日本語ラップ春秋

ダースレイダー

DARTHREIDER編 受験とラップ

 神保町にある駿台予備校3号館での浪人生活が続いていた。ここの屋上にはそれこそ何浪も重ねた長老のような受験生やタバコを吸ってる不良っぽいやつ、グループを作って勉強会をしてるやつなど多種多様な人が集まっていた。僕は自分の弱点である数学、古文、地理、地学(地質学など。理系の選択科目で最も理系的でない分野)に絞って授業を受けてあとは自習しつつ神保町でレコードを探したり、ボーリングしたりで過ごしていたが屋上に行けば誰かしらに会えるので毎日顔は出していた。 何浪も重ねている長老たちは・・・いわば受験に落ち続けているわけで尊敬すべきかどうかは難しいがどうにも人生の経験がある面構えをしているので話は面白かった。今考えるとそれでも二十歳前後のはずなので大したことはない。でも、当時はこの予備校に3年とか在籍している事実に勝手にすごいな、と感じていた。何度も会って話してるうちに彼らも自然と先輩づらをするように・・・・・・・・・・

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