高槻彰・編 第1回

『ビデオスキャンダル1~個室アイドル戦争・いかせてあげる』(VIP・1984年)。こうして正式なタイトルを書き出してみると、さすがに年代を感じる。何といっても今から37年も前の作品なのだ。しかしこの映像を観たときの衝撃は、僕の中に未だ生々しく、ある。監督は高槻彰という中央大学映画研究会出身の、当時24歳の若者。彼の処女作だと後に知る。僕は代々木、小田急線南新宿駅近くのマンションの一室にあった小さなエロ本下請け編集プロダクションにいて、初めて一冊丸ごと責任を負う「編集長」というものになったばかりだった。フロアの北側には四畳半の和室があって、そこがモデルの衣装部屋兼資料倉庫のようになっていた。 そして、当時ほとんど一般家庭には普及していなかったビデオデッキがあった。それは主にあの頃巷で大きな話題になっていた裏ビデオ、例えば『洗濯屋ケンちゃん』やら『ザ・キモノ』などという作品を雑誌内で紹介するた・・・・・・・・・・

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