先生は2月↑が正しいって」と語る。(ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル」角川グループパブリッシング 2010年4月26日)

▼2月9日、「魁!音楽番付~EIGHT~」(フジテレビ)にスマイレージが出演。よみうりランドで4人全員がバンジージャンプに挑戦した。他のメンバーが涙するなどして嫌々飛ぶ中、和田一人だけがノリノリ。終わっての感想でも「もう一回やりたい!」と笑顔でコメントする。

▼2月16日、DVD「スマイレージのミュージックVコレクション1」リリース。

▼2月16日、「密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!」(日本テレビ系)に福田と出演。

▼2月18日、「ピラメキーノG」(テレビ東京)にスマイレージが出演。

▼2月19日、「飛び出せ!科学くんSP 緊急科学捜査!東京に潜む(秘)動物ファイル」(TBSテレビ)出演。吉澤ひとみ・新垣里沙・道重さゆみ・中島早貴と共演。

▼2月25日、1stソロ写真集「和田彩花16」(ワニブックス)発売。「一見、凛とした印象の彼女も、まだまだ無邪気な16歳。海やプール、ペンションや雪山、そして初めての乗馬体験など、あらゆるシーンでみせる彼女のナチュラルな表情が今作の見どころです。初秋から冬にかけての季節の移ろいとともに、少しずつ成長していく彼女の姿をお楽しみください。」(ワニブックスホームページより)
▼3月2日には福家書店新宿サブナード店にて発売記念イベントを開催した。
和田「今日はたった1人のイベントなので緊張しています。4人一緒じゃないので、スカートもいつもよりも長くなっちゃいました。」(「BARKS」2011年3月4日)
▼これが初めてのソロ写真集となるが、撮影は楽しかった。「いきなりプールに飛び込んだりして。1人でいるほうが自由になれるんだ。やっぱり普段はリーダーだから、私が騒ぐと怒られちゃうじゃない。でも1人になったら、わーって好きに騒げるので楽しかった。」と後に語る。(「まーちゃんくどぅーのハロプロ先輩探訪団」竹書房 2012年10月取材)
▼前述した「ショートカット」のリリースとタイミングが重なっていたため、撮影の最中に髪を短く切った。「それで自分的には『座敷童が寝転がっているみたいだな』っていう写真が表紙になっちゃって(笑)。すごく不安だったんだけど、なんだかんだでファンの人は『可愛いよ』って言ってくれたし、そうやって自分が直接ファンの人から聞いた言葉だけを信じていれば、全然不安に思うことはないなって。今はファンの人の温かい言葉だけを聞いていればいいと思う」と、ハロー!プロジェクトの後輩メンバーである工藤遥と佐藤優樹に伝えている。(同上)
▼多くのアイドル写真集がそうであるように、「和田彩花16」にも水着姿の写真が収録されている。このようなアイドル業界の”常識”に対しては後に疑問を抱くようになり、「アイドルのグラビアのことだって真剣に論議されるべき」という立場を取る。水着がダメということではなく、「そういうことを様々な視点からオープンに話さないのは、ちょっとおかしいと思うんですよね。そこは解決すべきところじゃないですか。」とし、さらに「で、そのために立ち上がるのは、他ならぬアイドル自身であるべきなんです。じゃなかったら、説得力がまるでなくなってしまうので。」としている。(「エンタメ」2018年12月)

▼3月1日〜、東京・三菱一号館美術館で「マリー=アントワネットの画家 ヴィジェ・ルブラン」展、開催。足を運び、ルブランが描く服の透明な質感に圧倒される。

▼3月2日、1stソロDVD「彩花」リリース。インタビューも収録されており、「スマイレージのライバルは、悪魔なんですよ」と語っている。スマイレージが踊っても絶対に笑わないから、というのがその理由らしい。

▼3月7日、舞台「リアルエチュード みんなの家」(青山円形劇場)にスマイレージが出演。山下真司と共演し、即興劇を行った。

▼3月9日、「ゴッドタン」(テレビ東京)にスマイレージが出演。現在まで続く「照れカワ芸人更生プログラム」の第一弾。「スキちゃん」を披露し、声援を送られた。

▼3月11日、東日本大震災。3月20日に予定されていた「スマイレージ2011春Limited Live “s/mile Factory"」は中止・延期となった。日本全体が大変な状況に陥る中、「こんなときにブログを更新し続けていいのかな?」とも思うが、「もし、私のブログで、一人でも多くの方が元気になってくれるなら私もたくさんの方に元気になってもらえるようなブログを書けるように」と更新を続ける。

▼3月18日、「金曜スーパープライム 池上彰くんに教えたい10のニュース」に福田と出演。共演は道重さゆみ。菅内閣総理大臣(当時)臨時会見カットインのため、3月27日に改めて再放送された。

▼3月26日、CBC開局60周年記念「CBCラジオGREEN LIVE〜東日本大震災チャリティコンサート〜」に参加。また同日、イオン桑名噴水広場にて東北地方太平洋沖地震チャリティーイベント「恋にBooingブー!」ミニライブを開催。

▼4月9日、アップフロントエージェンシー及び関連会社、所属全タレントによる「がんばろうニッポン 愛は勝つ」プロジェクトを立ち上げ。チャリティーイベントを山下公園、元町商店街、横浜中華街にて実施する。スマイレージは山下公園「石のステージ」のイベントに参加。先輩たちと一緒にKANの「愛は勝つ」を歌い募金活動を行う。

▼この春、上野・国立西洋美術館で「レンブラント光の探求/闇の誘惑」展が開催。訪問し、マネの次にレンブラントを好きになる。レンブラントの宗教画について学ぶうちに、絵画鑑賞における知識の重要性を実感。美術史を専門的に大学で勉強したいと思いを強くする。(和田彩花「乙女の絵画案内 『かわいい』を見つけると名画がもっとわかる」PHP新書 2014年3月14日)

▼4月11日〜「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ)にスマイレージが出演。番組中、小堺一機から「皆さんグループの名前何でしたっけ?」と何度も振られ、グループ名を何度も言わせてもらう。

▼4月16日〜、「℃-ute&スマイレージ プレミアムライブ2011春〜℃&Sコラボレーション大作戦〜」。16日は愛知公演(名古屋市公会堂大ホール)で2回公演、23日は大阪公演(森ノ宮ピロティホール)で2回公演、24日、6月24日&25日は東京公演(渋谷C.C.Lemonホール)で計5回公演。4月9日&10日に予定されていた東京・日本青年館での公演が東日本大震災の影響で中止となり、6月24日&25日の公演が最終公演となった。
▼スマイレージのメンバー全員が憧れる℃-uteとライブやリハーサルで一緒になり、歌もダンスもキッチリ揃えて迫力あるパフォーマンスを繰り広げながらも、さらに良くしようとしてメンバー同士で話し合う℃-uteの姿を目の当たりにして刺激を受ける。「和田 キャリアのある℃-uteさんが先生に言われたことを、徹底的に直そうと頑張る姿はスゴいなって思いましたね。スマイレージはそういうのがなかったんですよ(笑)。先生にも『スマイレージは全然ダメだ。欲がない』って言われて、もっと頑張らなきゃなと思いました。」(「Top Yell + ハロプロ総集編 Hello! Project 2011〜2018」「スマイレージ和田彩花&福田花音 激動の2011年を語る」竹書房 2018年7月31日)

▼4月17日、「芸能界最強は誰だ!?さんまのからくりTV 第7回芸能人かえうた王決定戦SP」(TBS)にスマイレージが出演。「ちょこっとLOVE」(プッチモニ)の替え歌で「ちょこっとバカ」を歌う。歌詞は以下の通り。
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毛沢東のことだけど 「けざわひがし」と言った
マルコ・ポーロなんだけど お菓子の名前じゃないの?
「たまごボーロ」と勘違い
邪馬台国 女王の卑弥呼を「久美子」と書いた
西郷さんってただの犬好きと思ってた(愛犬家 愛犬家)
ボケボケ花音 白いプードルを見てつぶやいた
「赤ちゃん羊 だよね? だよね? だよね? だよね?」(バカね バカね バカね バカね バカね)
英語苦手な 彩花が聞いた
「everydayって単語 何曜日なの?」(超おバカ)
歴史のテスト 日清戦争を 「ラーメン戦争」と書く(点数0点)
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明石家さんまからも「可愛らしい! 良いね!」と評価されるが、優勝はつのだ☆ひろ。

▼4月21日、ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル vol.4」(角川グループパブリッシング)が発売。「輝け!アイドル 娘。たちのハロー!ワーク」の中で、光井愛佳(モーニング娘。)、徳永千奈美(Berryz工房)、中島早貴(℃-ute)とともに市原ぞうの国を訪れて、動物園の飼育係に挑戦。「仕事はちゃんとできました。子犬とウサギがかわいかったです。いつかインドにいる自然のゾウさんに乗ってみたい。」と感想を残した。

▼4月21日〜、「ハロプロ!TIME」(テレビ東京)放送。「ハロー!プロジェクトメンバーがステージに立っている時、趣味に没頭している時、メンバー同士でリラックスしている時、その全てのハロプロTIMEに番組が密着! メンバーの全てが見れちゃうかも!?」(番組公式サイトより)。2012年5月31日まで放送、翌週からは「ハロー!SATOYAMAライフ」がスタート。

▼4月26日〜、マンスリー番組「Smile Factory」(スペースシャワーTV)放送。全3回で、第2回は5月24日、第3回は6月28日に放送。パペット人形の「須磨いる夫」の声は柴田英嗣(アンタッチャブル)が担当している。
▼初回では新宿区宇宙村の村長、景山八郎(宇宙名・カゲローカッパ)と対談し、「チャチャルルー」という宇宙名を授かる。第2回では韻踏合組合のERONEとHIDADDYからラップを学び、第3回では勝手に新メンバーオーディションを行った。

▼4月27日、スマイレージの5thシングル「恋にBooing ブー!」リリース。オリコン週刊シングルランキング6位。大胆な歌詞と衣装が話題を集めた。つんく♂の公式ブログ(2011年4月22日)によれば「スマイレージのように昨年新人賞を頂きますと、ある種優等生的ポジションに見られがちなので、そんなんじゃないぜ!私たちはもっとロックなのよ!てな具合で衣装もジャケットも『ブー』ということで、ブタっ鼻をつけて挑みました。」とのこと。
▼同日、「スマフェス トークバトル タワーレコード渋谷の乱~ガチンコ対決&ペア握手会~」(タワーレコード渋谷店)開催。

▼4月30日、「ヤマダ電機 東日本大震災復興応援セール&家電フェア2011&大処分蚤の市 in パシフィコ横浜 LIVE&トークショー&握手会」にスマイレージが出演。

▼5月3日&4日、「第50回 博多どんたく港まつり 博多口ステージ」にスマイレージが出演。

▼5月11日、「はねるのトびら10周年スペシャル!!」(フジテレビ)の「カミングアウトはねトび愛総選挙」コーナーにスマイレージが出演。鈴木拓(ドランクドラゴン)の下ネタに対して嫌悪感を露わにする。

▼5月29日、「スマイレージ メジャーデビュー1周年記念イベント」開催(お台場ヴィーナスフォート)。つんく♂からのコメント映像が流れ、「でもスマイレージ、何か足りません。そうです。だから、メンバー募集します!」と、スマイレージとしては初となるメンバー増員、及び新メンバー募集が行われることが明らかとなった。サプライズでの発表に和田は「本心は4人のままがいい」と戸惑いながら、「私、これ以上小さい子増えたら、面倒見るの無理ですよ。リーダー替わってほしいです。リーダー募集でお願いします」と本心を吐露。だが最終的には「最初は大発表にドキドキしたけど、これからもっとスマイレージが有名になれるように、新メンバーと頑張りたい」と決意を新たにした。(「BARKS」2011年5月29日)(「Deview」2011年5月29日)
▼このオーディションはつんく♂の発案によって、書類選考なし、面接の現場に来れば原則として必ず面接を受けられるという形式で行われた。つんく♂によれば「『ASAYAN』のモーニング娘。の初期のときは、現場に来てもらってザーッとやるオーディションだったんで。それを振り返ってですね。」「まぁ、書類のほうが楽なのか、現場に行くほうが楽なのか。そこは難しい問題なんですけど。”直接来る”っていうバイタリティのある人という意味も含めて。『なりふり構わず来ました!』みたいなパワーが大事だと思うんですよね。」とのこと。(「週刊プレイボーイ」2011年7月11日)

▼5月30日、矢口真里と劇団ひとりがMCをつとめる「やぐちひとりSHOW」(ニコニコ生放送)に福田とゲスト出演。罰ゲームでザザ虫水を飲む先輩、矢口の様子を見て感銘を受ける。

▼6月3日、「スマイレージのうたすきっ!!」(BS-TBS)放送。JOYSOUND「うたスキ」との連動企画。

▼6月5日、「さんまのスーパーからくりTV」(TBS)に福田と二人で出演。「はじメシ」のコーナーで、和田はメンバーが大好きなさきイカと、チョコソースをトーストにトッピングした「チョコっといかのせトースト」を紹介。関根勤を驚かせる。

▼6月8日〜9月5日、国立新美術館で「ワシントンナショナルギャラリー展」開催。この展覧会の新聞広告で、和田のコメントとして「見えない列車を見てみたい。」と掲載される。この東京での展覧会は取材で一度しか行くことが出来なかったため、後日(2011年9月29日)、京都市美術館で開催された同展覧会を鑑賞。メアリー・カサットを好きになる。

▼6月12日、スペシャルライブ「スマイレージ 2011 春 Limited Live “S/mile Factory”」開催(新木場STUDIO COAST)。前述した「Smile Factory」(スペースシャワーTV)の番組スタートを記念したライブ。当初は3月20日に開催を予定していたが、先の東日本大震災の影響を受けてこの日に延期。結果的に新メンバー加入前、すなわち4人体制のスマイレージによる最後の単独ライブとして開催された(実際は後述するように、小川紗季が急遽卒業することとなったため、8月27日に行われた名古屋・東別院ホールでのライブが4人のステージとしては最後となる)。
▼このライブではハロー!プロジェクトの先輩アーティストの楽曲をカバー。タンポポの「乙女パスタに感動」「恋をしちゃいました!」「I&YOU&I&YOU&I」、藤本美貴「ロマンティック浮かれモード」、メロン記念日「This is 運命」を歌った。ライブ中、「夢見る15歳」の途中で機材トラブルにより一時中断。和田が「ごめんなさーい。機械が盛り上がり過ぎて壊れちゃったかもー。」とフォローする。
和田「ホントにホントにホントに…“ライオンだー”じゃなくて(笑)。ホントになんか、4人でするコンサートが今日で終わりっていう実感がなくて、ちょっと悲しいけど、あんまりホントに実感がなくて。寂しいけど、でも新しいメンバーが入ったら、もっと悪ガキっぷりを発揮して、みなさんにスマイレージの魅力をぶつけていけるように頑張ります。いきますよ、あやちょ!(オーディエンス:ブラボー!)、スマイレージ!(オーディエンス:ブラボー!)」(「BARKS」2011年6月13日)

▼6月18日、「JUNKサタデー エレ片のコント太郎」(TBSラジオ)に福田と二人で出演。和田は動物と話せるという情報を紹介されるが、「それは結構ウソなんです」と答える。

▼7月2日〜、「秋葉原電気街まつり」のイメージキャラクターにスマイレージが選出。店頭で先着3万名にスマイレージのオリジナルクリアファイルとうちわがプレゼントされた。この年の冬、及び翌年も引き続いてイメージキャラクターをつとめる。

▼7月5日、「トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン 3時間スペシャル」(テレビ朝日)にスマイレージが出演。

▼7月7日、「『ディズニー・チャンネル キャラバン号』出発直前お披露目イベント」(東京・パレットタウン)にスマイレージが出演。メンバーは膝上25センチのミニの赤い浴衣で登場。和田は七夕のお願いを聞かれ、「ルーブル美術館、オルセー美術館に行きたい」と答える。(「まんたんウェブ」2011年7月7日)

▼7月7日、「大!天才てれびくん」(NHK Eテレ)にスマイレージが出演。

▼7月8日「ザテレビジョン」にて山里亮太(南海キャンディーズ)が、2011年下半期にブレイクするアイドルのひと組としてスマイレージを挙げる。「スマイレージもいい。キャラクターがぶっ飛んでいるのにダンスや歌がめちゃくちゃ上手。そのギャップがカッコいい。ハロプロの子は鍛えられているので、テレビだけじゃなく、ライブで見てもらいたいですね」。

▼7月12日、ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル vol.5」(角川グループパブリッシング)発売。「リーダー集結 これからのハロー!プロジェクトを考える」「夏の紅白運動会」に登場。またこの号から個人の連載として「DAWA画伯」がスタート。絵画を鑑賞するのは好きだが描いたことはなかった和田が、デッサンから絵画を学んでいった。

▼7月16日〜8月14日、「Hello! Project 2011 SUMMER 〜ニッポンの未来は〜」にスマイレージが出演(3都市18公演)。ほか出演は、モーニング娘。、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、スマイレージ、High-King、ハロプロエッグ選抜。MC:まこと。オープニングアクトは吉川友。

▼7月22日、「『汐博2011』汐留☆アイドルカーニバル!2011 in SHIODOME-AX」のオープニングアクトとして、「夏だ!汐博だ!!スマイレージ2年連続汐博オープニングやっちゃうぜ!!」に出演。

▼7月22日、「欽ちゃん!30%番組をまた作りましょう(仮)」(日本テレビ)に出演。プロデューサーは土屋敏男。土屋はこの時から映画にすべく素材を撮り溜めており、後にドキュメンタリー映画「We Love Television?」として2017年11月3日に公開された。

▼8月2日、「バナナマンのブログ刑事」(東海テレビ)に福田と二人で出演。和田が「先輩(矢口真里)を見習って罰ゲームで負けたらざざ虫水でも飲む」と記述しているのを発見されたことから、ゲテモノ料理を賭けて対決した。

▼8月3日、スマイレージの6thシングル「有頂天LOVE」リリース。オリコン週刊シングルランキング5位。4人体制最後のシングルとなる。「チャラ可愛い」がコンセプト。つんく♂は公式ブログ(2011年7月25日)で「超ハッピーな曲を作りたく、いや、歌ってもらいたくスマイレージに当て込んで曲を作りました」と綴っている。
▼曲の中で、メンバーのお尻を指で突き刺すようなフリがある。「あれは元々のフリになかったんですけど、練習中に紗季ちゃんがフザけて私にカンチョーしてきたんですよ。そしたら、たまたま来ていたつんく♂さんが「それ、いいじゃん」みたいな感じになっちゃって。ちょっとやめて〜! みたいな(笑)。」(「Top Yell + ハロプロ総集編 Hello! Project 2011〜2018」「スマイレージ和田彩花&福田花音 激動の2011年を語る」竹書房 2018年7月31日)

▼8月5日、「ニコニコ神社 in お台場合衆国2011」(ニコニコ生放送)にスマイレージが出演。

▼8月12日&27日、「4人は最後だから思い出作りチェキ会~スマイルファイブチェキ!~ 」(東京・ポニーキャニオン 1F)開催。

▼8月14日、「Hello!Project 2011 SUMMER 〜日本の未来はWOW WOWライブ〜」開催(中野サンプラザ)。
▼6月から行われていたオーディションの結果が発表され、中西香菜・小数賀芙由香・竹内朱莉・勝田里奈・田村芽実の5人が「サブメンバー」として合格。適性を見極める準備期間を経て、活動状況を見ながら正式メンバーへ昇格するかどうかを決定すると発表された。その後、中西・小数賀・田村が履いているスカートを小川、前田、福田が短く切ってミニスカートにする「スカートカット」が行われ、和田はサブメンバー全員にスマイレージのロゴマークをあしらったワッペンを貼付した。
和田「まさかこんなにたくさん残ると思わなかったし、サブメンバーということにも驚いた。これからみんなと絆を深めていって、モーニング娘。さんやAKB48さんよりも大きくなって、アイドルの天下を取って一番になれるようがんばりたい」(「音楽ナタリー」2011年8月14日)
▼サブメンバーに選ばれた5人には、まず、さきいかが好きかどうかを確認した。「スマイレージのメンバーはさきいかが大好きで楽屋でも食べてるから、さきいか苦手な人だったらどうしようと思って、一番最初に”さきいか好き?”って聞きました。そしたらみんな”はい!”って言ってくれたのでよかったです」(「CDジャーナル」2011年10月号)
▼スマイレージの初期メンバーとサブメンバーの関係性を心配するファンも少なくなかったが、和田はサブメンバー発表の翌日となる8月15日にはGREEブログで「まだ皆、人見知りしてるけど 本当にかわいくてかわいくて(ハートマーク)」「可愛いしか言えない(ハートマーク)」「はやく皆の素を見てみたい笑っ(星)(ハートマーク) 素も可愛いんだろうなー(ハートマーク)」と後輩への熱い気持ちを早くも吐露している。

▼8月21日、「24時間テレビ 愛は地球を救う 『スマイレージ』スペシャルライブ&お宝オークション!」に出演。

▼8月21日、「ROCKETMAN SUMMER FES'2011 thank you for the music!!」(LIQUIDROOM ebisu)にスマイレージが出演。同月18日、スマイレージの「有頂天LOVE」をROCKETMANことふかわりょうがリミックスした配信シングル「有頂天LOVE~rocketman mix~」がリリースされたことからの出演で、ほかに出演者はDJ FUMIYA(RIP SLIME)、田中知之(FPM)、さかいゆう、SOFFet、中塚武、TIM、ロッチ、ハライチなど。ふかわのDJをバックに「夢見る15歳」「有頂天LOVE」を歌った。
和田「お客さんが本当に音楽が好きだってことが伝わってきて、スマイレージの曲を知らない人まで踊ってくれたのがうれしかったです。ふかわさんには「有頂天LOVE」をリミックスしてもらったんですが、原曲よりもっとカワイイ音になっていて、またリミックスしてもらいたいなって思いました」(「音楽ナタリー」2011年8月22日)

▼8月22日、「お台場合衆国2011 めざましライブ スマイレージ」(お台場合衆国サンサンアイランド MUSICスタジアム)出演。

▼8月27日、「有頂天LOVE」発売記念ライブ開催(名古屋・東別院ホール)。このライブをもって小川紗季がスマイレージ及びハロー!プロジェクトから卒業。小川の卒業が発表されたのはこのわずか3日前のことだった。27日のライブはスマイレージの初期メンバー4人で行われ、3回公演のセットリストは公演ごとに異なる3種類。スマイレージの小川紗季としてラストとなった曲は「ぁまのじゃく」だった。
和田「この4人でのスマイレージは今日で最後ですが、新しく加わったメンバーと一緒に、さらにパワーアップするように24時間年中無休笑顔でがんばります! スマイレージの第二章が始まりますので、応援よろしくお願いします」(「BARKS」2011年8月28日)
「楽しいイベントでした! 少し悲しかったけど、スマイレージなので、最後まで笑顔でした! 泣きませんでした!」「やっぱり スマイレージは最高です! 自分で思いました。 ってゆうか、スマイレージに入れて本当によかったなぁーって思いました」(「GREEブログ」2011年8月27日)
▼スマイレージにとってはこれが初めてとなるメンバー卒業。すぐに実感は湧かなかったようで、この日を振り返って「本当にこれが最後なのかな、本当に新メンバーが入ったのかなって感じで、よく分からないまま時が過ぎちゃいましたね。」と語っている。(「Top Yell + ハロプロ総集編 Hello! Project 2011〜2018」「スマイレージ和田彩花&福田花音 激動の2011年を語る」竹書房 2018年7月31日)
▼つんく♂の公式ブログによれば、この年の5月初旬には小川本人から「少し前から迷っていて何度かスタッフさんに相談していましたが、普通の中学生に戻りたいという気持ちが強くなったので辞めさせてください」と正式に申し出があったとのこと。また、この小川の卒業の件があったため、急遽6月にスマイレージのメンバー募集を行うと発表していたことも明らかにした。

▼8月30日、9月からスタートする単独ツアーのゲネプロだったが出来が悪く、見に来ていたつんく♂から初めて怒られる。新メンバーが入ったからではなく初期メンバーもどこか気が緩んでいたと反省し、「変わらなきゃ!!」と決意を新たにする。(「GREEブログ」2011年8月30日)

▼9月4日、「LIVE NEXT!! Featuring Hello! Project」(東京・日本青年館)にスマイレージが出演。山里亮太(南海キャンディーズ)が初めて舞台を作・演出し、トークのMCをつとめた。

▼9月9日、サブメンバーの小数賀がスマイレージを脱退。10日から始まる全国ツアーのリハーサル中に体調不良を訴え、「重度の貧血状態で、数カ月の治療が必要」と診断された。

▼9月10日〜、「スマイレージコンサートツアー2011秋 〜逆襲の超ミニスカート〜」。10日は愛知公演(名古屋市公会堂)で2回公演、17日&18日は東京公演(渋谷C.C.Lemonホール)で計4回公演、10月8日は大阪公演(NHK大阪ホール)で2回公演。
▼このうち東京公演の昼公演にて、サブメンバーによる「笑顔うpキャンペーン!」の実施が発表。4人のサブメンバーが全国各地様々な街に繰り出し、その街にいる人たちが持っている携帯カメラ等で自身の写真撮影をしてもらい、その写真をブログやTwitterなどに「うp」してもらうというキャンペーン。ならびに10月16日に横浜ブリッツで行われる新曲リリースイベントでつんく♂から、キャンペーンの結果、歌、ダンス、学校の成績などを総合的に判断し、サブメンバーの中から誰が正規メンバーになれるかが発表されることになった。

▼9月11日、「ヤマダ電機 東日本大震災復興応援セール&大処分蚤の市 in 札幌ドーム LIVE&トークショー&握手会」(北海道・札幌ドーム)にスマイレージが出演。

▼9月23日〜、「スマイレージライブハウスツアー2011秋~逆襲の超ミニスカート・ミニ〜」開催。23日は広島県・広島CLUB QUATTROで、24日は香川県・高松オリーブホールで、10月10日は福岡県・イムズホールで、23日は新潟県・新潟LOTSで、いずれも1日3公演、ミニライブと握手会。

▼9月23日、ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル vol.6」(角川グループパブリッシング)発売。「Show My Fashion」コーナーで私服を紹介。この頃、服はほとんど母親に買ってもらっている。

▼9月25日、「メ~テレ秋まつり2011 メ~テレ秋まつりファイナルステージ」(メ~テレ秋まつり久屋広場特設ステージ)にスマイレージが出演。共演は、ぱすぽ☆、プリマベーラ、BOYS AND MEN。

▼9月26日、ファーストオフィシャルPhotobook『スマイレージ1』(ワニブックス)発売。和田・前田・福田・小川・中西・小数賀・竹内・勝田・田村の9人体制のスマイレージによるフォトブックで、ロングインタビューも収録されている。
▼(初期メンバーの)3人へのレターとして「いつも、ありがとう(ハートマーク) 今度みんなで、海とか遊園地とかプールとかバーベキューとかバンジージャンプとかしたいネっっ! 新メンバー増えてもスマイレージらしく頑張ろうネっっ! これからもよろしくネ! 彩花」、新メンバーへのレターとして「これから一緒に、笑顔をたくさんの人に届けられるように頑張ろうネっっ! スカートのたけの長さはひざ上25cmだよ(ハートマーク)彩花」と綴っている。

▼9月28日、スマイレージの7thシングル「タチアガール」リリース。オリコン週刊シングルランキング4位。小数賀を含むサブメンバー5人もレコーディングに参加しており、8人体制としては最初で最後のシングルとなった。つんく♂は公式ブログ(2011年9月26日)で「なんせこのご時世。気持ちからして負けてなんていられないんですよ、とにかく。とっとと立ちあがって次に進む! そんな気持ちで書きあげました。」と綴っている。

▼9月29日、モーニング娘。の10期メンバーとして、飯窪春菜、石田亜佑美、佐藤優樹、工藤遥が加入。
▼決して交友関係が広くない和田だが、飯窪には心を開いている。後述するように2011年11月、「ハロー!プロジェクト モベキマス」の活動で一緒になったことから親密になる。(「エンタメ」2018年12月)

▼9月29日、単行本「『ももクロChan』Presents 試練の十番勝負 週末ヒロイン ももいろクローバーZ」(太田出版)発売。単行本のために和田との対談が追加された。このとき百田夏菜子と連絡先を交換。百田にとってアイドルの世界で初めて出来た友達が和田とのこと。密着ドキュメンタリーフォトブック「アンジュルムと書いて、青春と読む。」東京ニュース通信社 2019年9月23日)

▼10月9日、「八人で笑えば幸せ広がる~ハッピーエイトチェキ!~」(東京・WinPa)開催。

▼10月16日、横浜BLITZにて「タチアガール」発売記念イベントが開催。1日3公演。このイベントの1回目の公演で、サブメンバーの中西・竹内・勝田・田村、4人全員が正規メンバーに昇格することが発表された。つんく♂はVTRで「この7人で新しいスマイレージをやっていただきたいと思いました。皆さん、異論はないですね?」とコメント。さらに前田の17回目の誕生日である12月28日には、7人体制となる新生スマイレージのニューシングル「プリーズミニスカポストウーマン!」がリリースされることも発表した。
▼イベント終了後の囲み取材で和田は新メンバーに「膝上25センチのミニスカートが基本。冬でもストッキングは履いちゃダメ」とアドバイス。今後の目標については「ドームツアーができるくらいになりたい。そして、おじいちゃんおばあちゃんにも知られるくらい有名になりたい」と答え、「今日からが新生スマイレージのスタート。モーニング娘。さんを倒してやるという気持ちでがんばっていきたいです!」と力強く宣言した。(「音楽ナタリー」2011年10月16日)

▼10月22日、「第22回信濃の国楽市楽座 ~諸国の秋~ 『スマイレージライブ&信越放送 開局60周年番組「スマイル!ダンスコンテスト」』」(長野・松本平広域公園)出演。SBC信越放送の開局60周年企画として開催される「スマイル!ダンスコンテスト」の課題曲が「有頂天LOVE」だったこともあり、決勝に駆けつけた。

▼10月25日、スマイレージの初期メンバーである前田が、この年12月31日をもってスマイレージ及びハロー!プロジェクトを卒業し、芸能界を引退すると発表。スマイレージの公式サイトでのつんく♂および前田のコメントによると、卒業は本人からの強い希望で「大学進学の為、受験勉強に励みたい」という理由。スマイレージという枠を超えて人気を集め、ハロー!プロジェクトの未来を担う存在とも目されていた前田の突然の卒業発表は、多くのファンに衝撃を与えた。
▼当時モーニング娘。のメンバーだった道重さゆみは前田の卒業発表を知ってご飯が喉を通らなくなるほどショックを受け、「スマイレージだけじゃなくてハロー!プロジェクトとしてもピンチだ」と思ったと語っている。(CBCラジオ「モーニング娘。道重さゆみの今夜もうさちゃんピース」2012年12月10日放送)
▼和田も前田の卒業については「妄想好きの私でも、憂佳が卒業するなんて妄想はしたことがなくて……。インディーズからずっと憂佳がセンターでやってきたので、不安もあります。」と率直な気持ちを語っている。(「エンタメ」2012年2月)

▼11月16日、ハロー!プロジェクト モベキマス「ブスにならない哲学」リリース。「ハロー!プロジェクト モベキマス」とは、モーニング娘。(モ)、Berryz工房(ベ)、℃-ute(キ)、真野恵里菜(マ)、スマイレージ(ス)によるコラボレーションユニット。当時のハロー!プロジェクトの全グループ、全メンバーが参加するという企画だった。
▼この当時つんく♂はスマイレージについて、「新メンバーがいい意味で味があって、暴走しがちな(笑)和田・前田・福田を良いバランスでグッと押さえてくれてますね。この先、すごくおもしろいグループになるんじゃないかと期待してます」と評価している。(「BOMB」学研パブリッシング 2011年12月号)
▼このシングルにまつわる活動を通じてグループ間の交流も生まれ、当時モーニング娘。のメンバーだった飯窪春菜と親密になる。飯窪はモーニング娘。に加入した直後ではあるが和田とは同い年。美術好きという共通点もあったことから一気に仲良くなる。二人の会話は哲学的なテーマが多いらしく、対談インタビューでは「和田 他の人には話せないことを、はるなんには言えるんですよ。たとえば『この世界はどうやって誕生したのか?』とか『宇宙の果ては果たしてどうなっているのか?』とか(笑)。 飯窪 そうそう! そういうの、ごはん食べたりしながら2人で超真剣に話しているよね(笑)。」とのこと。(「エンタメ」2018年12月)
▼美術以外にも趣味や好みなど全てが一緒の和田と飯窪だが、唯一合わないのが漫画。「ジョジョの奇妙な冒険」の大ファンで知られる飯窪に対して、和田は漫画の読み方が分からない。(「GREEブログ」2011年1月29日)
▼二人は食べ物の好みも一緒で、辛いもの、抹茶、パンが好き。(「まーちゃんくどぅーのハロプロ先輩探訪団」竹書房 2012年10月取材)
▼このほかに和田の好きな食べ物(2011年末時点)は、キュウリ、ナス、ネギ、梅干し、イカ、ハチミツ。(「デラックス近代映画memewDX2012」近代映画社 2011年12月)
▼飯窪からは活動のアドバイスも貰っている。「はるなんは、『私だったら』っていうアドバイスをくれるんです。たとえば『スマイレージでこういうことがあったんだ。どうすればいいかな?』ってメールすると、『私だったらこう言います。和田さん、こうしたらどうですか?』って。私はスマイレージでは先輩だけど、はるなんはモーニング娘。では後輩じゃないですか。だから、見ているところも違う。いろんな意見が聞けて参考になるんですよ。」(「エンタメ」2018年12月)
▼「ブスにならない哲学」リリースに先立つ10月29日、ハロー!プロジェクトの全メンバーがそれぞれ少人数のグループに分かれて全国販促キャンペーンを行った。和田は福岡でキャンペーンを行うが、この時について「私は夏焼雅さんと中島早貴さんとご一緒して、すごい勉強になったんですよ。先輩方のやり方を間近で見て『なるほど、こういう風にすればいいのか』って参考になったし、お話する時間が増えて、お互いの仲も深まったりもしました。」と振り返っている。(「UTB +」2018 Mar. vol.42 株式会社ワニブックス)

▼11月23日、よみうりランドEASTにて、ハロー!プロジェクト モベキマス(モーニング娘。、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、スマイレージ)が「ブスにならない哲学」リリース記念イベント「ハロー!プロジェクト☆フェスティバル2011」開催。スマイレージは「プリーズ ミニスカポストウーマン!」と「スキちゃん」を披露。和田は4人の新メンバーに「よみうりランドといえば、私たち初期メンバーは、あそこにあるバンジージャンプ飛んだの! すっごく怖いよ! だから新メンバーも、休みの日に来て、飛んでね! よろしくお願いします」と語った。(「BARKS」2011年11月24日)

▼11月26日、「TOYOTA presents ゆうきのつばさ2011 包みこむ~(インクリュージョン)~社会へ 「アトリエブラヴォ」ライブペインティング」(トレッサ横浜)にスマイレージが出演。

▼12月11日、「スマイレージAKIBAミニライブ」(ベルサール秋葉原)出演。

▼12月19日、ハロー!プロジェクト公式ムック「ハロー!チャンネル vol.7」(角川グループパブリッシング)発売。「モベキマス2012最強運メンバー決定戦」で2012年の運勢を占われる。順位は全32名中14位で、「新しいことに挑戦する事が多く、パワフルな一年を過ごせそう。少しくらいの困難もいい刺激になったり、目標を高く持つことで自分でも驚くような成長ができるでしょう。人気運もアップし、新たなファンを獲得できるかも!?」とのこと。また「タヒチアンダンス入門」で道重さゆみ、熊井友理奈、萩原舞、田村芽実と一緒にタヒチアンダンスを学ぶ。

▼12月19日、雑誌「memew DX 2012 (デラックス近代映画)」発売。スマイレージが表紙。

▼12月21日、BD「スマイレージ 全シングル MUSIC VIDEO Blu-ray File 2011」リリース。

▼12月23日〜、Bunkamuraザ・ミュージアムで「フェルメールからのラブレター展」開催。「手紙を書く女」に心を持っていかれる。

▼12月28日、スマイレージの8thシングル「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」リリース。オリコン週刊シングルランキング5位。つんく♂は公式ブログ(2011年12月21日)で「リーダーの和田は本当にしっかりしてきましたね。歌も上達中です。」と綴っている。

▼12月30日、「スマイル総決算2011 個別握手会!~starting over~」(半蔵門WinPa)開催。

▼12月31日、ファンクラブ限定イベント「S/mileage Mega Bank vol.4」開催(東京メルパルクホール)。このイベントをもって前田がスマイレージ及びハロー!プロジェクトを卒業。前田は最後に「私もスマイレージが大好きなので、皆さんと一緒にファンとして応援したいと思います」と声を詰まらせて語り、その挨拶を受けた和田は「2012年からは6人のスマイレージになるんですけど、6人になったスマイレージもたくさんの人に応援してもらえるようにがんばりたいし、もし大きいところでコンサートができるようになったら、憂佳ちゃんにも観にきてもらえるようにがんばります」とさらなる飛躍を誓った。(「BARKS」2011年12月31日)
「本当に心の底から信頼できる 憂佳ちゃんに出会えたことに感謝!」「憂佳ちゃんの事は おばあちゃんになってもずっと信頼してる!」「何があっても、 彩は憂佳ちゃんの味方になれるように頑張るー!」「本当にありがとう!」「感謝しきれないほどありがとう!!」(「GREEブログ」2011年12月31日)
▼卒業から10年近く経つ今もってなお前田を惜しむ声は多く、「前田憂佳 亡霊」で検索すると未だにファンからの悲しみの声が散見される。
▼また当然ながらメンバーの中でも前田の卒業は大きかったようで、後の和田の卒業直前のインタビュー(和田・竹内・笠原)でインタビュアーから「絶対的エースの卒業で人気面が低下するという心配は?」と問われた竹内は「(略)そこはすでに一度乗り越えてきたグループなんですよ。というのは、前田(憂佳)さんが卒業したときにガクッと人気が落ちたんですね。明確に集客が落ちて、そのせいでツアーもできなくなって……。そこから立て直すのに時間はかかりましたけど、潰れなかったからこそ、今こうやって活動できているわけですし。だから強がりでもなんでもなく、本当に心配はしていないんです」と答えている。(「ENTAME next」2019年5月7日 特集/インタビュー 「アンジュルム和田彩花『歴史あるからこそ変わっていく集団であってほしい』」)
▼小川と前田の卒業を振り返って、和田は次のように語っている。「……一番私が悲しいなと思ったのは『この4人の形がなくなるのか』ってことでした。1人抜けるだけであのバランスは成り立たないし、あの4人が固まってる感じって、すごくかわいかったじゃないですか。メンバーが卒業してしまうことでさみしいっていうよりも、あのスマイレージの形が変わってしまうのが悲しくてくやしかったです。」(「IDOL AND READ」005 株式会社シンコー・ミュージックエンタテイメント 2015年12月14日)
▼小川と前田の卒業により、スマイレージの初期メンバーは和田と福田の二人きりになる。福田は後に和田彩花という存在を、「常に私は隣にいたので……ずーっと隣にいたので、カップルって言い方だとしっくり来ないんですけど、夫婦みたいな感じ。何も言わなくても心が通じ合う関係性だなって思います。あやちょは本当に可愛くて、スタイルも良くて、いつも私は隣で劣等感を感じていたので(笑)『良いなぁ』って思うこともあったんですけど、それこそ私とあやちょこそ見た目も中身も全然違うタイプだし、好きなものとかも全然違うし、あやちょがああいう感じでいてくれるから、私も自分が好きな方向へ突き進むことが出来たと思ってます。」と語っている。(「billboard JAPAN」アンジュルム福田花音卒業インタビュー) また、別のインタビューでは「性格は真逆だし、普通に生活をしていたら仲良くなっていなかったかもしれないけど、お仕事の話でピタリと意見が一致したときの気持ち良さはいまだによく思い出します。学校帰りからお仕事までの空きを一緒に過ごした放課後の時間が、私にとって唯一の青春だった」とも語る。(「ENTAME next」福田花音が語る和田彩花「リーダーが愛情にあふれたあやちょだからアンジュルムは大きくなった」2019年6月12日)
▼激しくメンバーが入れ替わった2011年のスマイレージだが、これ以降は2014年10月に3期メンバーが加入するまでメンバーの増減はなし。この和田・福田・中西・竹内・勝田・田村の6人体制のスマイレージはファンから「6スマ」と呼ばれている。
▼ハロプロエッグから選抜されてデビューを果たして以来、人気や知名度は右肩上がり、日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得するなどまさに破竹の勢いで突き進んできたスマイレージ。だが二人の初期メンバーを失った彼女たちは、2012年、苦難の時代を迎えることになる。

(続く)