芸人ミステリーズ

てれびのスキマ

「1996」(4)ボケとツッコミ

「最後に自己紹介したい人?」授業終了の時間が近づくと、講師としてNSC9期生の前に立った本多正識は、1回目の授業の最後にそう声をかけた。最初の授業は「自己紹介」。自己紹介をしたい生徒が自ら手を挙げ、講師に指されて発表する形式だった。生徒たちはモノマネをしたり思い思いのアピールをしていった。本多の最後の呼びかけに手を挙げたのは矢部浩之だった。本多は、矢部の目を見て、「じゃあ、キミ」と指差した。ここだ! と岡村隆史は思った。「最初の授業で一発かまさなアカン!」と意気込んでいた岡村は、矢部が指される瞬間を待っていた。矢部が立ち上がるよりも一瞬早く立ち上がると「えー、岡村隆史です」とすぐに声を発した。「お前ちゃうやろ!」遅れて立った矢部はすかさずツッコんだ。これが、ナインティナインとしての初めてのツッコミだと言えるだろう。教室はざわついた。この頃のNSCではコンビとして入学してくるのは少数派。他の・・・・・・・・・・

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