「尖った流れ星」

 中学の同級生たちと久しぶりに会って、飲食店は密だからと寒空の下公園で話した。学校帰りに近所の公園で、何てことのない話を延々と続けたあの頃に戻ったようで、かえって良かった。その日の夜空は透き通るように澄んでいて、ほとんど満月に近いまん丸の月が煌々と輝いていた。 昔は見栄を張って「寒くない」と制服から素足を覗かせていたが、大人になった私たちは隙間ひとつないほどしっかり着込んで、ダウンジャケットをきちんと羽織っていた。暮らす場所も就いた職もバラバラになって、端々に「大人になった」ことが感じられたが、笑い方や仕草のくせなんかは皆変わらなかった。 中学時代というのは多感な時期で、特に2年生のあたりは「中二病」とも称されるように刺々しい。私も人類全員が敵に思えるような時があったし、その頃は中学が大嫌いだった。しかしそんな話を今打ち明ければ、皆口を揃えて「意外」だと言う。反対に、皆の刺々しいエピソード・・・・・・・・・・

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