第26回「平成26年のベッド・インと畑中葉子」

「ここのカルビはおいしいんやで~」 新年早々、勝谷先輩から“招集”がかかった。場所は四谷三丁目の焼肉屋。 ニコニコ笑いながらトングを握る勝谷さんを僕は恐縮して見ながら、目の前のレモンサワーをぐいっと飲んだ。 勝谷さんに呼び出された理由は分かっていた。新刊の文庫のプロモーションの相談である。「目崎が宣伝部でよかった。せっかく新刊文庫が文春から出るんやからプロモーションよろしくな~」「はいっ!『ディアスポラ』文庫化おめでとうございます」 僕は元気に答えた。 勝谷さんは文春を辞めた後、コラムニスト、TVコメンテーターなど活躍中だが、僕の心の中ではずっと「作家・勝谷誠彦」である。 小説『ディアスポラ』のテーマは、「日本で原発事故が起きたらどうなるか?」だった。 単行本の発売時は“311を予見した小説” として話題となった。「実は僕も昨年、一昨年と福島・・・・・・・・・・

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