高槻彰・編 第13回

「しょせん、フェイクはフェイクだからね──」と言ったのはカンパニー松尾だった。2008年頃のことである。なぜか今も、強く印象に残っている。2000年代になってから、AVにはフェイク・ドキュメントがやたら多くなった。おそらくインジャン古河《注1》がその時期、非常に優れたフェイク・ドキュメントを作っていたことがあり、彼に続く若い作り手たちが、強い影響を受けたものと考えられる。 2005年から始まった、AVメーカー「ドグマ」主催のAVコンペ〈D−1クライマックス〉《注2》や、2006年に始まった東京スポーツとソフト・オン・デマンド主催の〈AV OPEN〜あなたが決める!セルアダルトビデオ日本一決定戦〜〉《注3》でも、フェイク・ドキュメントが数多く見られた。中には男優でもある黒田悠斗《注4》が撮った『ロリロリパイパン』(第1回・D−1)という傑作もあったのだが。ただ、若い監・・・・・・・・・・

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