ガチンコ漫才道講師からの手紙 

 俺が講師を務める松竹芸能養成所は今では珍しい4月だけではなく10月にも生徒が入学してくる。だから9月は10月生の卒業ライブに向けて「仕込み」に入るから忙しい。 「仕込み」とはどういうことなのかというと、すでに形が出来ている上手い生徒は問題はない。しかしまだ形になっていない生徒がいるのだ。その生徒には売りになるものを考えて「こういうことを売り物にする人です」ということをネタで強めて、その部分を事務所に買ってもらい所属を勝ち取れるようにするために策を講じることだ。それを俺は「仕込み」と呼んでいる。 今までの例でいうと、本当に根暗の素人に限りなく近い2人に「引きこもり」という設定にして漫才をしてもらったり、カップルという設定で喧嘩はするが結局仲直りするというネタや見た目が悪そうな二人にあえてヤクザのような言い合いをさせ、けど怒っている内容はキティちゃんやマイメロディーなど可愛いものが好きすぎて・・・・・・・・・・

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