高槻彰・編 第7回

高槻彰の作品は「女優イジメ」と称されることが多かった。女優を極限状態に追い詰めてその本音を吐露させるという手法だ。それが変わる。冷たい北風に吹かれてもコートを離さなかった旅人が、暖かい太陽に照らされて上着を脱ぐという、あの童話を思わせた──。「80年代の後半は色んなメーカーでコンスタントに、かなり多く作品を撮れるようになって、『ああ、これは仕事が出来る監督と思われている』んだなあ、なんて考えていたけど、何のことはない、単なるバブル景気だったんだよね(笑)」 これは1993年、僕が高槻彰監督に始めてじっくりとインタビューさせてもらった時の発言である。「特に小坂井(徹)が居た頃は彼がプログラム・ピクチャー的なAVを撮っていたので、自分は好き勝手に作品作りをすることが出来た」とも語っていた。 小坂井徹は90年代から2000年代にかけて、宇宙企画などで手堅い作品をリリースしていたAV監督。元々は高・・・・・・・・・・

続きをお読みいただくには「会員登録」と「購読申込」が必要です。

毎月500円(税込)で読み放題+電子書籍版でまとめて読める

読み放題+電子書籍で購読

1記事100円(税込)で気になる記事だけ購読記事を単品で購入する

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。
購入した記事は購読一覧で確認できます。