高槻彰・編 第10回

ドキュメンタリーとはまず、ドラマと対の言葉として存在する。つまり作り物の絵空事ではなく、本当のことを描くということだ。では本当のこととはいったい何なのだろう?私にとって本当のことが、貴方にとって嘘なのはいったいなぜだろう──。  高槻彰編も今回で10回目を迎える。つくづく思うのは、自分はこの同い年の監督の作品を本当に長年観て来たのだなあ、ということだ。そしてもうひとつ。この人には、どんなに優れたAVの作り手にも往々にしてある、低迷期というものが見当たらない。もちろん作品によって出来不出来というのはあるのだが、低迷している、深い迷宮に入り込んでいるという時期がないのだ。それは取りも直さず彼が「何を撮るべきなのか?」を、無意識的にせよしっかりと掴んでいるからだろう。 何を撮るべきなのか──? 言うまでもなく高槻彰はAV界屈指のドキュメンタリストであるから、その答えは自ずと「ドキュメンタリーとは・・・・・・・・・・

続きをお読みいただくには「会員登録」と「購読申込」が必要です。

毎月500円(税込)で読み放題+電子書籍版でまとめて読める

読み放題+電子書籍で購読

1記事100円(税込)で気になる記事だけ購読記事を単品で購入する

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。
購入した記事は購読一覧で確認できます。