高槻彰・編 第9回

バクシーシ山下に『ひとはみな、ハダカになる。』(理論社・2007)という著書がある。名著だと思う。これは〈よりみちパン!セ〉というジュニア向け新書のシリーズで、中高生に対しセックス、そしてAVと何なのか? を説いたものだ。この人には他にも『セックス障害者たち』(幻冬舎アウトロー文庫・1999)、『お泊りルポ「ひとり暮らし」の女たち』(太田出版・2003年)といった著書があるが、まあ文章が上手い。そしてわかりやすくて面白い。AV監督にこんな面白い文章を書かれたら、本職のモノカキは困ってしまう、いやホント(涙)。 バクシーシ山下の文章はなぜこんなにも面白いのか? それは自分は何者なのか、何をしたいのか、何を求めているのかということが実に明確だからだ。自分は何者なのか──これはちょっと考えると想像以上に難しい命題だ。この曖昧で混沌とした世界でそれを見つけるのは簡単ではないし、逆に簡単に見つけてし・・・・・・・・・・

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