追悼・田中正悟さん 「西遊記と大阪球場と18歳」7

 新生UWFの内紛は、絶対的エースである前田日明の謹慎処分にまで発展した。前田が大阪城ホールの船木戦の試合後、囲み会見の場で、公然と神社長と鈴木専務を批判したことが問題視されたのだ。 これには19歳を目前にした筆者も「批判を封じ込める卑劣なやり口だ」と憤りを覚えた。週刊プロレスの論調も概ね前田に好意的で、その影響もあった。50歳を迎えた今、いち企業が、公の場で社員の不穏当な発言を許すわけがない理屈はわかる。 それでも、今もはっきりしない点がある。当時27歳の青年実業家の神新二が会社の金を横領したとは思わない。思わないが、自身の給料を上げていったことや、投資用とは言えレスラーに内緒でマンションを買ったことは、当時UWFの営業社員だった川さき浩市(※さきは山へん+立+可)から筆者は聞いている。けだし事実だろう。今は宗教関連のビジネスに携わる神新二が口を閉ざし続けるのは、心のどこかにやましい気持・・・・・・・・・・

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