「第80回 新作スパイダーマン映画がヒットしているというが、映像屋の私が村上春樹氏原作の映画について思うこと」

映画「ドライブ・マイ・カー」がロングランしているというので、慌てて1月2日に日比谷の劇場に飛び込んだ。有名演出家で俳優とその女優の妻、そして若手男優と地方での演劇祭の様子と現地でアテンドする無表情の女性ドライバー。監督の濱口竜二は自主映画出身だが「寝ても覚めても」(2018)で話題になり、黒沢清監督の「スパイの妻」で共同脚本を努める気鋭の映画作家である。現在この作品は米ゴールデングローブ賞受賞ほか欧米で高く評価されている。3時間飽きさせないという難しいハードルを超えたかなり計算された見事に技巧的で叙情的な作品であった。そこで私も映像屋なので色々調べてみた。ネットなどの映画サイトには予想通り「原作が村上春樹だから映画も国際的に評価されている」という意見が多くある。しかし、村上氏の小説は内外で6本も製作されており、その全部がほとんどが賞に引っかかっていないので、度々ノーベル文学賞候補になる村上・・・・・・・・・・

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