LIVE or DIE

荒井カオル

2021年12月27日号

■■朝鮮半島伝説の舞姫・崔承喜■■1911年、植民地占領下の京城(現在のソウル)で舞踊家・崔承喜(チェ・スンヒ)は生まれた。帝国劇場歌劇部1期生の舞踊家・石井漠による京城公演に魅了され、崔承喜は石井門下生となる。その才能はたちまち開花し、「朝鮮の舞姫」としてアメリカやヨーロッパ、中国、宗主国・日本など世界中を公演で回った。山田耕筰、菊池寛、川端康成など日本の文化人の中にもファンは多い。戦時中は日本兵の慰問団として徴用されたりもしたものの、戦後は北朝鮮に渡って共産主義者として人生を終えた。〈67年に一家が軟禁されているという情報があって以来、消息が分からなくなり、粛清されたと見られていた。〉(2003年2月12日、朝日新聞夕刊)2003年2月の朝鮮中央通信によって、崔承喜が1969年に死去していた事実が明るみにされる。独裁政権下で消されたと見られていた彼女は「舞踊家同盟中央委員会委員長 人民・・・・・・・・・・

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