アウトサイドの冒険vol.42  

「アウトサイダー・アート」という、何だかよく分からないけれど気になって仕方がない芸術表現に魅了され、制作者のもとを訪問してはお話を伺っている。知的な障害のある人たちの福祉施設で16年間働いてきた僕にとって、芸術なんて全くの門外漢だったけど、キュレーターの語源であるラテン語のcurareは「世話する」という意味で介護にも通じる言葉だ。だから、僕は「アウトサイダー・キュレーター」を自称し、表現者たちとの伴走を続けている。この連載『アウトサイドの冒険』では、そんな旅の途中で出会った僕らの日常をご紹介したい。アウトサイドの冒険vol.42  以前にJR新宿駅構内で見かけた案内板。親しみやすいその文字は、よく見ると全てガムテープでできている。警備員として働く佐藤修悦さんが独学で制作していたことから有名になり、丸みを帯びた角と帯状の直線が組み合わされた独特の字体は「修悦体」と呼ばれるようになった。制作・・・・・・・・・・

続きをお読みいただくには「会員登録」と「購読申込」が必要です。

毎月500円(税込)で読み放題+電子書籍版でまとめて読める

読み放題+電子書籍で購読

1記事100円(税込)で気になる記事だけ購読記事を単品で購入する

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。
購入した記事は購読一覧で確認できます。