LIVE or DIE

荒井カオル

2022年3月31日号

■■独裁者スターリンの「国葬」■■2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻した。あれから1カ月が経過した。「電撃作戦」だったクリミア侵攻(2014年3月)とは対照的に、戦闘は長期化・泥沼化し、終息する気配がない。民放テレビのニュースショーでは、無定見で無責任でトンチンカンなコメントが弾丸のように飛び交う。「テレビをオフにせよ、映画館へ出かけよう」。今こそ腰を据えて映画に身を浸し、ウクライナで起きている事実にじっくりと想像力を巡らせたい。2022年3月26日から4月1日にかけて、ミニシアター早稲田松竹でセルゲイ・ロズニツァ監督の特集上映が企画された。ウクライナ出身の同監督は「群衆ドキュメンタリー映画」3部作(「国葬」「粛清裁判」「アウステルリッツ」)で有名だ。「国葬」と「粛清裁判」は、いずれも旧ソ連当局がもつ膨大なフィルムアーカイブを編集した。「国葬」の冒頭、ソ連の独裁者ヨシフ・スター・・・・・・・・・・

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