27 ファミコン必勝本

 最初の『ファミコン必勝本』での仕事は、1989年5月2日号に掲載された『MOTHER』の1ページ紹介記事だった。その翌号である5月19日号に、糸井重里のインタビューが掲載された。その中で、糸井は「5年先輩がいないこの業界を素敵だと思う」と発言している。 どういうことかというと、糸井が長年仕事をしてきた広告業界は、それ以前に膨大な先輩たちが築いてきた慣わしがある。同じく出版の世界にも、先輩たちの積み上げてきた歴史がある。そこに、若い才能が現れ、斬新なことを言っても潰されてしまうのがオチだった。 ところが、ゲーム業界はまだ業界自体が若く、年寄りの意地悪な先輩がいない。新しい文化を現在進行形で作っているからこそ、誰に邪魔されることもなく自由にアイデアが出せ、ものづくりを進めることができる。広告業界ではすでにベテランとなっていた糸井には、そんな環境がとても新鮮に感じられたというのである。 そのこ・・・・・・・・・・

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